中央線沿線 ;陣馬山〜高尾山
 (じんばさん857m・かげのぶやま727m・しろやま670.3m・たかおさん599m)
 天気に恵まれましたが、久々にバテた山行でした。

 H11年9月11日(土)・ 天気; 晴:Member.9人


【陣馬山山頂で】右

 途中の休憩時間含む 。〜は歩。
上沢井9:15〜陣馬山(857m)10:55-12:10〜景信山(727.0m)13:55-14:15〜城山(670.3m)14:55-15:05〜高尾山(599.0m)15:55?〜高尾ビアマウント16:18

 (登山所要時間 約7時間)


 高尾山ビアマウントオフミの前に、陣馬から高尾まで歩くというので参加。

 当日の天気予報は雨?%で、出掛けにザーッと降ってきた。傘をさしての山行とあきらめたが、当地に着くと、何と明るく晴れわたってきた。しかも爽やかな風が吹いてくれるという上天気の一日に恵まれた。

 問題は体調だった。今月の月初めに急性腸炎で体調を崩していたこともあり、回復後、なまった体を慣らすため直前になって一日30分のジョギング(スピードはとてものろい)を二日間ほどした。しかし数カ月ぶりだったため、かえって筋肉痛が残ってしまった。始めの登りは様子をみながら一人で歩きたかったため、陣馬高原からという皆さんとは別に藤野から歩くことにした。

 林道歩きはしたくなかったので、上沢井までバスに乗る(170円)。ここだと降りてすぐ山歩きになる。10名くらいのグループがすぐ後についていたため、少し間隔をあけようと先に行った。半袖だったためすぐ薮蚊の餌食になってしまったが、払いのけながら行くとやがて左側の視界が開け、生藤山方面が見えてくる。そして少し行くと落合からの道と合流。その先は歩きやすい尾根歩きとなり、短い間隔でベンチが設置されている。いくつか通り過ぎて1時間くらい行ったところで休憩。男性が一人休んでおり、自然といろいろな山の話が出る。後続のグループが来たのでベンチを譲り、再び先に行った。のたのたと緩やかな尾根を自分のペースで歩いて行くと、30分ほどで山頂に到着。メンバーはまだ到着していなかった。

 小屋は営業しており、ビール(400円)や氷の文字に目がいくが、ここは体調を考慮して我慢。先に着いていた先程の男性に梨を戴きしゃべっていると、30分ぐらいしてMMLのメンバーが到着。黒岩さん、吉田さん、城村さんとは初めてお目にかかる。でもいつも感じるように初めてという気がしない。スズメ蜂(恐かった!)の歓迎も受け、ひとまず昼食とする。しかし思いがけない暑さに食欲は出なかった。果物と飲み物で済ませてしまった。富士山は残念ながら雲に隠れて見えず、この日は終始見られなかった。

 大山さんに花の名を教わり、陣馬を後にするとやはり皆さんのペースは速い。大山さんと、お花に目をとめていると、アッという間に前との間隔が開いてしまう。昨年は4時ビアマウントに間に合わないで最後は走ったというのを聞いて、それはかなわないと思ってしまった。お花は見たし、走りたくはなし。去年より、花数が少なかったというのを聞いて、残念だったが幸いだった。

 景信山のトイレは新しいのが出来上がっていた。雨水利用というが、水洗で気持ちよく水が流れるのには驚いた。ここで休憩。そして川崎の高橋さんと合流、9名となる。

 デジカメを持っている大山さんや福島さんは、皆の前後に移動しては惜しげなくこまめに花など写していた。タイムも入るようだしやはり便利そうだ。高尾へはほとんど捲き道を通り、城山はピークを踏んだ。そこから眺める相模湖はきれいで涼やかに吹き上げてくる風が気持ちよい。ここでビアマントに直接向かう人に、時間に遅れる旨、携帯でアクセスするが連絡とれず、健脚組が先行した。

 この時点で珍しくばてていた私は最後の力をふりしぼってエネルギー補給場所?に向かう。そういえば朝からたいしたエネルギー補給をしていなかったな・・・。千葉から来た城村さんは高尾山のピークを踏みたいだろうと思ってつきあうが、思いの外その階段がきつかった。恥も外聞もなく、何回、若い城村さんに弱音を吐いたことか。

 やっと着いたビアマウントの階段下で、皆さんが待っていた。「ここにもまだ階段があったんですね」と笑いながら言う城村さんに、頷きながら上っていく。

 皆で乾杯してようやくほっとする。さらに9名増えて賑やかなオフミとなった。ひと味違ったおいしいビールを飲み、食べながら、顔馴染みの人も初めての人も、和気藹々と話が弾んだ。

 あとはケーブルで下りるだけと楽観していたら、なんとヘッデン付けて、歩いて下るという。そんな初体験もしたオフミだった。