今回のトラック(赤線)
(青線は入れていったルート)
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仕事が終えて出発したのは11時半くらい。トシちゃん少々お疲れ気味ですが今日も頑張って運転をお願いします(^^ゞ
中央道、南アルプスICから一般道へ。何度か来ている道ですが、今回は遠回りだけど道が良いというガイドブックにしたがって車を走らせました。ところが道を間違えたのか、緊張する道だったり分岐で迷ったりと手間取ること・・・。初めからいつもの道を行けば良かったと後悔してももう遅い^_^;
その上林道を進めば工事中のところもあり、迂回路にしたがって行きます。櫛形山登山口へと向かう池ノ茶屋林道への分岐も工事中。櫛形山へ行くにはここに車を置いていくようになりますが、臨時に用意された駐車スペースは狭いです。トイレもなかったと思いますが、工事の人用にあるのかどうか、そこまでは確認していません。
トイレのある櫛形山駐車場で仮眠という計算は誤算となり、そのまま丸山林道を源氏山登山口へ。
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ところが直前でゲートが閉鎖。一瞬言葉が出ませんでした^_^;
トシちゃん事前に電話で確認し、「4月には開くと言っていたんだけどな・・・」と納得できない様子。仕方ないですから引き返します。でも途中、地図で確認し、たいした距離ではないからと歩くことに。再度ゲートの方に引き返します。 |
そこは丸山のハイキングコースがあり、数台は停められる場所でした。既に明け方4時近く、空は白々と明けてきていました。
でもそこで3時間ほど仮眠することにします。 |
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結局起きたのは8時。4時間ほど眠ることができました。
その頃には工事の車、登山者の車が次々にやってきます。ここに来る人はいないだろうと思っていましたからびっくり。
したくと朝食など済ませている間に登山者はいなくなり、工事の人たちも現場へ。 |
私たちも9時半近くになってやっと出発します。
きれいに舗装されている丸山林道。 |
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オォ〜、富士山が見える!!とトシちゃんの声。
ホントだ〜と歓喜。
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富士山の写真など撮りながらのんびり歩いて7分、源氏山登山口。ここもゲートが閉まっていますので脇から入っていきます。ここからは足馴(あしならし)峠線という林道。 |
しばらくその林道を行くのかと思っていたら、すぐ左に源氏山への標識。山を見に来たという地元の散歩風の男性二人と挨拶をしていたら、うっかり通過するところでした。 |
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足元にはタチツボスミレ。この先もけっこう見られました。 |
登山道とは言うものの、右には足馴峠線の林道がずっと並行。 |
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背後に丸山と丸山林道。 |
林道と並行する登山道は何度も経験していますがこういう場合無理に上を歩かなくても・・という気になります^_^; |
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でも高いところから見える風景というものもあります。かすかに見える櫛形山。 |
【】
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【ヤブレガサ】
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【マイヅルソウ】
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【ツバメオモト】
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【】
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【ネコノメソウ】
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【クルマバソウ?】
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【シロバナエンレイソウ】
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山野草は蕾のものが多かった! ツバメオモトが一つくらいは咲いていないかなと楽しみにしていたのですが残念でした。やはり5月末ごろが良いようです。 |
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木の間から見えるのは南アルプス。こちらも残念ながら朝のうちは雲で覆われてました。 |
最初のピークは巻いていきますがこれが歩きにくくて足元ばかり見て進みます。視界にお花を見つけては立ち止まり、立ち止まっては周囲を見回し・・・でした^_^; |
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展望が良かったら立ち止まって見ないと足元が危険です。 |
土砂が崩れてこないかと見上げて確認してから通ります。
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眼下に駐車できそうなスペースを発見。ゲートが開いていたら、この辺りまで車で来れたのでしょう。
林道は更に先へと延びています。 |
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登山道から林道へ続く踏み跡もあります。下山はこちらから行くことにしましょうか^_^; |
源氏山・・・ここで改行ですよね。
源氏山登(る)やまみち?なんて(^^ゞ
せっかく付けてくれた標識に文句言ったらいけないですね、スミマセン、ありがとうございます^_^;
そしてこの辺りから少しずつ歩きやすくなってきました。 |
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シロバナエンレイソウも蕾が多かったのですが咲いているものもあり、シロバナと分かりました。 |
はっぱがまだ寝てる感じですネ^_^; |
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大峠山分岐。ここから左に大峠山ですが先に源氏山へ。ここで源氏山から早くも戻ってきたお二人の男性が大峠山へ。 |
途中で5、6人の男性たちとすれ違い、左に大峠山を見ながら行くと・・・ |
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前方に源氏山が見えてきました。 |
源氏山の左奥に富士山\(^o^)/ |
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壊れた小屋跡の前を通りますが周囲にはお釜や鍋、テレビのブラウン管、ビールケースなどが散乱してました。いつ頃まで使われていたものか、かつてはどう利用されていたのでしょう?
このすぐ下には水場があり、沢音が聞こえていました。 |
沢への分岐を通過して進みます。 |
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ワイヤーが巻きつけられた古木。周囲にはドラム缶や一升瓶なども散乱。 |
その傍らにムシカリ(オオカメノキ)の花。 |
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大峠山とムシカリ
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最後の急登 |
イワカガミも蕾。ここのは白いイワカガミだそうです。 |
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あと一息。 |
山頂に到着。 |
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だれもいない静かな山頂でした。気温は11度。
展望はよくありませんが、ここでゆっくりランチタイム。簡単にパンでした。座ってじっとしていると少し肌寒く感じられました。ホットコーヒーでホッとします(^^ゞ
甲斐源氏の祖、新羅三郎義光がここに城を築いたことから源氏山というそうですが、その遺跡などはありません。 |
強歩大会之地と書かれた小さな石塔。昭和26年となっています。私が生まれた年にここでそんな大会があったのですか・・・と感動。 |
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戦後間もなくで生活も大変だったでしょうに、早くも頑張る気運が起きていたのですね。でもいったいどんな大会だったのでしょう。
←同い年(^^ゞ |
【ツバメオモト】
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【ヤマエンゴサク】
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山頂では1時間ほどのんびりしました。お花を楽しみながら同ルートを戻ります。 |
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もちろん途中で大峠山へ寄り道。ここからピストンしてきます。 |
途中、さっきまでいた源氏山と富士山。 |
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富士山(ズーム)
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5月とはいえ2000m近い山ですからカラマツ林はやっと新芽が出始めたばかり。陽射しがやわらかく射しこんでいます。 |
トシちゃんが何やら声を上げて指を指しています。 |
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落葉松の枝越しに白峰三山でした。
農鳥岳、間ノ岳、北岳
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櫛形山の右奥には八ヶ岳も。
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遠いように見えた大峠山山頂。写真を撮りながらのんびり登ってきましたが30分かかっていません。早い人なら分岐から20分〜15分くらいで来てしまうのかもしれません。ここには強歩大会之地と新しい石(写真左端)がありました。 |
一等三角点。
ここも展望は樹林に遮られています。
荒れた感じでしたが上には青空が広がって気持ちのいい山頂でした。一休みしてから下山しました。 |
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コミヤマカタバミ。たくさん咲いていました。白いものが多かったのですが、これはすこしピンクの筋が入っています。 |
朝は雲がかかっていた南アルプスですが、すっかり雲が取れてコチラも一望。荒川岳方面のようです。その左は聖岳か?
こんなにも間近に南アルプス南端を望めるなんて!と嬉しくなりました。 |
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左側にちょこんと覗いている白いピークは塩見岳でしょうか
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農鳥岳、間ノ岳。
低い位置まで下ったので北岳は丸山に隠れてしまいました。
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登りでチェックした場所から林道へと下ります。
タラの芽かな?と見れば、食べごろの芽は既に摘まれた後でした(笑) コゴミもコシアブラらしき木も、良く見れば既に採られた後・・^_^; 怖くて山菜にはなかなか手を出せない私ですが、採られた後を見るとやはり残念と思ってしまいます(笑) |
ヒメイチゲのように見えますが? |
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往きはあの稜線ではなく、そのやや下、ガレた場所のすぐ上を歩いていたのでした。もちろん網やコンクリートを吹き付けて抑えていますが、林道を造ったことで山肌が崩れやすくなっています。 |
林道からも眺められます・・・荒川三山方面。
山に登らずともずら〜と一望でしたから登ることなかったですか?^_^; そういえば朝登ろうとした時林道で出会った男性お二人は地元の方だそうですが「登らずに山を見に来ただけ」ということでした。 |
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ズームです。
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足馴線のゲートに戻ってきました。この右手から朝登ったのでした。
ゲートを出てあとは丸山林道を駐車場へと戻るだけでしたが、途中でトシちゃんが下にある池の方を見ながら白いものを見つけました。 |
何だろうと、壊れかかった散策路の階段を下りていくと何とニリンソウが群生していました。 |
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久々に見るニリンソウの群落でした。 |
ワチガイソウ |
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キジムシロかミツバツチグリ? |
駐車場へ。
工事のダンプが行ったり来たりしていましたが登山者の車は既に私達だけ。 |
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ニリンソウが咲いていた池の方を見ると桜が少し咲き残っていました。 |
車で走っていく途中、林道からの白峰三山。
その右の方は鳳凰三山?
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ダンプカーが後ろから来るので急いで池ノ茶屋林道を迂回路へと向かいます。櫛形山分岐は工事中なので車はこの先は入れません。
ここを右折して迂回路へ。・・・と、ここで別のダンプカーが登ってきたので慌ててバックします^_^; |
ダンプカーに挟まれて慌てましたが、後は順調に富士山など眺めながら林道を下っていきました。 |
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と、ところが何かが車に当たりガガガァーと大きな音。窓から覗くと後ろで大きめの石が勢いよくコロコロ転がっていました。
そして変な音がかすかに聞こえてきます。枝でも絡まったのだろう・・・と一先ず林道脇に停車。降りてみるとアリャ、パンクです(;´Д`)'`ァ'`ァ
みるみるシュゥ〜〜〜とぺしゃんこになってしまいました(汗;
すぐ停まって良かった!林道脇にすぐ空いているスペースがあって良かった!危機一髪でした。
これほど急激に空気が無くなるのは珍しいです。
タイヤ交換している間に作業を終えたダンプカーや仕事していた人たちの車などが次々と脇を通り過ぎていきました。ハァ・・・通れる場所があって良かった^_^;
そしてまだ明るい時間でよかった!と、もろもろ良かったと胸をなでおろしたのでした。 |
くれぐれも落石に注意しましょう・・・って避けられないことありますよね^_^;
翌日はもう一座ちょこっと歩く予定でしたがスペアタイヤがなくなってしまいましたから、すぐに帰って早めにタイヤを直してもらうことにしました。
でも・・
傷痕深く、
内側もこんなで・・・
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結局丸ごと1本買い替えることになりました。1本といえどもまたまた出費痛いです(~_~;)
でも怪我もせず、車も無事でしたから、これで済んで良かったです(^^ゞ |
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