丹沢;鐘ヶ岳
(かねがたけ561.1m)
   ハイキングと自然観察会

 H12年5月27日(土)当日発
  天気;晴のち曇り :
  Member.2人(畔蒜・石原)

 【コ ー ス 】
(〜は歩、休憩時間含む)

上谷戸8:30〜鐘ヶ岳9:55-10:00〜広沢寺温泉駐車場10:50
(所要時間約2時間20分・・休憩含む)


【鐘ヶ岳】
 丹沢のクリーンハイク(28日)と前夜の交流会に参加するため、その前にどこかの山に登ろうかと思っていたら、仲間から広沢寺でRCT(岩トレ)&自然観察会をするという計画が出た。そこでRCTはパスして自然観察会だけ参加。それだけではもったいないので近くの鐘ヶ岳も登ることにした。

 一度登ったことがあるがうろ覚えのまま本厚木駅からバスに乗って、上谷戸バス停終点まで行った。ところが登山口は一つ手前の広沢寺温泉入口で降りた方がよかったようだ。しかしそこからも鐘ヶ岳方面と標識があったので、そのまま向かった。道端の可愛い花を楽しめる道だった。

 確か階段が沢山あったような気がしたのだが、それがどの辺りだったか記憶にない。歩きやすい登山道を二人でぷらぷら歩いていくとフタリシズカが目についた。ヤマツツジやウノハナ、ウツギ(ニシキウツギ)が所々に咲いている。花を見ては足を止め、風通しの良いところでひと休みし、といった感じののんびりハイクだった。後20分という標示もあまりあてにはならないなと思っていたら、いきなり忘れていた階段が現れた。やっぱいあった!ここにあったのかぁ・・と観念して登り始める。足をのせる部分が狭くてやや歩きにくい。登り切ったところが神社。参拝して後2分という山頂へ向かう。

 山頂の見晴らしはまったく無い。途中何丁目と書かれた石柱がいくつかあったがさて山頂は?と思い見回したが見あたらない。 3人ほど休憩していたので聞いてみた。二十八丁目だと言う。午後合流する仲間から出された宿題だったが後から聞いたところによると、二も八も山のように下が広がっている字だからだという。

  さっさと歩けば1時間ほどで頂上だったのだが、30分ほど余分に時間がかかってしまった。急いで下ることにする。30分とかからずトンネル脇の林道に出、後はその林道沿いに広沢寺温泉へと向かった。駐車場へは11時待ち合わせだったが10分前に到着。

【自然観察会】約2時間半〜3時間
参加者:14名(L今井・今井子供1人・宮沢・山口・松田・海輪・蒲原・田島・畔蒜・川上・川上子供2人・中山・石原)

 RCTをしていた仲間も続々集まり、準備が整ったところで予定より少し遅れて出発。近くの日向山山頂で昼食の予定だったのでそちらへ向かう。途中、リーダーより植物や虫の懇切丁寧な説明があった。?イチゴ、モミジイチゴ、桑の実など口にしたり、木や花の特徴を交えていろいろな名前を教えてもらった。オトシブミなどという風流な名の付いた、葉に包まれた虫の卵を顕微鏡で観察したりと、短時間にも関わらず、盛り沢山の内容だった。当然山頂までたどりつかず、沢沿いでの昼食に変更となった。

 昼食後リーダーからイベントの企画が次々と出され、一同当惑しつつ童心に戻って楽しむことになった。まず画用紙が一枚ずつ配られ、自然の恵みを題材にしてテーマを決めて作品を作る。落ちている木の葉や木の実をセロテープや木工ボンドで貼ったり、色鉛筆を使って仕上げる。ちなみに私のテーマは野山の散策。全員が仕上がったところで今度は小さな紙に好きな食べ物を書いて下さいと言われた。?のままに書き、食べ物の嗜好が似通った者でグループ分けがされた。私は果物デザートグループだったが他に肉系、和食系と3グループに分かれた。つまり嗜好がにているという事は、似たもの同士が集まるということらしい。次に、グループ内で仕上がった作品にストーリーを組み合わせ、紙芝居を作って下さいと言われた。これには一同驚きの声。グループごとにまとまって相談が始まる。なんとかまとめ、みんなの前で発表。私のグループはじゃんけんで負けた私が発表することになった。思いがけない展開のままそれぞれに独創性のない大人を暴露して、みんなの和やかな笑いのうちに幕が閉じた。

 再び駐車場へ戻り、広沢寺温泉で汗を流す。旅館のため1000円と高い。男は岩風呂、女は桧風呂の露天風呂だったが、今回久しぶりに入ったら洞窟風呂というのが新しく出来ていた。迷わずそちらの新しい方に入った。シャンプー、ボディシャンプーつき。