丹沢;大山
(おおやま1251.7m)
ミニオフ!花は咲いたか桜はまだかいな♪

 H13年4月8日(日)
  天気;曇り一時晴れ 
  Member.2人(山頂集合、計4名)

 【コ ー ス 】
(〜は歩、休憩時間含む)

ヤビツ峠7:10〜(途中道を通過してしまいタイムロス20-30分)〜登山口8:30〜16号鉄塔手前の分岐9:30〜大山山頂直下の広場11:00-13:30〜大山山頂13:40-50〜ヤビツ峠14:40
(所要時間約7時間30分・・休憩含む)

【大山山頂で】右
 だめちゃん、テラさん、石原


 GW前の足慣らしにどこか歩こうかと思っていたところへ、teihaiMLのテラさんからオフミの呼びかけがあった。別の予定もあったが兵庫からの精鋭、だめちゃん(@幕張)とのご対面もまだ済んでいないことだし、今度こそ行かなければと万障繰り合わせて夫婦で参加した。

 前日の土曜日は急遽孫のお守りとなったが、帰宅して夕食をすませた後、出発。前夜発は久しぶり。丹沢で前夜発というのも珍しいが、今回はヤビツ峠の駐車場がいっぱいになる前に入っておきたかった。山頂に12時集合ということで、コースは各自の選択。私たちは足慣らしを兼ね、静かな北尾根を行くことにする。

 1時間の余裕をみて、朝7時過ぎに駐車場奥の入り口から沢づたいのコースへと進む。ここも結構歩かれているようだ。青山荘のある門戸口からは林道を北上。アブラチャンやミツマタの花が結構咲いていて楽しませてくれた。ミズヒ沢を渡ってすぐ登山道にとりつくはずだったが、夫は林道だと言った所を私が空き地と勘違いして通過してしまった。札掛の建物を見てあわてて引き返し20-30分のタイムロス。不機嫌になる夫をしり目に、道を間違えたからミツマタの群落や可愛い桜も見ることが出来たねと気持ちをそらす。すると「歩く練習だからな・・」と夫も前向きな発言!ほっ!

 よく見ないと登山口とは気づかないが、踏み込めばしっかりした登山道が続いている。右に沢を見ながら斜面を登っていくが、立派な林道が沢づたいにのびているのが見える。先では工事をしているらしい音が響いていた。尾根にとりつき、檜や杉の樹林を抜けるとまだ葉のない落葉樹林となって、とたんに明るく感じられた。天気は曇りがちで、木の間からの眺めはイマイチだが、この時期ならではの快適空間。もう少し先には新緑、そして秋には紅葉が楽しめる良いコースに違いない。

 一ノ沢峠への分岐へ出てようやく見覚えのある風景となった。ここは昨年の2月に逆コースでヤビツから大山、一ノ沢峠、物見峠、煤ヶ谷へと歩いている。あの頃で、無いと思った雪があって驚いたが、今回も山頂直下に少しだったが雪がまだ残っていて驚いた。さすがに今年は雪が多かったというのが頷ける。

 西沢の頭あたりで休憩した後、歩いていくと下ってくる数名の声。静かだった山行に初めて人と会った。そしてその後単独の男性とすれ違ったが、後日のメールからどうやらHMLの河野@横浜さんらしいと思われる。登りで出会ったのはこの2組だけだった。

 11時には無線交信の予定だったので、出そうかと思った頃、待ち合わせ場所に着いてしまった。既に男性一人・・「寺田さんですか?」と声をかける。H11年の10/10に鳥海山で遭遇して以来の再会だがどうも自信がない。寺田さんとわかってホッとした。と、既に用意されていたテラさんの無線機に声が入った。だめちゃんだった。既に山頂に到着とのこと。12時集合なのに意外にもみな1時間前には到着してしまったわけだ。凄い。集合場所には三百名山達成の記念碑があった。テラさんの同僚の方のだそうだ。なぜこの山の、その場所にしたのだろう?聞くのを忘れてしまったが、ちょっと意外な気がした。

左【北尾根、大山山頂直下で】

 テラさんはヤビツから大山経由、だめちゃんは日向薬師からの登場だった。山頂集合というのはそれぞれの好みで気楽な歩きが出来るからいいかもしれない。他にも参加者がいるかと話しながら待ったが結局4人だけだった。テラさんの用意してくれたキムチ鍋とビールをご馳走になり、お花はまだなかったが、山の話に花が咲いた。テラさんとは二回目とはいうもののこうしてゆっくり話すのは初めて。だめちゃんももちろん初めて。でも初めて会うような気がしない。自然にいろいろな話題がでてくる。メールの力は素晴らしい。

 日帰り登山主義?のだめちゃんに泊まりや縦走山行の魅力を語り、関東から行ける山々の話を吹き込み、ますます深みに落とそうとする目論見にはまるかどうか、いや、きっとのめりこむことだろう。楽しかった関西の山歩きの話も聞きながら、関東の魅力ある山々を三人でささやき続けたのだった。しかし近い将来、逆転しそうなだめちゃんの勢いだ、負けそう・・・

 2時間半ほどゆっくりして、ここからはヤビツまで一緒のコースをとった。山頂からの眺めは曇って相模湾が見えなかったが、鹿と一緒に記念写真を撮り、のんびりと話しながら下っていった。途中富士山がきれいに見える場所があるのだが、それもむろん曇っていて見えず残念だった。うすぼんやりと丹沢山塊が眺められただけでもよかった>ね、だめちゃん。

 ヤビツ峠で皆さんとはお別れ。車で下る道には桜が満開だった。だめちゃんもテラさんの車に同乗してこの桜を眺めたことだろう。かくして無事お花見山行は終わった。

 だめちゃんもホームページにアップしていますので、是非ご覧下さい。
   Day Trekker〜日帰り登山隊.....だめちゃん