霧ヶ峰へ 二週間前に行った時ニッコウキスゲはまだ咲き初めでした。先週は一斉に咲き始めたということでしたが、車山は今まだ見頃というので白馬に行く前に寄ってみることにしました。 夕陽を眺めたいと思いましたが時間的に間に合わず、到着は夜。前回と同じ駐車場で朝を迎えると辺りはガスガス・・・車山の方は全く見えませんでした(-_-;) |
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車山にいくことは諦め車山肩へ。 やや見頃は過ぎていましたが楽しめました。 |
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こうしてきれいに咲いているのは鹿よけ柵の中だけでした。 やはりその周囲は殆ど鹿に食べられてます。 こうして眺められただけでも良しとしましょう。 このあと白馬乗鞍岳へと向かいます。 |
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白馬乗鞍岳へ 昨年の三連休に登った白馬岳に行きたかったのですが、今年は三連休出かけられませんでしたし、テントを担ぎあげる元気がありませんで、せめて眺望をと白馬乗鞍岳へ。 |
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トラック(赤線) |
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ところがこちらも山頂方向はガスがかかって見えません。 | |
それでもゴンドラとロープウェイを乗り継いで | |
自然園へ。一人往復3000円は痛いですが、楽ちん、楽ちん(^^♪ | |
クルマユリ |
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自然園の脇から登山道へ。 | |
【ベニバナイチゴ】 |
【ミゾホオズキ】 |
【ゴゼンタチバナ】 |
【ツマトリソウ】 |
【イワカガミ】 |
【マイヅルソウ】 |
【アカモノ】 |
【イワイチョウ】 |
昨年テント泊のザックを背負って歩いた苦しさを思い出しながら登っていきました。 | |
ツボスミレ(ニョイスミレ) | |
今回は花々にカメラを向ける余裕もあります。 | |
登るほどガスに包まれてきました。 | |
ひんやりと冷気を感じられるようになると最初の雪渓が現れました。 大人数のグループとすれ違い、待機するついでに最初の小休止。 |
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一登りすると天狗原。 休憩したばかりだったのでそのまま通過します。 |
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【タテヤマリンドウ】 |
【シナノオトギリ】 |
【チングルマ】 |
【チングルマ】 |
【アヤメ】 |
【アヤメとワタスゲ】 |
しばし木道が続く天狗原 | |
背後に見られるはずの祠がガスでよくわかりません。 | |
間もなく登りになるとテント泊装備のパーティに追いつきました。東京の高校生と先生でした。重いザックで大変そうですが何しろ体力があります。周囲の人の迷惑にならないようにと先生方の細かい注意が飛び、生徒さんは素直に従っていました。殆どが一年生ということでした。そういえばウチの初孫も高校一年、同じ年です。時々一緒に登ったことのある孫はサッカー部で、我等と一緒に歩いてくれる時間は無さそうです^_^; | |
下ってくる人も多く思うように上に進めません。 | |
登りはヨイヨイ、下りはコワイといった感じです。 | |
見上げればガスで真っ白。ここをひと登りすれば白馬乗鞍岳山頂ですが、登る気が萎えてきました。登っても展望は得られそうになく、トシちゃんはアイゼンを持ってきていなかったので下りがちょっと心配です。 そんな時に前を歩いていたトシちゃんに挨拶している女性が目に入りました。もしや「さるやさん?」あやうく大きな声を出しそうになりました(笑; つぶやくような小さい声で呼びかけましたが、こんな時ニックネームによっては困ってしまいます^_^; |
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やはりさるやさんと主水さんで栂池へ下山しているところでした。我らの姿を見ても声をかけてくださることはないかもしれない思っていましたが、声をかけてくださってありがとうございました。 しかもしばし一緒に平たい岩の上で休憩がてら雑談もできました。嬉しかったですよ〜。我らの願いが届き感謝、感謝です(^^♪ |
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こんなガスの中だったので、我らの迷いはここで払拭。さるやさんたちを猿倉まで送ることを申し出て、我らも心残りなく下山することにします。 | |
トシちゃんは三日なければ嫌だと腰が引き気味の白馬岳ですが、土日で登っている人の多いこと。これほどの渋滞とは思いませんでした。 土日の二日目ですからすれ違いを頭に入れ、ゴンドラの稼働時間に合わせてもっと早朝から登るべきでした(^^ゞ |
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こんなお花のきれいな時期に白馬乗鞍岳だけ日帰りピストンというのももったいなかったですが、ここまで来ようという気概がまだ持てただけでも良かったかな(笑) | |
【ショウジョウバカマ】 |
【ミズバショウ】 |
【ヒョウタンボク(キンギンボク)】 |
【ワタスゲ】 |
天狗原に到着。バックの山並みはやはりガスガスのまま。下りてきて正解でした。 | |
さるやさんたちも祠は眺めるだけ。大休憩せず、おしゃべりしながらのんびりと下っていきました。 | |
ゴゼンタチバナ | |
下りの木道は滑りやすくて気を遣いました。トシちゃんはツルリ(って頭じゃありません^_^;)滑って、ちょっと親指を突き指してしまったようです。 | |
栂池まで下ればこんな御褒美!さるやさんと私は野いちごソフトでした(^^♪さっぱりと美味しかったですよ。たしか前回も食べたなぁ・・・(^^ゞ | |
ハクサンチドリ |
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ロープウェイを下りた所で山頂方面がちょこっと見えました。 一瞬明るくなった空でしたがこうして見えたのはこの時だけ。 |
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【トリアシショウマorヤマブキショウマ?葉が未確認^_^;】 |
【ウツボグサ】 |
栂池の駐車場に着いた頃は雨がポツリポツリ降ってきました。早々に下山して良かったです。 我が家の車内は荷物でゴチャゴチャでしたが何とか後ろへ押しやってお二人に乗っていただき一緒に猿倉へと向かったのでした^_^; 猿倉から見えるはずの白馬岳もこの日は当然見えず、猿倉から移動する頃は本格的な雨となりました。白馬八方温泉でお別れし、このあと道の駅白馬へ。我等は見られなかった白馬岳を見てから帰ることにします。 |
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翌日の朝。 猿倉駐車場から白馬岳 |
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猿倉荘 ここに来たのはもう十六年も前のことになります。悪天候のため登るはずだった大雪渓が通行止めで予定を変更し、栂池から登ってこの大雪渓から下ったことがありました。 大雪渓の毎年のように起きる遭難事故で私自身あまり気が進まず、あえてこのルートをとる計画を立てたことはありません。 |
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ノハナショウブ? | |
シモツケソウ | |
オタカラコウ | |
というわけで、ここまで来ることはありませんでした。久しぶりに大雪渓の見えるところまで行きます。 猿倉から白馬尻の小屋あたりまで向かいますが白馬岳はやはり雲の中。でも大雪渓下部が見えてくると懐かしくなりました。 |
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ミゾホオズキ | |
7月の初めのころはまだ結構雪が残っていましたが7月も下旬になると随分と様子が変わって見えます。 | |
白馬尻の小屋の側にはキヌガサソウとサンカヨウが群生 | |
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懐かしい大雪渓 まだ雪山が不慣れな頃で、滑りながら下りたっけ^_^; 今回よりもっと天気は悪くガスった中でした。 一緒に歩いた仲間が落石に注意するようにと 声をかけながら。交代で後ろを注意しながら・・・ その時にここは嫌だなと思い それからも遭難事故の多さに 私がここへ足を運ぶことはありませんでした。 見ていると行ってみたくなりますが・・・^_^; |
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トシちゃんはここの大雪渓を歩いたことはありません。 ここまで来たのも初めてです。 眺めて満足しましたか?なんて(^^ゞ |
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名残惜しく何度も振り返りながら下山します。 ここまででもまたいつか来てみようか・・・、 今度はきれいな山頂を見に。 |
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【エゾノレイジンソウ】 |
【ヤマホタルブクロ】 |
【クガイソウ】 |
【ヤマホトトギス】 |
猿倉駐車場に戻ってきましたがやはり山頂は隠れたまま。また来てねと言っているのかな・・・。 | |
名物の蕎麦。美味しかったですよ♪ 安曇野といえば今NHKで放映中の朝の連ドラ“おひさま”の舞台となっている所です。珍しく私も観ています(^^ゞ |
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帰る道にはわさび街道の石碑が。そういえばわさびも名物でした。わさび畑見学をお友達のNさんから写真で見せていただいたことがあります。療養中のNさんお元気かなぁ・・・またそのうちに会いに行きますね(^^ゞ 私も白馬が大好きです。この街道も思い出が少しずつ重なってきました。年を重ねてるということなんですね・・^_^; |
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北ア;白馬乗鞍岳 (はくばのりくらだけ m) (クリック地図 ) |
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前日の景信山の後、霧ヶ峰に寄ってから白馬方面へ。霧ヶ峰のニッコウキスゲはやや見頃を過ぎていましたが間に合いました。でもガスガスでしたので車山へは登らず、この後展望目的で白馬乗鞍岳へ。こちらでは嬉しい出会いがありました。山はガスのため展望叶わず途中で引き返しました(^^ゞ | ||
H23年7月24日(日) 天気;晴。曇り Member.2人(トシちゃん&sanae) 【コ ー ス】(〜は歩、休憩時間含む。) 霧ヶ峰 栂池P9:00=(ゴンドラ&ロープウェイ)=山頂駅〜登山口9:42〜最初の雪渓10:45-52〜天狗原10:57〜山頂直下の雪渓11:45?-12:30〜山頂駅=(ゴンドラ&ロープウェイ)=栂池P16:00 (所要時間約7時間・・休憩、乗り物含む) |
↑ ロープウェイを下りたら束の間山頂方向が見えた! |
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