上州;浅間隠山
(あさまかくしやま1756.7m)

 新緑と好展望

 H13年5月20日(日)前夜発
  天気;晴れ 
  Member.4人(高山・村田・石原夫婦)

 【コ ー ス 】
(〜は歩、休憩時間含む)

二度上峠10:35〜林道登山口10:45〜休憩(昼食)10:55-11:20〜浅間隠山山頂12:30-13:55〜林道登山口14:35〜二度上峠14:45
(所要時間約4時間10分・・休憩含む)

【浅間隠山、鼻曲山より】右


 今回は二度上峠から鼻曲山と、浅間隠山の二つの山をピークハントしました。

 一度駐車場の車を見てしまうと、二回目の山行はちょっと辛いものがありました。


 鼻曲山からそのまま浅間隠山へ。お腹がすいたが、暑かったので駐車場を通過してそのまま浅間隠山へと向かった。歩いて10分ほどだったが、林道歩きは長く感じる。その間にも駐車スペースは2カ所有り、合わせてかなりの台数が置ける。既にもう、いっぱいだった。浅間隠山の登山口の周辺にも少し停められるが、路上駐車も多かった。

 少し歩いて涼しそうな所で食事にしようと登り始めた。はじめは細かい虫が多く、我慢して登っていく。やがて落葉松の新緑。青空に向かって伸びている樹林帯が素晴らしい。ここもタチツボスミレやミツバツチグリの黄色い花がいっぱい咲いており、目を楽しませてくれる。途中、早めに昼食をすませ、再び登り始める。時折吹いてくる薫風が爽やかで気持ちがよい。

 こちらのミツバツツジや山ツツジはまだ蕾が多かった。ようやく平坦な歩きになって、休むに丁度良い広場があった。ここで食事にすればヨカッタ・・・と今更言ってももう遅い。そのまま通過。ここは二手に分かれ、歩きやすいと書かれていたコースなのだが、そのとおり、気楽に歩ける散策コースだった。

 再び登りになり、ちょこっと鼻曲山の展望できる所へ着いたときは、風もすぅーと流れ、ほっと一息。あとは再び展望が無くなる。気温がかなり高くなっているようで、みんなの意気も上がらず、少し広いところで休憩。

 しかしその後の登りは更に辛く感じられた。鼻曲山の最後の急登の方がきつかったと思うのだが・・・。

左【浅間隠山山頂で】

 尾根について、直角に左へ行くとやっと山頂。遠望はやはり霞んでいたが、白根や谷川の雪を被った山並みも眺められた。かすかに尾瀬方面も見える。地図を車の中に置いてきてしまったため、山座同定は山頂の展望図で確認。浅間山の堂々とした山容は素晴らしかったが、麓の広々としたとっても美しいゴルフ場が気に入らなかった。そこそこの広さの山頂に灌木の木陰を見つけ、四人並んで谷川方面の展望を楽しんだ。皆一様に、さすがにホッとしたひととき。グレープフルーツを分け合って、元気を補給。更にそこで揃ってごろんと昼寝。いい気持ちだった。食事時間が入っていないにも関わらず、1時間半ものんびりしてしまった。

 下りはそれぞれのペースで下りた。途中、二手に分かれていたところは、歩かなかったコースを行った。ここでヒメイチゲがいくつか咲いていた。植林中の場所を通り抜け、ふたたび元の道に戻り、若い彼女はとんとんと軽やかに下っていく。私は落葉松の間を渡ってくる風を、時々立ち止まっては享受していた。夫達は疲れたらしくずっと後を歩いている。

 思ったより早くに登山口に着き、先に車を取りに行った。駐車場は満杯だったが、ちょうど大勢の人たちが下山してくるのが見えた。30数名の山岳会か、100名の自然観察会の人たちか?

 浅間隠山の登山口に向かうと夫達が丁度下山したところだった。

 温泉は、車で高崎方面15分くらい行ったところにある奥川浦温泉、四季の湯(人工温泉)、はまゆう山荘に寄った。大人一人500円。シャンプー等有り、ドライヤー有り、マッサージ器無料、宿泊設備有り。神奈川県横須賀市民休暇村なのだそうだ。小泉総理の出身地であり、私の出身地でもある・・・って、関係ないか!

 関越は事故渋滞。このごろ出かけるたびに事故現場に出会う。私たちも気をつけなければ。21時半頃帰宅。

 H16.10.6追加
登山者の急増で山頂の裸地化が進んでいるため、地区の山岳会の方が中心になって保護活動をしているそうです(浅間隠山の保護をご覧下さい)。登山者の皆さん、私達も協力いたしましょう。