今回のコース(GPSの軌跡) 【mapをクリックすると拡大します】 |
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前日の夕方から降り始めた雨は、夜中じゅう降り続きました。時には強い雨音に起こされながらもたっぷり睡眠。3時半過ぎに起きて外を覗くと雨は止んでいる様子。とりあえずシュラフを片付けおトイレへ。 洗顔してお隣の女性と話していたらそこへもうお一人やってきました。おはようございます♪の言葉がハモリます(^^ゞ ちょっと驚いた表情をしたその女性はなんと“のんすけさん”でした(@.@; 冬はスキー、そしてそのシーズンが終わると山!と、アクティブな方で、いつもブログを楽しませていただいています。 興奮冷めやらぬままテントに戻り、寝ているトシちゃんに「のんすけさんと会ったよ〜♪」と言うと飛び起きました(笑)。 |
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前夜雨が降らなければ外で食事の予定でした。そうすればその時バッタリの至近距離のテント場。しかものんすけさんたちは大清水で私たちの車の隣りに駐車し、先に出発されたとのこと。その時点で予想された遭遇だったようです。私達はもうビックリで朝から楽しく嬉しいひと時でした。 お二人は前日燧ケ岳登頂され、この日はのんびりの予定だそうでしたが、雨もあがったことですし、少し遅くなりましたが私達は皿伏山の方に向かうことにします。 |
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雨上がりのトガクシショウマ♪ |
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ヒュッテ前の燧ケ岳。 雨上がりなのにすっきりと山頂まで見えています。 |
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名残惜しいですが、のんすけさんたちにご挨拶して出発。「一緒に行かない?」と亀を顧みず誘ったトシちゃんですが、「もしかしたら後から追いかけるかも〜」ということでお先に出発します。 | ||||
これから向かう皿伏山。 まさにお皿を伏せたような山の形です。 |
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燧ケ岳と長蔵小屋を後にして・・ |
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三平下はまだ静かでした。 | ||||
ミネザクラ |
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三平下には残雪の注意書き。 |
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思いがけず見事な逆さヒウチ |
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南岸分岐。皿伏山への入り口です。標識は外されていました。残雪期なのであとは自己責任と認識。ここで一人の男性が同様に皿伏山へ行くようでしたが、記憶と違うようで先に行って確認したりしています。 ここで朝再び起動のGPSを見ます。ここが入り口のポイントと確認。 その男性が先に行き、私たちは上着を脱いで熊鈴を出してから登って行きました。 |
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しっかりと残雪状態で、先に行った男性の足跡すらもうはっきりしません。GPS初めて状態の使い慣れていないsanaeですが、ここからはこのGPSが出番です(^^♪ | ||||
皿伏山までは残雪たっぷり。その上昨夜の雨でややガスっています。 | ||||
時折木道や登山道が見えますが、ほとんど雪で隠れています。雪解けのあとにはミズバショウの花。 初めの内は以前白尾山に行った時のような数メートル先までしか見えない状態でした。 |
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広々とした湿原。大清水平。 | ||||
ポツリポツリとショウジョウバカマが咲いています。木道をまっすぐ行くと先ほどの男性が私たちを待っているようでした。そこには大清水平の標識があります。 | ||||
先に行こうか思案していたらしい男性ですが、私たちが先に進むと知るや、先に歩き始めました。標識を後にします。 もし私たちが引き返したらどうされたのかは分かりません。 |
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この先は自然と三人で歩き、テープを目印に、GPSでその都度確認しながら進みます。 | ||||
緩やかな皿伏山山頂は着きそうでなかなか着きませんでした。 ようやく山頂。 |
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水分補給をして先に進みますが、展望のない山頂でした。 | ||||
皿伏山の下りは一転して雪がありません。登りの残雪状態で下りもあるものと思っていましたから拍子抜け! | ||||
合間からは白尾山山頂が見えます。 倒木や笹の横倒しで一部藪漕ぎ状態になったりして、一度メガネがはじかれてしまいました。 |
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すぐ気がついたので慌てて周辺を捜し、無事に手元に。良かった〜!ホッ! | ||||
皿伏山をくだり、鞍部から白尾山に登り返すと再び残雪が続きます。 時々登山道が現れますが、やはりGPSで確認しながら目印を捜して進みます。 |
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この残雪を過ぎたら | ||||
白尾山山頂でした。 | ||||
前回来た時は笹が全く見えていませんでしたからかなりの積雪量だったというのがよくわかります。様相がまったく異なりますが、このあと、前回の休憩場所の見当はつきました。 ここでエネルギーチャージ!前夜炊いたご飯で作ったおにぎりを食べます。先ほどの男性は御池の方に向かうということで、ここで先行されました。お互いにお礼を言ってお別れしました。茨城の方だそうですが、一期一会のご縁でした。 ここで携帯がつながったのでモブログ。 |
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白尾山から下りると足元にはイワナシの花。 そして湖畔の入口から今まで誰にも会わなかったのに、ここで12,3名のグループとすれ違いました。 |
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残雪の斜面を通過すると湿原。まもなく可愛いお花が咲くのでしょう。 |
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アンテナ。前回を思い出します。 |
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アンテナの場所からは驚いたことに立派な林道。今更に知りました(遅い?^_^;) | ||||
富士見小屋が見えてきました。 うっすらと見える山並みは景鶴山のようです。 アヤメ平の向こう側には至仏山が見えるのでしょうが、 この時は隠れていました。 |
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もう心配な場所はなさそうです。 | ||||
所々に少し雪が残っていただけ。 | ||||
富士見峠 ここから見晴十字路に下りれば時間は早いのですが やはり尾瀬ケ原を少し歩きたい・・・ 竜宮の方へ下りることにします。 |
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富士見小屋。雪はもう残っていません。二ヶ月前はまだ二階部分しか見えていませんでした。 | ||||
小屋の前で少し休憩してから出発。 | ||||
少し登れば分岐です。 時間が無いのでアヤメ平はパス。分岐から燧ケ岳を眺め、あとは竜宮へ向け一気に下ります。 |
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下りる途中、何人かとすれ違いました。 雪山装備とは思えない人もチラホラ。 他人事ながら、帰りの靴の中が心配になりました。 |
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雪解けの濡れた木道は気を遣いますが、 乾いていれば快適そのもの。 |
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予報では午後から崩れそうでしたが 雨にも濡れずラッキーです。 |
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富士見峠と竜宮との中間点。 このあと下りが急になります。 |
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残雪があると大変ですが 幸いなことにもうありませんでした。 そうなるとトシちゃんの下りの早いこと! |
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【エンレイソウ】 |
【ユキザサ(蕾)】 |
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【コミヤマカタバミ】 |
【シロバナエンレイソウ】 |
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【ミヤマスミレ】 |
【キクザキイチゲ】 |
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尾瀬ヶ原へ。 | ||||
至仏山は山頂がガスの中。 | ||||
景鶴山の上空は雲が多いながら青空が広がっています。 | ||||
ミズバショウとリュウキンカの街道 | ||||
【タテヤマリンドウ】 |
【タテヤマリンドウ(白)】 |
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【チングルマ】 |
【・・・ハタザオ?】 |
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おっと〜!突然失礼します(^^ゞ 竜宮十字路で休憩。 左は燧ケ岳をバックに。右は至仏山をバックに。 |
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【オオバタチツボスミレ?】 |
【ヒメイチゲ】 |
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ザゼンソウ |
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ミネザクラと燧ケ岳 |
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見晴十字路へ | ||||
右手に朝歩いた稜線と思われ・・・ | ||||
見晴(下田代)十字路 | ||||
シラネアオイ |
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そのまま燧ケ岳の裾野をテン場へと急ぎます。 燧ケ岳を素通りしてこのコースを行くのは何年振りでしょう。 |
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【キクザキイチゲ】 |
【ニリンソウ】 |
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【ツルネコノメソウ】 |
【ネコノメソウ】 |
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殆ど雪がありませんでしたが・・・ | ||||
白砂峠。このあたりでツアーの団体、数グループとすれ違うようになりました。このとき15時くらい。 沢のようなちょっと急な下りでも団体とすれ違い、しばし待ちます。 |
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下りきると白砂田代。 | ||||
沼尻。休憩所にはよらずに通過。 ナデッ窪を見上げますがまだかなり雪が残っていました。のんすけさんは昨日ここを登ったそうです。sanaeは無雪期に下ったことがありますが、この時期は大変そうにみえます。 |
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沼尻の外れにもミズバショウ。ここから燧ケ岳を見上げると随分印象がちがいます。 | ||||
燧ケ岳にみえません(^^ゞ |
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沼山峠分岐 |
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16時少し前、竜宮から休まずにテン場に戻ってきました。 急いで撤収・・・・ところがトシちゃんテントの底も干すからとのんびりモード(~_~;) 三平峠まで明るい内に着けば、あとはヘッデンで下りられると暢気です。(せめて一ノ瀬までは明るい内に着きたいっス!^_^; by sanae) |
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「花豆ジェラートを買ってるからね〜」と何気に釣って先に行きます(^^ゞ 甘いもの大好きトシちゃん、「オーイ!」と嬉しそうに急ぎ?マス。 ところがもう営業は終わってました・・アリャ^_^; |
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キャンプ場を後にして。 | ||||
今朝歩いた皿伏山を眺めながら |
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ミズバショウともお別れです。 | ||||
三平下。さすがにもう人はいません。燧ケ岳と尾瀬沼が静かに見送ってくれます。 | ||||
ところがこの三平峠への濡れた木道に 気を遣いながら登っていると ツアーの団体がいっぱい下りてきてびっくり。 いやぁ〜・・・遅いですと言える私達ではないですが^_^; 団体のツアーにしては遅いような気がします。 皆さん軽装でもう17時を回っていますから・・・ 事情があったのかもしれませんが・・・ いやいや、人のことは言えませんが^_^; |
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三平峠。ここまでくればあとは下り1時間で一ノ瀬。 | ||||
一ノ瀬。 もうお店も閉まり、誰もいません^_^; でもここまで来れば安心。 途中で休憩しましたが、ここで最後の大休憩。 温かいコーヒーとパンを食べてから 登山口へと向かいます。 |
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GOAL(17:25) 辺りは薄暗くなってきましたが 無事に車の所まで戻ってきました。 お疲れ様でした♪ このあと温泉は近くによる予定でしたが 遅くなったのでもう間に合いません。 少し離れていますがいつもの白沢道の駅、望郷の湯へ。 (営業時間10時まで。食事は8時まで) |
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尾瀬・尾瀬沼〜皿伏山〜白尾山〜尾瀬ケ原(2日目) (さらぶせやまクリック地図 1916.8m ・ しらおやまクリック地図 2003m) |
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2日目はのんすけさん達とバッタリ!先週と前年の檜洞丸でニアミスしていたので三度目の正直!それにしても同じテン場でびっくり、嬉しい出会いでした♪ この日はまだ歩いていなかった皿伏山から白尾山へのコースを行くことが出来、大満足。まだ使いこなしていませんが、GPSを持つ安心感を再認識しました。 |
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H20年6月7-8日(土日) Member. 2人(トシちゃん・sanae) 【コ ー ス】(〜は歩、休憩時間含む) 7日:大清水8:35〜一ノ瀬9:36-47〜三平峠11:01-09〜三平下11:30〜尾瀬沼キャンプ場12:00(テント泊) テント設営後13:27⇒大江湿原〜沼山峠展望台14:48-15:03〜テン場15:55 8日:テン場6:30〜三平下〜南岸分岐7:37〜大清水平標識8:00-05〜皿伏山9:05-10〜白尾山10:34-48〜アンテナ11:06〜富士見峠11:20〜富士見小屋11:25-30〜分岐11:35〜竜宮十字路13:00-20〜見晴十字路13:48〜白砂峠14:50〜沼尻15:10〜テン場(撤収15:50-16:35)〜三平下16:55〜三平峠17:20〜(途中休憩)〜一ノ瀬18:19-36〜大清水19:25 |
↑ 逆さ燧 |
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