丹沢鍋割山
 (クリック地図)  (なべわりやま1272.5m)
我が家では毎年師走の30日か31日に登り納めをするのが恒例になっています。2006年の歩き納めは昨年と同じ、大晦日に娘と三人で鍋割山でした。前月にheppocoさんたちと登ったばかりですが、暮れの慌しい中、ひとときの安らぎを求めて鍋焼きうどんを食べに行こう〜♪富士山を見に行こう〜♪というわけで(笑)
 H18年12月31日(日)
  天気;18日晴れ
  Member.3人

【コ ー ス】(〜は歩、休憩時間含む) 
18日:二俣8:50〜水置き場11:00-12:00〜二俣13:30・・・所要時間約4時間40分
【↑ 鍋割山山頂より】
 一人暮らしを始めた娘が暮れに帰ってきました。仕事で疲れていたのでしょうが、歩き納めの山へ行くからと誘ったらOKの返事。私達も掃除やらいろいろと疲れていたので、何も支度しなくても山頂でお昼が食べられる鍋割山に即決定しました^_^;

 朝は7時半頃自宅を出発。東名高速は空いていましたのでスイスイ♪久々の娘の運転で二俣へ。

 二俣までの林道はいつもながらヒヤヒヤします。特に今回は^_^;

 ところが助手席に座っている私に「お母さんが座っているから谷側に車が傾いてる、(車が)落ちたらお母さんのせいだ〜♪」と軽口をたたく娘です(~_~;)


 二俣から歩き出し早速沢を渡ります。
 
 オットット・・・実はこのあとジャポーンと右足を水の中に突っ込みました^_^; 少しだけ靴の中に水が入りましたが、たいしたことないのでそのまま渡って進みます。

 娘はマイペースでどんどん先に行きます。

 ザックの中はほとんど空っぽ! とはいえけっして気楽に登れるわけではないのです・・・いえ、別に強制ではないのですが・・・・

 その訳はご存知、水のボッカ!行くからにはボッカが恒例でもあります。←トシちゃんいつも張り切っています。

 お正月ですから大事な積荷もいくつか置かれています。今回は少なかったのですが、トシちゃんはマメタン(10キロ)と水2Lをザックに積めます。暮れの疲れている状態ですから空荷で登りたいくらいなのですが(なら、行くなって?^_^;)、山荘の草野さんのために何か担ぎ上げてしまいたくなる私達なのです。娘も2Lを2個、私は5個協力します。

 登山道は霜柱がありました。年によっては雪の時もあるのですが、今回雪はまだまったくありません。

 サクサク登ります。

 トシちゃんも頑張ってます。

 よくよく見れば、杉林の根元に苔が生えてますね〜

 娘とおしゃべりしながら登ります。話すのは専ら娘の方。私は聞き役・・・はい、登りが辛いものですから(笑)

 後沢乗越で少し休んでから再び歩き出します。

 木漏れ日のなか気持ちのよい登山道です。若い娘はどんどん行きます。

 平坦なところで私たちを待っていました。

 今度は先にすすみます。

 乗越から山頂までの間は段々と富士山が姿を現してきます。晴れといってもちょっと霞んでいたので見られないかと思いましたが良かった〜♪ 娘が一緒のときはいつも富士山日和!

 そして振り返ると海もキラキラ輝いて見えたのでした。

 富士山を楽しみながら山頂に到着。さすがに大晦日ですから登山者は数名でした。山荘の今夜の宿泊者予約は40名近くだそうで、いつもより少ないそうです。

 富士山がきれいです。右の方には南アルプスも見えていました♪

 恒例の鍋焼きうどん♪そして娘とかんぱ〜い!美味しかった〜〜♪

 トシちゃんは運転ですから飲みません。というよりほとんど飲まない(飲めない)のです。でもこの顔ですから(顔じゃないって?)いつも酒豪にみられます。富士山と対照的に真っ黒ですが、これでもコップ半分で真っ赤になります(^o^)

 1時間ほどのんびりして、今回は大晦日ですからサッサと同ルートを下ります。

 なので、下りも草野さんのお手伝い!トシちゃんが手に持っているものは?


 空になったペットボトルです。軽いのですが交代で、積荷の置いてあったところまで持っていきます。

 久々の父と娘のツーショット!下りですからお父さんも息を切らせずおしゃべりしながら・・・(^o^)

 暴風雨などで倒れたのでしょうか、杉の根っこ、コレじゃひとたまりもありません。山を守るために植林よりブナ林を大切にしようと丹沢では運動が起きています。

 鍋割山も麓の方は植林が多いですが、上の方は自然林がまだたくさん残っています。自然、残して欲しいですね。

 短い時間でしたがやっぱり山はいいですね〜 疲れていてもリフレッシュできます。

 二俣に戻り、帰りはトシちゃんの運転で林道を走ります。

 帰りの東名上りはちょっと渋滞したようです。珍しく(ホントに珍しく)私は眠らせていただきました(^^ゞ

 今年も無事に一年を過ごせました。来年も元気に安全登山ができますように。