中央線沿線神楽山〜御前山〜馬立山〜菊花山
 (クリック地図)  (かぐらさん673.9m〜ごぜんやま730m〜うまたてやま797m〜きっかさん?643.7m)
師走だもの、年末の仕事がい〜っぱいアリマス(^^ゞ 今度こそ日帰りの山!と思っていましたら、お友達からお誘いが!(^^♪ ということで、またまた土日行ってきました。でも今回は趣向が違います。土曜日に日帰りの山を楽しんだ後、自然を離れ、忘年会とイルミネーションという世間並みの享楽に興じてきたのでした。
 H18年12月23日(土)
  天気;快晴
  Member.2人(夫婦)

【コ ー ス】(〜は歩、休憩時間含む) 
猿橋、殿上橋バス停8:50〜神楽山9:42-51〜御前山10:10-20〜馬立山10:55-11:00〜菊花山12:10-55〜大月登山口13:15・・・所要時間約4時間半
【↑ 御前山より:富士山と手前は九鬼山】
 今週末は小太り親方さんのブログ(⇒コチラ)とのぞむさんのHPでチェックしていた山へ陽だまりハイクと決めていました。♪ そこへたまたまお友達から誘いがあり、とある場所で一緒に忘年会をしようということに! 忘年会といえばやはり、夜でしょう♪ 忘年会といえば飲むでしょう♪ ということは日帰りというわけにはいきません^_^; 暮れだというのに、またまた土日をかけて出かけることになりました^_^;

【一日目:12/23】
 前日は年賀状を書いてから山の支度をしたのでまたもや朝起きるのが辛い・・・やっぱり寝床から出られずグズグズ・・・・^_^; 明るくなる頃ようやく起き、それでも手早く準備して出発しました。

 コンビニで朝食を買い求め、食べながら目的地へ。中央道は上りが事故渋滞!上りはトラックが多いです。遊びに行く人より仕事の人が多いのでしょうに早朝から大変なことです。

 大月ICで降り、大月駅へ向かいます。とある場所に車を停めさせていただき、プリントしてきたJRの時刻表を見ると、次の上りまで30分以上待つことに。バスの時刻は調べていませんでしたが、駅へ向かうと運よく猿橋方面に行くバスが丁度出るところでした(8:40発)。ツイテマス。

 乗客は私達二人だけ。登山口に近いバス停がどこか尋ねると、わざわざ脇に停めて、地図を確認してくれました。とても親切な運転手さん > 富士急。

 そして下車したのがこの殿上橋バス停。猿橋駅の一つ手前になるようです。

 猿橋駅方向を見ると百蔵山(左)と扇山(右)が見えます。あちらからの富士山展望も素晴らしいですが、今回は・・・


 その百蔵山と扇山を背にして歩き出します。道路を横切り地図をみながら登山口に向かうと、山歩き姿の女性二人がやってきました。

 挨拶しつつ、不思議に思って尋ねると彼女達も同じ神楽山に向かうと言います。近道を行くというのでついていくことにしました。

 R20号沿いに大月方面へ戻る感じです。

 そして枯れ草の道へ続きます。

 ちょっと藪っぽくなって・・・

 寒くはありませんでしたが、あたり一面霜で真っ白(手袋は未使用)。

 前方には登る山が見えてきました。

 白いガードレールの道が通常の登山口へ続く道だそうです。

 その道に出て、少し行くと・・・

 登山口がありました。

 このお二人のお陰で助かりました(^^♪

 こんな感じです。時間があれば九鬼山まで行きたいところですが、今回は時間が無いのでパス。

 少し登るとなぜか途中に

 神楽山と書かれてました。登山口に置けばいいのに・・・。でも随所にこうした道しるべがあって、迷うことなく気楽にハイキングが楽しめそうです。こうした低山こそ踏み跡がいろいろと出来ますから、大月市や登山クラブの方々が気遣っているのでしょう。

 振り返ると猿橋駅方向。百蔵山と扇山がまだ見えます。

 落ち葉の道が気持ちいい。カサコソ、カサコソ・・・

 前方に尾根が明るく見えてきました。

 落葉樹の葉は皆落ちて、明るい尾根道です。このあたりで先ほどの女性は一休みしたので、今度は私達が先に進みます。

 おや〜!これがブームの看板ですね〜(^^♪

 ミズナラの木が多いようです。気持ちの良い落葉樹の林、紅葉や新緑の時期も良さそう♪

 暑くなったので、私達も上着を脱ぎました。まさに陽だまりハイク! 背後には眼下にまだ中央道、中央線が見えています。

 のんびりとバス停から歩き出して、50分ほどで神楽山と御前山の分岐に着きました。

 分岐から2,3分で神楽山山頂。テレビのアンテナのようなものに山頂標識がついています。

 アンテナはこんな感じ。狭い山頂ですから、カメラを後ろにひきます。このポーズにもひきます。でも山頂ですから〜(笑)

 三角点はありましたが展望は周囲の山が見えるのみ。富士山は見えませんでした。一息ついて分岐へと戻ります。

 低山といえども山は山、こんな崩落した場所もあります。気をつけて登ります。


 どっちがトドじゃい!<`〜´>・・・・って、トドの老夫婦か・・・^_^;

 御前山山頂に着くと目の前に真っ白な富士山が見えます。雲ひとつない青空にとてもきれい!

 山頂は展望がいいのでのんびり休んでいましたが、意外にも二人連れの女性が二組と、男性5人組がやってきてびっくりしました。さすが人気のあるエリアです。

 狭い山頂はいっぱいになったので先に進みますが、男性組もすぐに追いついてきました。彼らは九鬼山に向かったようです。

 お天気がよく、気持ちの良い陽だまりハイク♪大きな岩は巻き巻き♪

 菊花山の分岐。私の古いエアリアマップ(2003年)には菊花山へのルートは載っていませんでした。でも標識がどこもしっかりついています。

 このまま菊花山に向かう予定でしたが、時間があるのでもう少し先まで行くことにしました。

 次のピークは沢井沢の頭!馬立山まで行ってみましょうか!トシちゃん渋々前進^_^;



 素朴な山道を楽しみながら歩きます。ちょっと急な登りを耐えると、山頂。馬立山まできました。

 先ほど抜かれた5人の男性は休んでいましたが入れ違いに先へ行きました。こちらに下りていく数名ともすれ違い、山頂は静かでした。

 ん?・・・・

 標識の下をよくよく見ればここにも例の看板が!^_^;

 お昼休憩にはちょうど良さそうですが、展望がイマイチです。ここで大休憩して登り返しをきつく思うよりは・・・と一休みして、引き返すことにしました。

 小さな山でもきつかった登りを、今度はスイスイ下ります・・・と言いたいところですが、ストックを出してソロソロ下ります。

 下りとなれば、こういう下りでもトシちゃんは何故か早い!そして後ろを気遣うこともなくサッサと行ってしまいます(泣)。

 沢井沢の頭で追いつくと、トシちゃんは仕事の電話をしてました。山には仕事用の電話を持ってこないのですが、必要に応じてたまにこういうこともあります。

 分岐まで戻り、菊花山へ。またまた下ります。落ち葉で見えない足元は木の根に躓きそうで怖いです。またまた引き離されてしまいました。

 あまりに下るので、ひょっとしたらピークを通り過ぎた?と不安になってチョット戻って(登り返して)みました。一本道なのに、樹林で前が見えないものですから、「どこにいるの〜?」と電話してみたり。とはいえ目印の分かりにくい山中で、意味のない電話でした(笑)。・・・携帯は今回ずっと通話可。

 途中からまたも猿橋方面の展望。



 大きな岩を攀じ登ると菊花山山頂。明日は有馬記念ですが、たしか菊花賞なんていうのもありましたっけ。競馬を知らない私でもそのくらいは知っています。(後日談:有馬記念は名馬ディープインパクトが有終の美を飾りました。後ろの方からラストの追い込みは素晴らしかったですね〜。)

 山頂からの展望は最高。富士山も見えましたが、すこし霞んできていました。写真はもうきれいには写りませんでした。きれいな人が来ると富士山は姿を隠すといいますが・・・(>.<)\☆ボカッ

 ここも狭い山頂でしたが、宴会していたらしいお二人の先客が丁度下りていくところだったので、しばらくは静かに二人だけの山頂でした。

 風もなく、この日は暑いくらいです。でももってきてしまったのですよ・・・←コレを。冷やしうどんの方が良かったくらいでした(笑)

 うどんを食べている間に、前後して歩いていた女性二人連れが通過して行きました。

 山頂からは山並みがきれいに見えますが、下を見るともう大月の町並みが広がっています。身を乗り出して、足元をよくよくみれば、絶壁!^_^;

 展望と鍋焼きうどんを楽しんでから下ります。思いがけなく急斜面でロープがついています。

 山頂から登山口まで15分か20分くらいですが、その間に小さな祠や鉄塔があります。





 鉄塔の下ではワンちゃんが日向ぼっこをしていました。首輪をしているのに飼い主は側にいません。喧騒を逃れて?登ってきたのでしょうか?山に単独で散歩に来る犬もいるのですね〜。吠えられなくて良かったです^_^;

 鳥居が見えればもう大月の登山口です。鳥居の下の方は墓地になっています。

 登山口に到着。側にはバイパスが通っています。ここまでくれば登山口と分かりますが、大月駅から来ると、途中に標識はありませんでした。

 大月駅へはこの登山口を右に行きます。

 バイパス沿いの歩道に下りて、大月駅へのカーブのところです。今はまだ工事中ですが、今後ここはT字路になるのでしょう。

 大月駅から登る場合、バスロータリーからR20を横切って、まっすぐ歩いて行けば、この突き当りの場所になり、右へと階段を登っていくことになります。

 このまままっすぐ下りて行けば正面が大月駅です。

 車に戻り大月ICから一路御殿場へと向かいます。忘年会♪忘年会♪(笑)

 富士山がどんどん大きくなります。
 目的地は御殿場高原ビール、3時の待ち合わせに間に合いましたが、友人は早くに到着していました。私達は初めてでしたが、彼らは3回目。夜にはイルミネーションがきれいということですが、どんどん規模が大きくなっているようで、楽しみです。昼間の写真を撮ってから先ずはバイキングレストラン麦畑へ。ビールの飲み放題、食べ放題で3000円。80分ですが、充分楽しめました。もちろん他にも豪華なレストランやホテル、他の様々な宿泊施設などありますので、リッチなかたはそちらへどうぞ(お〜い、トシちゃ〜ん!今度連れて行ってよ〜!・・・・(^^ゞ)。

 駐車料金はかかりません。車中泊にもってこいですね(^_-)-☆

 食事が済んでゆっくり夜のイルミネーションを楽しみます。物凄い人、人、人・・・でした。でも広いのでそれなりに楽しめます。(イルミネーションは2月28日まで)
















【二日目:12/24】
 昨夜はそれほど寒くなく、程好い疲れと程好い酔いで、車の中でもぐっすり眠れました。

 朝起きるとひんやりした空気が心地よい・・・。駐車場から高台に上がれば姿のよい富士山がド〜ンとそびえていました。真っ白にひろがった霜の上をサクサクと歩くのもまた気持ちいいものです。今は街中でこういう光景を見かけることも少なくなりましたね。通学路をこうして歩いていった、子供の頃を思い出します。

 朝食は友人のキャンピングカーの中で、彼女手作りのおもてなし。ありがたい事に、いつもこうして甘えてしまっています。





 ゆっくりと朝食を済ませ、青空の中帰路につきました。