中央線沿線・景信山〜城山
(かげのぶやま727.1m〜しろやま670.3m)
春の山野草を求めて、写真を撮りながら、再度小下沢コースから景信山へ
 H18年04月04日(火)
  天気;晴れ
  Member.2人(湯浅、石原)

【コ ー ス】(〜は歩、休憩時間含む) 
大下バス停8:40〜梅林8:48〜小下沢分岐9:45-10:00〜小仏バス停分岐11:40〜景信山山頂11:55-13:45〜小仏峠14:13-15〜小仏城山14:40-15:40〜一丁平15:55〜もみじ台16:20〜高尾山頂駅17:15(17:30発ケーブルで下山)


【ニリンソウ】


 先月、と言っても10日ほど前にここ(小下沢コース)を歩いた。その時ニリンソウが咲き始めているのを見て、満開の時にも見たくなっていた。土日は3週ほど予定が埋まっていたため、平日に行ければと思い、その日のうちに湯浅さんにメールで誘ってみた。

 湯浅さん、歩けるか心配していたが、写真を撮りながらゆっくり登ってみようということでとりあえずこの日(4日)に決定。

 前日(3日)の強風、翌日(5日)の雨予報の中、まさにお花見日和。のんびりと歩くことが出来てラッキーだった。

 この日も大下(おおしも)バス停から歩き出す。

 前回同様バス停から少し戻り、中央本線の手前でバス通りを右に見て、左側の林道を緩やかに登っていく。日影から歩いてくる人たちと前後しながら歩いていく。

 中央高速道路が横切った下を潜っていくと、前回満開だった梅林は、まだ咲き残っていた。

 林道を進んでいくと、スミレの種類も多く、ニリンソウはじめ、様々な山野草が咲き始めていた。(花の名が間違っているかもしれませんが・・・)

【フモトスミレ?】

【ナガバノスミレサイシン】

【タチツボスミレ】

【ケマルバスミレ】

【ニリンソウ】

【エイザンスミレ】

【ヒトリシズカ】

【ヤマルリソウ】

【アズマイチゲ】

【ヤマエンゴサク】

【ユリワサビ】
 林道歩きだけで思いがけない花たちに出会え、その都度シャッターを切る。お陰で登り口の分岐に着いたときは前回以上に時間がかかっていた。

 そして気になった事が一つ、新しく小屋を建てている最中だった。休憩舎でもできるのだろうか?

 分岐で休憩した後再び歩き出す。沢伝いはネコノメソウはじめ、相変わらずいろいろな花が咲いている。

【ハナネコノメ】
 ハナネコノメも咲いていたが、前回より紅い点点が薄くなっているような気がした。やはり人間同様、きれいに咲く時期があるのか。さしづめ今は私たちの頃?そんな可愛くないか(自分・・・)(^-^;;

【ハシリドコロ】
 夫がいたら私はこっちの花だと言われそうだ。まぁ、花はきれいだから嬉しいですが、いやあ〜、これはトシちゃんの方でしょう!言うことに毒があるもん(^_-) これは全草毒草のハシリドコロ。いかにも美味しそうな葉っぱだ。 

 沢を離れ山道にとりかかると湯浅さんのオニューのダブルストックが威力を発揮する。安心感があって、随分と楽だったようだ。前日買ってきたそうで、記憶も新しく、お店の人に聞いてきたダブルストックの効用をいろいろと教えて貰った。私が山屋さんで聞いた話とは違う面もあり、科学的にその都度新しく発見され改良されている点が多々あるのかもしれない。

 花はぐっと少なくなったが、ナガバノスミレサイシン、エイザンスミレの他にも新たにおそらくアカネスミレやカンアオイもあった。見落としているものもかなりあったと思う。

【アカネスミレ】

【カンアオイ】 

 小仏バス停からの合流地点。ここまでくれば後もう少し。

 そしてこの上が山頂。とりあえず富士山のビューポイントまで行きますが・・・

 肉眼では薄っすらと見えていたのに、写真では殆ど(まったく)写っていない・・・(;.;)

 小屋は営業していなかったので、なめこ汁はおあずけ。そのかわり湯浅さんが持ってきてくれた美味しいお味噌汁を戴いた。持ち寄ったものを分け合って、美味しくランチ。

 湯浅さんはいつまた来れるか分からないから、このあと広い山頂を案内し(笑)・・・あちこちで写真を写す(^-^)v。でもまた来ようね。健康のためにご主人とも歩いてね〜to 湯浅さん(^o^)

【山頂、三角点のあるところで】

【閑散とした平日、バックはこの後向かう城山】

 右手にミツマタの木、正面に丹沢の山並み、そして相模湖を眺めながら小仏峠へと下りていく。

 「ここは冬になると凍結して大変なのよ」などと話すとびっくりしているが、私だって最初はそんな時に歩くとは思っていなかった!それがなぜか深みに・・(笑)

 私のお友達?のたぬきさんに引き合わすと、湯浅さん思わず笑い出す。ここは小仏峠。峠なのに頂上とは?

 そして城山。なんとここで小屋が営業中。ということでちょっと乾杯!(^-^;

 すっかりここでものんびりとしてしまった。イカン、イカン、時間が押している・・・

 ここから下山しようと思ったが、湯浅さんのために足に負担がかからず一番気楽に歩けて、バスの時間も気にしないでいいのはやはり高尾山ケーブルか・・・

 ということで写真バックの高尾山方向へと進む。

 と言いつつ、山頂周辺に植えられた満開のラッパ水仙や咲き始めている桜を愛でる私たち。

 一丁平までくると早咲きの桜。

 全体的には開花は2週間後くらいか?まだまだだった。ところで柵が出来ている!ん?何々?

 植生復元中。ということでこの先もこんなロープが続いていた。

 最近張られたものなのだろう。

 もみじ台の展望台。桜と富士山。ここも肉眼では薄っすらと見えていたが、写真では残念ながら・・・

 薬王院のしだれ桜は七分咲きくらいか・・とてもきれいだった。

 高尾山頂は巻いてケーブルの山頂駅へ。時既に17時を過ぎていた。ケーブル(片道470円)は18時まで。でもこのころ高尾山頂へ向かっている若者が数グループいた。それぞれが別グループだったようだが夜は若者の山?

 ケーブルに乗ると満開のミツバツツジが続いていた。乗車している人の「きれい〜」と口々に出る中突然驚喜の叫びが!何事かと見ると大きなイノシシがコロコロと歩いていた。見る人が見れば思いは「美味しそう〜」だったかもしれない(^o^)


 清滝駅に到着するとさすがに人が少ない。満開の桜を見ながら私たちも家路についた。

 お疲れ様でした(^-^)v