群馬県玉原高原・尼ヶ禿山
(あまがはげやま1466m)
前日に比べガスっていたが梅雨時に関わらず雨に降られず。
展望は良さそうな山だったので見られなかったのはちょっと残念だった。
 H17年7月3日(日)
  天気;曇り
  Member.2人(夫婦)

【コ ー ス】(〜は歩、休憩時間含む) 
玉原湿原センターハウス駐車場6:10〜朝日の森ロッジ手前登山口6:40〜ブナ平方面との分岐7:00〜分岐(鉄塔)7:05〜尼ヶ禿山山頂7:25-8:10〜トンネル(通行止め)8:42〜玉原湿原散策9:15-45〜ぶなのわきみず(給水)9:50〜玉原湿原センターハウス駐車場9:55

【尼ヶ禿山を望む:前日の玉原湿原より

 明るくなった4時半ごろ起床。外を見ると降ってはいないがガスって山は見えなかった。先にテントをたたんで朝食はどん兵衛にする(今回はお手軽だ!)。

 半袖でいたら知らぬ間に虫に数箇所刺された。なぜかいつも私だけ。急いでキンカンを塗るが時既に遅し。やたら痒い・・・。朝の方が手強かったとは・・・油断だった。これからは虫除けスプレーに蚊取り線香に、虫除けネットも持ってこよう。

 ガスっていたが雨は降っていなかったので、とりあえずセンターハウスに車を移動。迦葉山まで行くのは保留にして尼ヶ禿山には行くことにした。

 玉原湿原への入口を通過して、サイクリングロードを歩いていくと、今まで見えなかった玉原湖が見えてきた(ガスってますねぇ〜)。
朝日の森ロッジが見えてきたところで一本のヤマオダマキを見つけた。まるで待ってくれていたような・・
 曇りがちなのでロッジの手前の登山口から、最短距離で行くことに。「え〜っ?登山道があるの〜?あっ、あるね」とトシちゃん。

 ここの登山口はあまり使われていないのか、草で覆われていたが、そこを通過すると登山道はつながっていた。所々には赤テープもついていた。
 藪っぽい道を登っていくと玉原越え方面からのメーンストリートに出た。ようやく歩きやすくなった。
 そして鉄塔の所まで来るとそこが迦葉山方面と尼ヶ禿山との分岐だった。山頂まであと少し。

 しかし再び笹に覆われた藪漕ぎ状態で、露払いと蜘蛛の巣払いの夫はストック振り回しながらの進軍。足元はビッショリになってしまった。

 一番手と二番手はこうも違うものかと思うほど私は無傷!?ただ虫を恐れて長袖、足元もしっかりガードしていたため、暑かった。
 山頂は狭かった。案の定ガスで展望は得られず残念。おそらくは谷川方面も眺められたのではないだろうか?定かではないが、昨日登った鹿俣山や玉原湖の眺めは良いのだろう。

←「何々?トシちゃん、バンダナを外して何をアピールしているの?」
 同ルートを下山し、途中からロッジの方には行かず、玉原越え方面へと向かって、玉原湿原へと行くことにした。足元には相変わらずギンリョウソウがたくさん咲いている。

 歩きやすい登山道を行くと林道に出た。側に咲いていたのはタニウツギか?そして気になるトンネル。

 通行止めと書かれたトンネル、いったい誰のための?何のためのトンネルだろう?
トンネルに背を向けて林道をとことこと歩いていく。ここにもツルアジサイが結構咲いていた。こんなに咲いているのを見たのは初めてだ。林道から玉原湿原へと向かうと再び気持ちの良いブナ林が続く。
 そして玉原湿原へ。最後まで山頂は見えなかった。でも降られなかっただけ良しとしよう。

 この後ぶなのわきみずを補給して駐車場へ戻り、次なる山へ。「え〜っ!・・・・」というトシちゃんの声、そして絶句。そして続く・・