今回のトラック(赤線)
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雨を予想してこの日は大内宿に行こうと思っていました。もし泊まれるならと前日電話しましたがどこもいっぱいでダメでした。
ということで道の駅。下郷道の駅でもよかったのですが、何となく名前の響きで羽鳥湖へ。 |
広々と気持ちの良い道の駅でした。夜バーベキューをしていた人たちの姿は既になく、今度は私たちがここで朝食です。簡単なカップ麺とインスタントのホットコーヒーですが(^^ゞ |
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大内宿に行く前に移動して羽鳥湖の吊橋あたりをちょっと散策。 |
まだ朝早いので静かです。 |
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周囲にはサイクリングロードがありますが、吊橋ではもちろん自転車から降ります。 |
吊橋の下の川。水がきれい。 |
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周辺の稜線は散策できるのかな?あとからパンプレットを見ますがそれらしきコースはないようでした。 |
オカトラノオ
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ヨツバヒヨドリ
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展望台 |
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展望台から垣間見る羽鳥湖。左のほうにはオートキャンプ場もあるようです。行きませんでしたが静かで良い所だなと思いました。 |
ナツツバキ。今が丁度見頃で多く見られました。
この後道の駅に戻ると観光協会も開いていました。パンフレットで辺りの見所を捜していると、二岐山に目がとまりました。
近くの渓谷を散策してもいいね・・・なんて言いながら出かけて見ますが・・・ |
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結局登ります(^^ゞ
御鍋神社登山口。駐車スペースは3〜4台ですが、少し戻ると御鍋神社の入口にも4〜5台、さらに戻ったところにはかなり広い駐車スペースがあります。 |
地図がないけどGPSがあるから大丈夫でしょう・・・と言いつつ、コースタイムも分かりません。標高は登山口で970m、二岐山山頂は1544.3m。標高差600近いです。時間は既に10時20分。遅い出発ですが軽いハイキングのつもりでした。テルモスは肩に掛けてるし^_^; |
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最初から容赦ない登りです。その方が山頂に近づくからありがたいと話しながら登っていきますと、15分ほど行ったところで3人の男性が下りてきました。早いですね・・というか私たちの登りはじめが遅いのですが^_^; |
山頂までの時間を聞くと1時間半くらいとのこと。ゆっくり登って2時間というので2時間を目安にします。地図がないのでと話していたら手持ちのを下さいました。なんとご親切な!ありがとうございます。(このHPをご覧になっていないと思いますが^_^;)
コースははっきりしていて間違えることはないということや、泥道があるということ、女岳は展望がないとか、お花もなかったとか、いろいろと情報をいただきました。 |
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GPSをもっていても地図があるとより分かり易いので安心です。
ところが山頂で、持っているエアリアマップ(那須・塩原)に二岐山も載っているのに気付きました^_^;
昨日使っていたものの、迂闊にも二岐山は載っていないと思い込んでいました^_^; 地図を下さった方、申し訳ありませんm(_
_)m |
伺ったとおり、通り道には赤テープがいっぱい。 |
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積雪期のためなのかもしれません。 |
あすなろ坂。ここにはあすなろの木が多いのかな? |
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倒木には苔むしてツルアジサイがからまっています。 |
お花もない登山道でしたが途中で緩やかな登りになり、ホッと一息つける気持ちのよい登山道になりました。 |
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すこしパラパラと落ちてきましたが傘をさすほどでもありません。 |
ブナ平。ここでちょっと一休み。 |
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食べられそうかな? |
白い花。何なんだろう? |
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木の間から二岐山山頂が見えてきました。
まだあんなに登るの?・・とちょっと気持ちが萎えます^_^;
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足元がちょっと湿った道になってきました。 |
どんどん泥んこ道になり、この状態はもうしばらく続きます。ここでもまたちょっと気持ちが萎えました^_^; |
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ハナニガナ。癒されます♪ |
ここから男岳への急登がはじまります。 |
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ギンリョウソウさえ華やかに感じるほどお花は咲いていませんでした。 |
雨が降ったら下りは大変そうなのぼり斜面です。 |
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山頂にはトンボがいっぱい。
驚くほどいっぱい飛んでました。
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男岳山頂。 |
シャクナゲも咲くようですがここはもう既にありませんで、ここにもハナニガナがわずかに咲いていただけ。
女岳は眺め見るだけにして行くのはパスします。往復30分だそうですが15分で女岳まで行けるのかいなと正直な感想^_^;
反対側からも風力発電登山口からのルートがあり、山頂からもそちら風力発電方面が見えます。 |
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山頂からの展望はむりだろうと思うような空模様でしたが
何とこれだけの展望!
左から那須方面と、旭岳(赤崩山)、そして右に昨日歩いた
流石山から大倉山、三倉山の稜線
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一方北側に見えるのは大戸岳でしょうか?
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その右に一直線にならぶ風車がかすかに見えます。
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朝までいた羽鳥湖高原方面。
雲に包まれていますがゴルフ場などが見えます。
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小白森山、大白森山。その右奥に那須岳方面、旭岳。
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天気が不安定でしたし大内宿に行く予定だったので、簡単に食べてサッサと下りようと思いましたが、思わぬ展望に、あっさり予定変更。大内宿はまた次回とします(^^ゞ
食後のデザートは道の駅の直売所で買ってきたブルーベリーとホットコーヒー。登る途中では3〜4グループとすれ違ったでしょうか、皆さん早々に登られて下山され、その後登ってくる人もなく静かな山頂でゆっくりしたのでした。 |
雲海
ここも素晴らしい展望の山、
晴れていればもっといろいろな山が見えたことでしょう。
かすかに見える山頂部は磐梯山や安達太良山
だったのかもしれません。
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一時間以上もゆっくりして山頂をあとにしました。同ルートを戻ります。
少し小雨が降ってきたので念の為ザックカバーと合羽を上だけ着ましたが、結局たいして降られず。でも濡れた笹薮を通過の時効果的でした。
しまいには暑くて途中で脱ぎましたが^_^; |
あとから温泉のご主人に聞いた話では、この辺りずっと雨で、晴れたのは昨日だけということでした。
そのせいで雨がしみこんでいるのかもしれませんが、もし集中豪雨で土砂降りになったら山の下りはつらいですね。 |
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下りはストックを出して慎重に下りますが、降られなくて良かったと思える下りです。 |
登山道でもこんな笹薮。足下はぬかるみでけっこう気を遣います。濡れた笹で合羽はびっしょり、靴は泥んこ^_^;
それだけあまり手を加えられていない自然の登山道でした。 |
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コアジサイの蕾。間もなくですね。 |
ようやくぬかるみを抜けてホッ! |
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ブナ平を通過。 |
登山口に到着。お疲れ様。 |
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登り2時間、下り1時間20分。コースタイム通りでした。やはり早くは歩けません^_^; |
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史跡となっている御鍋神社。寄ってみることにします。 |
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木の鳥居。味わいがあります。 |
清々しいブナ林にはこんな面白いブナの木も。まるで蛸の足のよう。 |
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取り壊された跡かと思っていたら建造物がありました。 |
戦いに敗れた平将門の妻、桔梗の前と一族が逃げ延びた場所。
後に将門の子平九郎が生まれるが残党狩りが厳しく、
一族の足手まといにならぬようにと桔梗の前は自害。
その後鍋をご神体として平将門、桔梗の前、平九郎を祀ったそうです。
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梵鐘かと思ったら鍋でした。しかも大きい。
鍋といえども朝廷から賜ったものだそうで、当時としては貴重なものだったのでしょう。このおなべは近年のものなのでしょうか? |
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お社の前には鳥居のように立つ大木二本。 |
推定樹齢520年のサワラだそうです。 |
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お参りしていきますが、ここは女性の守り神でもあるそうです。
このあと二岐温泉へ。日帰り500円。予めお願いしたお蕎麦(温)は700円でした。美味しかったですよ。
人のいいご主人とお話していると、また来てゆっくりしてみたいなと思ってしまいました。 |
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