赤線が今回のトラック
(青線は入れていったルート)
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妙義山は赤城山、榛名山と共に上毛三山のひとつに数えられています。今回それらを検討しましたが、さくらの里が見頃だということだったので妙義山にしました。 |
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下仁田インターから妙義神社の側の道の駅“みょうぎ”へ。その間コンビニがありません。途中のSAでおにぎりを買っておいて良かったと思ったのでした。
登山者の車は“道の駅”に置けないので上の駐車場へ移動し妙義神社登山口へ。大の字コースを行き、自然探勝路を中之岳神社に向かい、さくらの里を楽しんでから下道を帰ってくる予定です。 |
朝7時半くらいだったのでお店はまだ開いていませんし、観光客も少ないので静かな参道です。昼間は混んだのかもしれません。 |
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この辺りのソメイヨシノはすでに終わっていました。枝垂れ桜が少しだけ咲き残っている感じでした。 |
気温は10度。それほど低くはありませんが少しひんやりします。 |
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本殿はH19年の台風で被害に遭い、改修工事中。そのため中間道への通り抜けはできません。 |
本殿への階段の右脇が大の字、および山頂ルートへのコースです。山頂ルートは当然ながら上級者コース。 |
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大の字コースは一般ルートになっていますが中級とのことで一応登山者カードに書き入れて進みます(^^ゞ |
山道へ。 |
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【マムシ草】
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【ワチガイソウ】
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【タチツボスミレ】
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【ケマルバスミレ】
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【シハイスミレ?】
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ユキザサはまだ蕾でしたがいろいろなスミレが咲いていました。そのたびに足が止まってなかなか先に進みません(^^ゞ
花名は図鑑で調べていますが、何しろ素人ですからお花の名前が間違っているかもしれませんのでご注意ください。 |
鎖が出てきますが無くても充分登っていけました。 |
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次の鎖も頼ることなく登っていきます。 |
ところが上に行くほどに傾斜がきつくなり、湿った土と岩で滑りやすくなりました。 |
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ヒィィィ・・・(;´Д`)'`ァ'`ァ
実は私の靴底がもうツルツルで・・・滑るのなんのって!マジ、アイゼン付けようかと思いましたよ(汗;
どうすればこの窮地を脱することが出来るのかと足の置き場を探りますが、下手したら滑って身体を打ちつけてしまいそう・・・また顔を打ち付けたらイヤだなとか、服汚れたらイヤだなとか、柄にもないことばかり頭の中を駆け巡ります。 |
トシちゃんの「鎖を絶対放すな」とか、「体をもっと起こせ」とか檄が飛びますが、そう言いつつしっかり写真は撮ってるし・・・(;´Д`)'`ァ'`ァ
恐怖で足はプルプル震えながらもなんとか力ずくで登りきり、振り返ってトシちゃんにカメラを向ければ「あら、やっぱり男だわネェ!」 |
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現在地。大の字は目の前。
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ボロ靴に辟易して何とか回り込んで上に行こうと思ったのですが、祠や大の字を目の前にして断念。まぁ、大の字ピークまで登ったようなものですからこれで良しとします^_^;
周回して第一見晴のほうへ下るつもりでしたが、この先の下りの鎖場がどんな感じか分かりません。無理をせず、ここで引き返して登りなおすことにします。痛い思いしたくないし、落ちて人に迷惑かけたくないしネ(^^ゞ |
北アのキレットでも緊張こそすれ、こんなに足が震えなかったのになぁ^_^;
岩場が濡れていなくて靴もしっかりしたものだったら多分大丈夫だったと思うのですが、これも寄る年波には勝てないということなのかもしれません(^^ゞ
目の前のツツジはアカヤシオかと思いましたがミツバツツジでしょうか。しばし気持ちを落ち着かせて眺めていました。その間にも登ってくる人がいます。 |
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太くて重い鎖に再び掴まりながらビビリモードの下りを無事に過ぎて、再び山野草を楽しみながら下りていきます。 |
中年、若者、ぞくぞくと登ってきます。 |
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エイザンスミレ |
本来なら本殿から中間道へと行けるのですが、工事中で通行止めのため下へ下りて周回路へ。 |
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【ムラサキケマン】
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【ハコベ】
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【オオイヌノフグリ】
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周回路の登山口には産直のお店が準備中。寄ってみたくなりますがここは通過です(^^ゞ |
通り抜け出来なかった工事中の本殿の反対側へ。いろいろと遠回りしましたが、急がば回れと言いますから(^^ゞ |
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妙義神社から中之岳神社下の中村バス停までが関東ふれあいの道となっているようです。 |
【エイザンスミレ】
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【ケマルバスミレ】
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シャガもたくさんありましたから、もう少ししたらお花が楽しめそうです。 |
ミツバツツジ。木は少ないですが、一本でも華やかです。 |
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大の字分岐。予定ではここに下りてくるはずでした。下りてくると第一見晴ですからここで一息つくところでしょう。 |
上の稜線と青空を眺めながらの中間道歩き。まだ新緑の芽吹きが始まったばかりで爽やかです。 |
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大黒の滝 |
象さんの鼻のような大木。吸い込まれそうです。 |
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【カントウタンポポ】
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【キランソウ(ジゴクノカマノフタ)】
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後ろから来る人に先を譲りながら。 |
【エイザンスミレ】
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【キジムシロ?】
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第二見晴は展望が良かったので
早めのお昼休憩にしました。
白雲山相馬岳、12年ほど前に登ったきりです。
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金洞山、中之岳方面。
あの中腹を歩くのですが、登山道は全く見えません。
帰りはあの車道を歩くと思っていましたが・・・
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金鶏山
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【アカネスミレ】
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コーヒーも飲んで先に進む前に見晴らしの先端に行ってみたのですが、後ろにいるとばかり思っていたトシちゃんは忽然と消えて姿が見えません。
あれれ???と先に行くと途中でトシちゃんもあれれ???の状態でストップしてました^_^;
私が先に行ったと思って急いで後を追っていたようです。 |
ほらほら、そんなところで落ちないで下さいよ。 |
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写した甲斐のある作品
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タルワキ沢。ここへ若い男性が一人下りてきました。以前のことは場所がうろ覚えなので、私達はここから下りたのだろうと思いつつ確認すると、やはりそのようでした。「ここから急ですが相馬岳に行けますよ」と言われましたが「いえいえ、今日はもう中間道で結構です^_^;」とお返事(^^ゞ |
岩の下を歩いたりしてこちらもなかなか面白いコースです。 |
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「本読みの僧」自然な石だそうですがよくできています。 |
途中に倒木もありましたが概ね歩きやすい登山道。細いですが新緑の芽生えが気持ちの良い道です。 |
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何度かこのような場所を通過。 |
あずま屋。振り返ると白雲山。 |
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バラ尾根、ホッキリ分岐への登り口。以前相馬岳へはここから登りました。稜線の岩は脆くて、その時(12前)でもかなり緊張したものです。今はどうなんでしょう。
この山は基本、2000万年前に海底で堆積し、海底火山の爆発をともなって隆起したものだそうですから岩が脆いのは当然なのでしょう。 |
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長い階段の登りが続きます。後ろからも登ってくる人がいますので休まずたゆまず登ります。梯子段状なので滑らないように・・・ |
かなり変化のあるコース。 |
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懐かしく思い出しますが、最初に歩いた時は辟易しました(^^ゞ |
ユリワサビ |
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途中の説明書きより
『標高400〜500mではコナラ林、杉檜の植林。
500〜700mはモミ、ツガ、イヌブナ、コナラ、カエデなど針葉樹と広葉樹が交じり合っている。
700m〜はイヌブナが多い。
頂上付近はミズナラの群落』 |
大砲岩分岐 |
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この上で逆立ちをした人がいるとか!しているところを見てみたいものです(^^ゞ
私達は眺めるだけ。 |
第四石門 |
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前方に東屋と見晴台
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潜って反対側から大砲岩を眺めます。
なるほど大砲岩って感じです。
ここで休憩、コーヒータイム。
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キブシ |
見晴台にいた方に写していただきました。
一年前から山歩きを始められたそうで、ここには先週も来たそうですが雪が残っていたそうです。不安定な天気が続いていましたけど、この日はもうありませんでした。 |
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見晴台から眼下にさっきまでいた
第四石門とあずま屋
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中之岳神社は岩の下にもぐりこむように
建てられています。スゴイ!(@.@;
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立派なお社。
お参りしていると、おじいさんとおばあさんが「大変だった」と言いながら登ってきました。「戦争に行く前、いまから65年前にも来た」と話されていましたが、さすがに私達まだ生まれていませんでしたよ。我らイチオウ戦後派ですから(笑) |
入れ替わりに階段を下りますが、ここを登るのは私も嫌だなぁ・・・^_^; |
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もちろん戦前の狛犬さんなのでしょう。年季が入っています。
下には大国神社。両脇には大黒様がいらっしゃいますが・・・ |
なんと、こんな大きな大黒様まで!キンピカです^_^; |
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そしてここからがさくらの花園
奥の山は荒船山
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中之岳神社駐車場から“さくらの里”へ。
桜の木は5000本だそうです。 |
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筆頭岩と金鶏山と桜
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カントウタンポポ |
アカヤシオ
植えられたものかもしれません(推測です)
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満開の桜
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ソフトクリームが美味しい♪
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一本杉分岐から桜の里を見下ろしたところ
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さくらの里を後にして一本杉から七曲を通って妙義山神社へ向かいます。 |
散り始めたヒトリシズカが集まって(^^ゞ |
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ケマルバスミレ |
シロバナエンレイソウの群落
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ハナネコノメやカタクリは既に終わっていましたが、こちらでも思いがけなくいろいろなお花が楽しめました。
そして大人場(おにんば)に到着。 |
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ここから自然探勝路のあずまやへ続くルートもあるようです。 |
ボケ・・・って、お花の方ですよ(^^ゞ
写真もボケてますが^_^; |
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きんけい橋。ここからは妙義紅葉ラインの道路を歩きますが、歩道が確保されているのでひと安心。
ぷらぷら歩いていると自転車に乗った小学生二人が「こんにちは〜」と私たちに挨拶しながら後ろから通り過ぎていきました。とても気持ちよかったです。
10分ほど歩いたところでしたがすぐその後でやはり後ろからきたランクルがスーッと隣に停まり、「舗装道を歩くのはイヤだよね」と言って駐車場まで乗せてくれたのでした。お陰で30分ほど短縮できてしまいました。地元の群馬ナンバーの方でしたがお気持ちが大変嬉しかったです。感謝感謝です。 |
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この後は近くのもみじの湯へ。500円。 |
もみじの湯駐車場から妙義山。
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翌日は笠丸山へ。 |
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