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 大小山を歩いたあと、織姫神社へ。織姫だなんて、名前がいいですね。

 

 足利は織物を中心に栄えてきたそうで、天八千々姫命(あめやちちひめのみこと)と天御鉾命(あめのみほこのみこと)を御祭神として、縦糸横糸の良き縁を結ぶという縁結びの神社だそうです。これは後から成程と思うのですが、人との縁だけではないのですね。

 上の方にも駐車場があるそうですが、せっかくですから下から歩いて・・・へっ?境内まで229段ですか!^^;

 一緒に歩きだしたおば様たちと話しながら登って行ったら229段もあった?という感じでした。その観光のおば様方(私もおばさんですが^^ゞ)、はるかに年齢が上だと思われるのに息も切らさず話しづめ・・^_^; 階段でトレーニング中の男子学生に「何部?野球部?」なんて明るく声までかけながら登っていきます。私達といえば、もう途中から話もできませんでした(笑;

 登りきると華やかな境内。

 ここから両崖山まで2、1キロ。この辺りの桜はまだこれから。

 お参りすると、中から雅楽が・・・。中では結婚式の最中でした。綿帽子を被った白無垢のお嫁さんの後ろ姿を見て「いいわね〜」なんてつぶやいていたら、あのおば様方が「また着たいわね〜私を好きな色に染めて〜なんてね!そちらはもういいでしょうけど」と、私達を見ながら明るく笑ってました。 ・・・いや〜そんな返しがあるとは思いませんでした(笑;

 左写真はその方に撮ってもらいました(^^ゞ これも一期一会のご縁です。

 縁結びというのはよき人との縁だけでなく、健康、智恵、人生、学業、仕事、経営・・・といろいろあるわけでして、ナルホド確かにそうですねと思ったのでした。そういえばコレ、お守りにあるフレーズに似通っているような(^^ゞ

  神社の先に行くと両崖山への入口。イノシシが出るのですか(汗;

 予備知識がないままに登っていきますが、観光の人に混じってハイキングの人もチラホラすれ違いました。

 階段を登りきったところに祠。手を合わせて左へ向くと桜が咲き始めてました。今年は遅れて今東京や神奈川が満開ですからまさか咲いているとは思いませんでした。




 古墳。歴史を調べたらきっと面白いのでしょうね。
 
街中ではあまり見なかった桜ですが、
ここは日当たりが良いようです。
でも全体ではまだまだこれからでした。

 
しばらくはヒールでも歩ける散策路。
日向ミズキでしょうか、満開。

 


 もう少ししたら花見客で賑わいそうです。

 木の間からは両脇に市街地が広がって開放的。

 手ぶらで歩いている人も多く、2歳の男の子を連れたおじいちゃんも飲み物さえ持っていませんでした(@_@;) この子、うちのマゴタンより一ヶ月早かっただけなのに弱音も吐かず黙々とよちよち歩いて微笑ましかったです。

 こんな岩だらけの場所もけっこうあったので、ウチのマゴタンを歩かせるとなると躊躇いますが、すごいな〜と感心してしまいました。

 ところどころに休憩スポット。


 左の山肌にもところどころ桜の花が見られます。

 トシちゃん、こんなところを行きますが、よく見れば右にちゃんとした広い道がありました。

 先行って待ちかまえてパチリ。トシちゃんは私が挟まっている所を写したかったらしく悔しがってました(^_-)-☆

 背後に織姫神社のあった織姫山(?)

 鳥居って、どうしてこんなにもあるのでしょう?

 両崖山に到着。足利城址で石垣の跡も残っています。小さなお城だったのでしょうが、どんな生活がここにはあったのだろうかと思ってしまいます。

 この一段下の東屋辺りには何年か前まで民家があって人が住んでいたと山頂に居た人から聞きました。側には井戸もあったそうです。

 
 ここも関東ふれあいの道(注1)。高尾山でもお馴染の石。
(注1)
 関東ふれあいの道(かんとうふれあいのみち)とは、環境省の長距離自然歩道構想に基づき関東地方1都6県が整備した、別名首都圏自然歩道(しゅとけんしぜんほどう)ともいう、東京都八王子市の高尾山麓、国道20号沿いの「梅の木平」を起終点に、関東地方の東京都、埼玉県、群馬県、栃木県、茨城県、千葉県、神奈川県を1周する総延長1,799kmの自然歩道のことである。以前は総延長1,655kmであったが、2007年から2009年にかけて栃木県茂木町内の既設路線から分岐北上し、那珂川沿いを経て、東北自然歩道の福島県白河市に至るルート134kmが整備され追加された[1]。 沿道には、高尾山、奥多摩、妙義山、筑波山、九十九里浜、三浦半島、丹沢などがあり、美しい自然や田園風景、歴史や文化遺産にふれあうことができるようになっている。各コースの起点は駅やバス停としていることが多いが、中にはバス路線が廃止されているコースもあり踏破には注意を要する。【Wikipediaより】

 
自生のタブの木6本は
足利市の指定天然記念物


 


 
 
先ほど会った2歳の子は元気に先へと進んで行きました。

私も先の行道山まで行ってみたい衝動にかられましたが
車ですから、チーズケーキ風のパン(菓子?)とコーヒーで
お昼を済ませ同ルートを戻ります。


 

 
展望台から往路を振り返ったところ

 
日光方面
男体山、大真名子山、女峰山

 
途中、稜線の右の麓が一面白くなっています。
どうやら梅の花がまだ咲いているようです。


 途中、梅林への分岐があったので行ってみることに。

かなり古くて立派な梅林です。
 
 

 

 

 

 

 


桜と梅、両方楽しめたと思ったら麓にカタクリも少し咲いていました。
地主さんが栽培しているのかな?

 
丁度満開♪

 



 道端にトウダイグサ(燈台草)

 下の道を通って、戻ってきました。

 織姫神社の駐車場は狭く、10台前後くらいしか置けませんので要注意です。公衆トイレがあります。

 夕方には息子たちがくるので14時前には帰路につきました。

 
いつも暗い時に通る首都高なので
ようやく目視で確認できたスカイツリー(^^ゞ


 
幸い渋滞にもあわず、16時過ぎに帰宅。

孫娘が新しい制服を見せに来てくれました(^^♪
おめでとう♪楽しい中学生活となりますように(^0_0^)

 
栃木県:両崖山
(りょうがいさん 251m) (クリック地図

 大小山で会った方から薦めて戴き急きょ歩いてきました。織姫神社周辺の桜が少し咲き始め、麓の梅もまだ楽しめました。見通しの良い尾根歩きは気持ちよく、ごつごつした道も踏みならされて、なるほど幼い子から年輩の方まで地元の人に好かれている山だと思いました。
 H24年4月8日(日)
  天気;晴
  Member.2人(トシちゃん、sanae)

【コ ー ス】(〜は歩、休憩時間含む) 
 織姫神社P10:40〜織姫神社〜登山口〜両崖山11:45-12:30〜梅林〜織姫神社P13:35(所要時間約3時間)

↑ 両崖山山頂