湯河原; 幕山
(まくやま)

梅のお花見へ


 H10年2月21日(土);Member.5人(伊藤,鈴木,杉本,五十嵐,石原)

鍛冶屋バス停〜幕山表登山口〜幕山〜幕山表登山口〜幕山公園入口

 すみれ会(PTAの役員の時のグループ)の為に去年から心づもりしていたコースだった。このくらいの軽いコースで梅見なら皆の賛同を得るのではないかと声をかけてみた。

 思い掛けなく5人集まった。でも…軽装で歩けるけれど、靴がねぇ…。せめてスニーカーだったら良かったんだけどナ。

 元住吉の駅に集まって、何とかなるだろう…という事で出発。それよりも気掛かりは天気だ。昨夜の大雨で決行の決断をしてしまったけれど…、今日の天気は上がるという予報ではあるけれど…、どうも心もとない。まぁ何とかなるだろう…ということで、後は気分を切り替え遠足のごとき車中のうきうき気分を盛り上げる。いくつになっても友人同士で行く旅は、気楽で楽しい。

 湯河原で降りるとやはり雨。バスに乗るとザックを背負ったグループも同乗。雨なのでこちらに変更したとの事だった。幕山公園入り口まで直通バスも出ているが、予定より早い電車に乗れた為、通常の定期バスに乗ってしまった(車内アナウンスで事故の為、後発の電車はストップしていると言っていた。早いのに乗って正解)。

 終点の鍛冶屋から同乗していたグループと前後しながら皆でテクテク歩く。彼等が無人直売のみかんを美味しそうに食べながら歩いていたので、私達も買ってみた。こんなふうに食べるのもなかなか楽しい。美味しかった。


 幕山公園につくと、もう人が大分いる。去年の賑わいを思えばこのお天気なので少ないが…。去年私がここに来た時は素敵なところだと、大いに感激したのだが、どうも皆の盛り上がりが今一つだ。なんか、さめている。おーい、みんなぁーおばさんになっちゃったのかーい!いやいや一人いる、ニコニコと喜んでくれている人が。そうそう、鈴木さん。よかったよかった。

 でもこの後が問題。さて、この天気、このメンバー。幕山はどうしたものか。お花見だけでも良いのだけど、ひとまず雨も止んできた事ではあるし、道の良い直登コースでも行ってみますか?!

 はじめは梅を見ながら写真を撮ったりしてゆっくり歩いていたが、登山道になると意外や意外、皆のペースが早い。案の定一人ダウン、五十嵐さんがめまい。心配の鈴木さんはペースを落として無事だが息使いが荒い。のんびり行こうよと言う私の言葉も耳に入らずにハイペースの杉本さんは元気が良い。伊藤さんもちょっと強気か?待っていると言う五十嵐さんを少し休ませて、皆で登ろうと一致団結。

 めでたく全員で山頂に辿り着く事が出来た。真鶴半島は視界の内に入っているけれど、ガスで視界はいまいち。今朝程の雨と思えば上出来か?!山頂にはわりと大勢の人、ひと、ヒト。

 早速駅で買ってきたお弁当を広げる。火照った体はあっという間に冷えて来る。上着を着るが、こんな時やっぱりあったかいモノが欲しかったなと、コンロを使っている周りのそんな人たちを感じつつ冷たい弁当に箸をすすめる。

 皆の体力を考えて、最短距離の同じルートを下る事にする。皆の呼吸が合ってきた…が、今度は杉本さんだ。少し高めの靴だったのが響いてきた。途中真鶴半島が見える最後の吾妻やでゆっくり休憩。そしておしゃべりしながらのんびり下ると再び梅林だ。

 梅林を歩き、買い物をし、そして今度は幕山公園入り口から直通バスに乗った。

 湯河原で温泉に入ろうと思ったが、入らないと言う人2名。鈴木さんは入りたそうだったが、結局やめた。

 又今度、とっておきのコースを献上しよう。また山だよー。お覚悟を!

“お花見に山もつけましょ真鶴の海も見せます幕山ハイク”