東北(岩手、秋田県境)・八幡平
茶臼岳(ちゃうすだけ1578.3m)〜八幡平(はちまんたい1613.3m)〜畚岳(もっこだけ1577.8m)
スノーハイクを楽しむ♪
 H18年05月03日(水)
  天気;晴れ
  Member.2人(夫婦)&ぼんいぢ夫妻

【コ ー ス】(〜は歩、休憩時間含む) 
茶臼岳登山口9:20〜茶臼山頂10:03-13〜茶臼山荘10:20-30〜(黒谷地湿原へ少し下ってしまいタイムロス)〜源太森登り途中小休止〜源太森11:55-12:05〜陵雲荘12:25(避難小屋、中で2-3分)〜山頂分岐(展望台)12:35〜八幡平山頂12:42-52〜八幡平バス停(見返り峠)食事=(車で移動)=畚岳(もっこだけ)登山口14:05〜畚岳14:30-50〜登山口15:10(雪壁見物)

【今回のみちのくの山旅】
5/3:八幡平  5/4:姫神山鞍掛山
5/5:岩手山  5/6:森吉山

【八幡平、畚岳へ】

 今回はトシちゃんの行っていない百名山踏破に向けて東北へ。ところが例年にない大雪で早池峰山は事前に確認の上、早々に断念。せっかくの長期休暇なのでそこで挫折することなく予定は決行!地図や地形図、ガイドブックなども車に詰め込んで前日仕事の区切りがついたところで早めに出発した。お陰で大きな渋滞に遭う事も無く順調にみちのくへ。

 ETCの深夜割引を使うため手前の岩手山SAで時間調整の仮眠。ICを出て八幡平アスピーテラインへ向かったは良いが、途中にコンビニがないままゲートに着いてしまった。車は私たちの一台だけ。戻るのも面倒なので、翌日は手持ちのレーションで済ますことにして、星空の下、再度の仮眠。

 ゲートの開くのは朝8:30。5:00頃、アスピーテラインをチェックしに行く車のゲートを開ける音で目が覚めた。車はすぐに戻り崩れたところを治しに行くという。オイオイ、大丈夫か・・・・


【バックは岩手山】
 後には車が数台並び、車中で待っていると、トシちゃんがバックミラーを見ながら「あれ?ぼんいぢさんじゃないか?」と言う。

 外に出るとビンゴ!ぼんいぢさんご夫妻だった。来る前にトシちゃんが岩手のぼんいぢさんのブログにコメントを入れていたのだ。たまたまぼんいぢさんもこの連休八幡平を予定していたということで、なんとブログ仲間最初のご対面!

 華奢な奥様と体格の良いぼんいぢさん。「カッコいい人だなぁ〜」とトシちゃん。トシちゃんが女だったら惚れてるねぇ〜!片思いだろうけど!(笑)

【アスピーテラインの雪壁、まだ序の口】
 ゲートが開きバイクの後を走り出す。

 間もなく見えてくる雪壁にオォ〜と思わず興奮。しかしこんなものではなかった。

【茶臼岳駐車場】
 茶臼岳登山口の駐車スペースは狭い。4,5台分くらいだろうか。

【目の前の登山口へ】
 茶臼岳は登らないと言うぼんいぢさんたちと一先ず別れ、私たちは仕度して歩き出す。

 トシちゃん今回初めてのスパイクつき長靴だ。

 目の前の小山を乗り越えると前方に茶臼岳が見えてくる。

 後ろを振り返れば岩手山。その左には早池峰山も見えている。眼下には通ってきたアスピーテラインも見える。

【写真を撮りながら】

【茶臼岳山頂へ】

 山頂に到着。360度の展望。青空の下見晴らしがよく気分爽快!

 少し下ると茶臼山荘があり、中はとってもきれいだった。ここからの眺めもよく、目の前に岩手山、早池峰山が一望。

 山荘前からの眺め。右側がすぐ目の前にある茶臼岳山頂。左に目をやれば岩手山。

 これから行く八幡平がなだらかな山容を見せている。左端に見えるのが畚岳(もっこだけ)。ここは行く予定ではなかったのだが・・

 この後少し方向を間違えてアスピーテラインの方に向かってしまった。軌道修正して再び源太森方向へ。

 振り返ると茶臼岳が小さく見える。側には広い登山道が続いているが、雪原が広い。ガスっている時は要注意。

 スキーをしている人も何人かいた。この後源太森でテレビ岩手(日本テレビ系)がスキーツアーの取材をしていたが、翌日のニュースで放送されたそうだ。

 その源太森へ向かう私たち・・・ん?このショットは?

 そう、少し上でぼんいぢさんが待っていて、写してくれていたのだった。ぼんいぢさん達のお陰で私たちの貴重な?動きのあるツーショット画像が加わる!

 その頃もう少し上でぼんいぢ奥さんが私たちのためにナント!温かい松茸茶とチョコレートを用意してくれていた。

 美味しかったですよ〜♪

 どうもお待たせしました〜

 一緒に源太森へ。

 緩やかな登りなのに夜中の走行、車中の仮眠で疲れている私たち!こんな登りさえツラカッタ・・・

 源太森山頂。着けばここも岩手山が見え、ぐるり展望の山。笑顔も元気も甦る。

 ここでテレビ岩手(日本テレビ系)のニュースで流れるスキーツアーの取材をしていたのだが、翌日の放送では残念ながら私たちの姿はおろか、声も入っていなかった・・・当然か(^o^;

 この映像をぼんいぢさんからメールで送ってもらい、そんなこともできるの?とただただびっくり!山で人についていくのは大変だけど、時代についていくのはもっと大変デス!(^-^;

 源太森から前方の八幡平山頂へ。といっても山頂はどこ?

 前方に見える避難小屋、陵雲荘の上辺りが山頂とぼんいぢさんに教えてもらい・・・

【バックの源太森をあとにして。】
 またまたひたすらこの大雪原を歩いていく。左に岩手山を眺めながら前方の八幡平に向かって。快晴の中、とっても気持ちよい。

 左写真:デジカメのバッテリー交換で遅れた私。
 陵雲荘(避難小屋)の中もとてもきれいだった。今の時期ここで一夜過ごして周囲を散策するのも良さそうだ。

 バックは源太森と手前に陵雲荘。そして側の八幡沼(表面が雪で覆われている)を後にして歩き出す。

【山頂分岐の展望台】

【展望台から眺める岩手山】

 展望台から山頂までは数分。

 そして八幡平山頂。積雪はまだ3mくらいありそうだ。

 ここからふけの湯温泉や後生掛温泉に向かいたいところだが、今回はパス。このままアスピーテラインに下山。八幡平頂上バス停までは30分とかからない。つまり登りもすぐ登れてしまう百名山。何を隠そう、私が最初に来たのも、幼かった娘とバス停からハイヒールだった(^-^; もう15,6年前になる。

 山頂レストハウスでお昼を食べましょ♪と下っていく先に見えるのは畚岳(もっこだけ)。ここも眺望が良いとぼんいぢさんご推薦。

 食事してからぼんいぢさんの車で移動して畚岳登山口へ。

 遠くからもよく目立った山頂に向かって歩き出す。

 バックは朝登った茶臼岳。

【山頂に向かう】

【登る】

【なおも登る・・・気分はアルピニスト?!】

【余裕で先頭を行く、頼もしいぼんいぢ奥さん。速い!】


 山頂到着!やっと着いた〜、あぁ疲れた!

 山頂に立つと、おぉ〜、これまた素晴らしい360度の展望!

【畚岳山頂より:茶臼岳】

【畚岳山頂より:八幡平】

【畚岳山頂より:森吉山】

【畚岳山頂より:秋田駒ケ岳、乳頭山方面】

【畚岳山頂より:岩手山】

【岩手山を見ながら下る。正面の早池峰山は霞んでしまった】

 合羽だとこういうことが出来て楽しい♪

 同ルートを下り、周囲の雪の回廊を見物。いやぁ〜、アスピーテラインの雪壁は凄かった。この高さ10mくらいあるだろうか?迫力満点!車で通り抜ける間どうか崩れないで・・・と思わずつぶやく(^-^;

 茶臼岳登山口駐車場まで送って貰い、我が家の車へ。この後、ぼんいぢさんが帰る道すがら、石割桜のところまで案内していただいた。(ぼんいぢさん、無理をお願いしてすみませんでした(^-^;;)

 これが石割桜。まさに満開。なぜにこのような窮屈なお姿に産まれ合わせたものか!

 この根性見習うべしと感動していると、ぼんいぢさん達は見慣れているからと、いたってクール。

 ぼんいぢ様、ぼんいぢ奥様、一日お付き合い戴きありがとうございました。と〜っても楽しかったです。お若いのに、細やかなお気遣いをされる誠実なお二人でした。感謝感謝です。

 この石割桜のように逞しく、これからも仲良くお過ごしくださいね(^_-)☆・・・・・→そして明日へ続く

ぼんいぢさん「山歩き、大好き」の山行記録はコチラ → 【八幡平】残雪とオフ山行、初体験。