鳥取県・伯耆大山
(ほうきだいせん1729m)
百名山98座目になりました。
 H17年9月23日(金)
  天気;曇り
  Member.2人

【コ ー ス】(〜は歩、休憩時間含む) 
下山野営場8:25〜夏道登山口8:28〜五合目9:30-38〜六合目避難小屋9:55〜大山頂上小屋10:46〜大山山頂(弥山1709.4m)10:50-11:35〜六合目避難小屋12:15-20〜五合目12:34〜阿弥陀堂13:15〜(僧兵コースへ)〜大山寺13:35(お蕎麦を食べて下山野営場へ戻る)

所要時間約5時間半(登り2時間半、下り2時間+α)

鳥取砂丘へ16:25-17:15
【23日大山・24日扇ノ山氷ノ山・25日荒島岳

【大山山頂で】

 百名山は残り3座ということで、そろそろ気になってきていた。ラストはなぜかトシちゃんが白山と決めていた。花のきれいな山だから、来年の夏ゆっくり登ろうと。

 今回はとりあえず、伯耆大山と荒島岳を登ってしまおうということで、前日の18時に出発。800キロ弱の距離を二人で交代して運転・・(いやぁ〜先週の三連休にツーリングに行ったトシちゃんを置いて・・なんて反乱起こさなくてよかったわぁ!遠いの何のって、一人じゃとてもいけません。はい、当然はじめから分かっておりましたが、先週はあまりに天気が良かったものですから・・)

 ETCの深夜割引を利用するため24時過ぎ(2時半くらいだったろうか?)最寄の溝口ICを下り、大山の下山野営場へ。途中コンビニが無かった(気づかなかった?)ため食料を買えなかった。家から持ってきたもので間に合わせることにする。駐車場には3時に到着。9時間のロングドライブだった。

 テント設営して仮眠。6時起床にしたがさすがにつらい。先に起きてシュラフを片付けていると雨音が・・ナヌ!?起きないトシちゃんをそのままにして車のエンジンをかけ、天気予報を聞く。気になっていた台風17号はどうやら関東の方に向かい、上陸せずに北上していくらしい。まずは一安心。しかし思ったよりこちらの天気も良くないようだ。

 朝食のラーメンを食べ終えた頃には雨がやみ、テント撤収。出発することにする。次々と車でやってきては合羽を着て登っていったが、グズグズしていた私たちは幸い合羽を着なくて済んだ。

【登山口で小学生がいっぱい】 【こんな階段が】続く


 登山口では小学生の団体と一緒になった。間をあけて、あとからゆっくり登っていくことにする。

 登山道は広いがずっと階段で続いている。一合目、二合目・・・という表示あり、別に900m、1000m・・・という表示まである。最初は時間をメモるつもりで写していたが、間隔が狭いので途中でやめた。

 小学生たちのリーダーはこまめに休憩をとり、無理なく歩かせているようだった。のんびり歩いていたが途中で抜き先行。五合目で休憩。晴れていればここからも展望がよいのだろうか?

【六合目避難小屋】 【木道の先はガスの中・・】


 六合目には避難小屋があり、その前にはベンチがあった。積雪のせいか斜めになっている。そのまま通過して七合目へ。途中で下山してくる人に、八合目まで行けばあとは楽だと教えられるが、その七合目から八合目が長く感じられた。ようやく八合目に着くとなるほど、そこからは緩やかになった。

 天気がよければ展望が良いのだろうに、前方すらガスで見えない。木道の脇にはダイセンキャラボクが茂っていたはずなのに目を凝らして見つめるのは大山の山頂方向ばかり。木道脇に咲き残りのハクサンフウロを見つけると、間もなく前方にやっと頂上小屋が見えてきた。この時点でも濃いガスで山頂が見えない。

【微かに見えた剣ヶ峰:弥山より】 山頂から:小屋も一瞬だけ、すぐガスに包まれた
 しかし山頂はそこからすぐだった。植生保護のためかひな壇のようになっている山頂は今までに無い風景だ。ガスが一瞬流れ、剣が峰の方向がわずかに見えた。そちらへは通行禁止になっているが、最近でもそこを通って滑落した人がいたとニュースで見たっけ。現地の新聞でも批評されていたそうだ。

 小屋も一時的にすっきりと現れたが周囲の山岳展望は残念ながら駄目だった。翌日行く予定の、近くの蒜山(これは扇ノ山、氷ノ山に予定変更)さえもまったく見えない。

【山頂:下山する頃にはこの賑わい】
 眺望は諦めて同ルートを下山。六合目の小屋のところで休憩し、小屋の中をのぞいて見た。小さい小屋で中は狭かった。

 このあと一気に下り、阿弥陀堂や大山寺の方を回って見学。お蕎麦を食べてからキャンプ場へと戻った。

 歩き慣らされ、整備された登山道で展望もなく、残念ながらこれといったインパクトのないハイキングだった。

 トシちゃんが鳥取砂丘を見にいこうか?という。また蒜山にもどるのは大変だと思ったが、「すぐだよ」なんて言うのもだからその気になってGO!ところがこれがまた遠かった!砂丘は20年位前の旅行で見損ねているので、まぁいっか!とそのまま進行。


 ナビに任せながら地図で位置関係を確認。そこで氷ノ山に目がいった。やはり行きたかった山だ。蒜山に戻るより近い、こっちにしようと即断。

鳥取砂丘へ
【途中で見た風力発電】 【砂丘でスナボー?(^o^)】

 砂丘を見学したあと地図を購入し、食事しながらにわか仕込みでコースを決定(あまりいい事ではありませんが、やむを得ず、たまにこういうことがあります)。最終日は荒島岳に決めていたのでその通り道から行きやすいコースを選んだ。時間的に短かったので近くの扇ノ山にしようか、それとも氷ノ山のコースを変えて天橋立も見学しようかと迷ったが、結局時間的に楽な扇ノ山と氷ノ山2座を選んだ。

【20年位前に大山で】
 最後に、ガスっていたので、20年近く前に写した大山です。若いっすね〜・・・(トシちゃん撮影)