新潟・粟ヶ岳 (クリック地図) (あわがたけ1292.7m) |
H19年6月23日(土) 天気;晴れ Member.2人 【コ ー ス】(〜は歩、休憩時間含む) 第一ダム駐車場(200m)7:35〜第2ダム中央登山口(200m)7:48〜岳山寺分岐No.3(480m)8:40-51〜大栃平(716m)〜砥沢のヒュッテ7合目(1049m)10:32-42〜権ノ神岳分岐(1240m)〜粟ヶ岳北峰(1240m)〜1264p〜粟ヶ岳山頂12:07-13:30〜砥沢のヒュッテ7合目(1049m)14:30〜大栃平(716m)〜岳山寺分岐No.3(480m)〜第2ダム中央登山口(200m)16:07〜第一ダム駐車場(200m)16:25・・・所要時間約8時間50分(休憩含む。写真を撮りながらののんびり歩きです) |
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今年は空梅雨なのかあまり雨が降りません。この週も金曜日は雨でしたが週末は晴れ予報です。ということで新潟粟ヶ岳と栃木県日光市の庚申山へお花巡りの山旅に出かけました。 |
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前夜出発し、加茂市側登山口(第一ダム駐車場)には午前3時前に到着。第2ダムまで様子を見に行き、駐車スペースと登山口を確認後、広くてトイレのある第一駐車場に戻りました。第2駐車場側にもトイレがありましたが、中は確認していません。 3時間ほどの仮眠で起床。支度している間に数台の車が奥の登山口に向かっていますので、車をここに置いたまま歩くことにします。 |
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白い建物は新潟県立自然公園の加茂管理棟。二週間ほど前に男性お一人遭難していることですし(未発見)、登山届けを提出し、出発します。 | |
林道を歩きます。第二貯水池の登山口までは約1キロ、15分ほどです。 | |
中央登山口。既に3台の車でこの駐車スペースはいっぱい。この先の空きスペースや路肩にも数台。 | |
中央登山口。入口には2週間前の遭難者のポスターが貼られていました。発見されないまま捜索は打ち切られているそうです。ご家族の気持ちを思うとやりきれない思いがしますが他人事ではないのですね。私たちも気をつけなければ・・・ | |
ガクアジサイがきれいに咲いています。 | |
貯水池に架かる橋を渡り登山口。数字の1は1合目? | |
距離にして4650m、3時間の行程となっています。山頂までの距離と時間が書かれていますが、2合目以降は左側に登山口までの下りの距離と時間も書かれています。 とても親切な標識ですが、私たちはとてもこの時間では行けませんでした(^^ゞ 寝不足ですし、お花見しながらのんびり登山です。 |
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8:00 涼しくて気持ちのよい木陰の登山道。下草はギンリョウソウや白い小さな花などがわずかに咲いているだけでした。 |
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展望のよい場所に出ました。青空がきれいです。 山頂への稜線を見上げますが粟ヶ岳山頂はもっと奥になるようです。 |
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標高も100m毎に取り付けられているので合わせます。 | |
最初の梯子が出てきました。問題なく登っていけます。 | |
三合目。中央ハイキングコース分岐。 しっかりしたベンチがありましたので休憩します。下山はハイキングコースから行こうと思っていましたら通行止めになっています。たまたま居合わせた4人組の男性に聞くと、新潟地震以来一部崩壊したままなのだそうです。帰りは同じルートを戻ることにしましょう。 |
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セミやホトトギス、ウグイスなど野鳥の鳴き声を聞きながら500m、600m、700mと登っていきますと大栃平(716m)。前方に粟ヶ岳方向が見えてきます。 | |
ぎりぎり待ってくれていたヤマボウシ。登山道沿いではこれだけでしたが山の斜面には所々に咲いているようでした。 | |
振り返ると平野が広がっています。海の方は鮮明に見えませんでした。 | |
800mを過ぎると三段梯子や鎖場が出てきました。梯子が助かる登りです。 | |
鎖も所々に。 | |
標高900m手前。目の前に、足を滑らせたらそのまま左へ落ちるように思える岩場があります。先ほどの4人が休んでいましたので、私たちも休憩。その間に皆さん先行。 | |
振り返ると貯水池が見えます。風の通り道で気持ちよい場所でした。 | |
一休みしたあと出発。岩には足がおけるよう階段状になっていました。念のために鎖にも掴まっていきます。 | |
要所、要所にはこうした展望場。でも尾根伝いですので全体的に眺めはよく、風が心地よく感じられました。 梅雨時にも関わらず天気は晴れ。気温は27〜28度ということでしたが、この日の高度計は最高36度にもなりました。 この辺りで終わりかけたヒメサユリが現れました。 |
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【↑ コメツツジ?】 |
【↑ コメツツジ?】 |
水場は70m下りますが未確認。 | |
水場を過ぎると砥沢のヒュッテ、7合目。その入口で可愛いヒメサユリのお出迎え。 | |
こじんまりとしたきれいな小屋です。トイレは無いので水場では無い方のヤブの中で・・・と書かれていました。 | |
小屋の脇にはオダマキ。ずいぶん華やかなオダマキです。 側のテーブルでは先ほどの四人組が早くも宴会。山頂はパスのようです。 |
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小屋から少し下り先ずは前方の北峰に向かいます。粟ヶ岳山頂までは55分だそうですが、これからがヒメサユリロード! | |
【↑ ヤマツツジ】 |
【↑ モウセンゴケ・・・びっくりでした】 |
お目当てのヒメサユリ♪ |
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【↑ こんな登山道もあります。落ちないでね!】 |
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登る途中すれ違った人に「ヒメサユリ」咲いてますか?」と尋ねると、答えは様々でした。「あまり咲いてない、ポツポツです・・・」と言う人、「小屋から先はすごいですよ〜」と目を輝かせている人・・・ 私たちはもう感激してしまいました。正直大朝日よりは少ないだろうと思っていたのですが、十分満足!はるばるやってきた甲斐がありました。 |
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【↑ サラサドウダン】 |
【↑ ウラジロヨウラク】 |
【↑ シロバナニガナ】 |
【↑ シロバナニガナ】 |
【↑ ハナニガナ】 |
イワカガミやツバメオモトなど雪解けと同時に咲くお花には出会えませんでしたがたくさんのお花に出会えました(^^♪ |
権ノ神岳コース分岐ですがヤブになってます。残雪期のコースでしょうか?ここを通過するとすぐ粟ヶ岳北峰。 |
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北峰まで来て、ようやく粟ヶ岳山頂標識が見えてきました。奥深い山です。 去年歩いた蒜場山に似ていると思いました。 |
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この辺りでは蕾もまだ見られます。 | |
少しだけ雪渓が残っています。 | |
【↑ タニウツギ?】 |
【↑ コバイケイソウ】 |
【↑コケイラン】 |
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第二ダムから3時間というコースをたっぷり4時間以上かけての山頂到着です。 バックの山は守門岳。 |
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↓4月に歩いた国上山、弥彦山、角田山がかすかに見えます。 |
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↓ 中央奥は御神楽岳、いつか登りたい山ですが大変そう・・・ |
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↓ 左:浅草岳、右:守門岳。その間に尾瀬方面。富士山はその奥だそうです。 |
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山頂ではたっぷり時間をかけて(約1時間j半)展望を楽しみました。地元の皆さんともお話できて楽しいひと時!神奈川からヒメサユリを見に来たと言ったら「この山に?」と皆さんに驚かれましたが・・・(^^ゞ 地元の方はこの山でトレーニングしている人もいるそうで1時間台で往復するという人もおられるとか!すごいですね〜(@.@; そういえばこの日も走って登っている人が私たちの脇を通り過ぎて行きましたっけ・・・。その後は遭遇しませんでしたから、北五百川(きたいもかわ)コースを下ったのかもしれません。こちらのコースもヒメサユリがたくさん咲いていたそうです。 |
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↓ 同ルートを下り、山頂を振り返ります。 |
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【↑ ツマトリソウ】 |
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【↑ マイヅルソウ】 |
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【↑ ナナカマド】 |
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↓ 砥沢のヒュッテが見えてきました。奥には国上、弥彦、角田の山並み |
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ヒメサユリとティカータスポーズ(^-^)v 誰もいないところで(^^ゞ |
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下ります。 | |
小屋の周りは混んでいましたのでそのままスルーします。 | |
「まだ登りがあったよ・・・」とトシちゃん。目の前は6合目のピーク。たいした登り返しではありません(^^ゞ | |
鎖に掴まって注意しながら岩場を下ります。 | |
再びヤマボウシ。別れを告げて。 | |
3合目。中央ハイキングコースには通行止めなので登ってきた道を下ります。 | |
貯水池に到着。 | |
沢水で顔を洗うトシちゃんでした。 | |
下りは2時間半でした。 | |
駐車場に到着。 入山届けを確認すると、私たちのを含め3枚しか出ていませんでした^_^; この後、輝ジィ〜ジさんが行かれるという七谷コミュニティセンターの100円風呂へ。温泉では無いということですが、山帰りの汗を流すには十分です。それにしても安い!その上パソコンがあり、インターネットも出来ました。ETC割引を使うため時間が無くて残念でしたが・・・ このあと庚申山へ向かいます♪ |
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