H18年08月15-17日(火ー木) 天気;快晴 Member.2人(夫婦) 【コ ー ス】(〜は歩、休憩時間含む) 15日:蓮華温泉5:03〜天狗ノ庭7:30-35〜白馬大池山荘8:55-9:25〜小蓮華山11:30-12:10〜三国境12:48〜白馬岳山頂13:40-14:15〜白馬岳頂上宿舎(テント泊)14:47・・・所要時間約9時間45分(休憩時間含む) 16日:白馬岳頂上宿舎4:40〜白馬岳山頂5:25-48〜三国境6:22〜雪倉岳避難小屋8:50〜雪倉岳山頂9:40-10:30〜朝日岳分岐13:20-33〜朝日岳水平道分岐〜朝日小屋(テント泊)15:20・・・所要時間10時間40分(休憩時間含む) 17日:朝日小屋4:35〜朝日岳山頂5:45-6:05〜栂海新道分岐6:30〜五輪の森(五輪尾根)休憩8:10-35〜花園三角点(手前の休憩場&水場)休憩9:05-50〜白高地沢の橋10:45〜雪倉下の沢の橋12:07〜兵馬ノ平13:08〜蓮華温泉登山口13:50〜蓮華温泉駐車場・・・所要時間約9時間30分(休憩時間含む) |
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【二日目:8/16の続き】 9:40-10:30 雪倉岳山頂に到着。 |
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バック左側のピークが白馬岳。お花はタカネマツムシソウを中心にいろいろで見事の一語。 二日目の大きなピーク、雪倉岳に着いて、ほっと一息。途中の雪渓で水を補給していたので、ここでお湯を沸かしてコーヒーを淹れた。のんびりしたひと時を過ごす。 |
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朝日岳方面(雪倉岳山頂より)。ピークの左側に朝日小屋が見える。朝日岳を巻いていくとはいえ、最後は登りだというのが良くわかる(^-^; | |||||||||||
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11:37 雪倉岳を下山中もお花畑は続く。 |
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12:38 前方、朝日岳方面へ。 |
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12:44 途中にはこうして水場は多くあり嬉しい。冷たくて美味しい。 |
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12:51 木道が作られ、湿原が保護されている。 |
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12:53 残雪時には水芭蕉の花もきれいだったのだろう。大きな葉っぱだけが残っていた。もちろん、ハクサンコザクラやチングルマ他・・・・もう満腹状態! |
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13:20-33 朝日岳の分岐で小休止。一緒に休んでいた人と話していると、初日の蓮華温泉から天狗ノ庭までのコースタイムが「地図のコースタイム、あれはウソ!」と、話が合う(笑) 休んでいる目の前に久々に見るキヌガサソウ。この先もまだかなり咲いていた。本当に今年は雪が多かったお陰で残雪から秋の花まで見ることが出来た。山はいっぺんに春夏秋! 朝日岳は明日登ることにして、この日は巻道を行く。 |
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13:43 雪渓も何回かあるが、アイゼンをつけるほどではなく、迷うような所もなかった。ガスが出ているときは保証の限りではないが・・・ この日は大変暑く、雪渓の表面や下の空洞から吹き抜けてくる風が冷たくてとても気持ちよかった。 |
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13:55 驚いたことにショウジョウバカマまで咲いていた。側の雪渓を見れば8月とは思えない。 |
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14:48 木陰から見上げると空との境に小さく朝日小屋が見えている。まだあそこまで登るのか・・・ |
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15:00 でもこうして水場が数回あり嬉しい。顔や頭を洗ったり、靴を脱いでゆっくり寛ぐ人も多かった。 |
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15:08 巻き道と朝日岳との分岐へ。左へ行けば間もなく小屋。 |
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15:11 分岐。巻き道は水平道と書いてある。どこが水平道だ!と言いたい位アップダウンのある登山道だった。いっそ朝日岳経由の方が良かったのではないかと思ったくらいだ(^o^; |
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朝日小屋に近づくとニッコウキスゲがまだ咲いていた。 15:20 小屋に到着。テント場を申し込む。ここは小屋番さんが女性で食事が美味しく、人気の小屋なのだと途中で聞いていた。食料(メニューはレトルトカレーだけど・・・)は持ち上げていたので残念だがパス。せめてもとここの特製シソジュース(250円だったかな?)とカゴメの野菜ジュースを買って戴く。美味しかった。シソジュースは大きな氷4個入り♪これは嬉しかった♪ |
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テン場から朝日岳を望む。 蓮華温泉から前後して歩いていた単独女性のTさんが外に出てきていたので、しばらく一緒におしゃべり。山の話で話題はつきなかった。 |
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【三日目:8/17】 4:35 出発時はまだ少し薄暗かった。ヘッデンを点けなくて良い頃を見計らって出発。 5:16 水平道分岐を通り過ぎ、登りにかかると次第に明るくなってきた。しかし白馬岳の方を見ると山頂はガスがかかっているようで、ご来光もちょっとアヤシイ。 |
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5:18 この登りもヤマハハコ、ハクサンコザクラ、ウサギギクなど咲いてきれい。登山道は整備され歩きやすかった。木で階段状になっているところは雨が降ったら滑りそうなところもあり。 |
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5:42 上に行くほどにまたお花畑のオンパレード。ここもタカネマツムシソウ、カライトソウ、ウサギギクなどが多かった。 |
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途中で昨夜小屋に泊まっていた小学生数名と引率者数名に出会った。ご来光を見に行ったが駄目だったと言う。 5:42 小屋からは近いと思われた山頂は意外と時間がかかり、ようやく稜線へ。 |
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5:45-6:05 山頂。 空の雲が微妙に動いている。 |
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周りは見渡せるのだが、白馬岳山頂あたりだけがガスで隠れている。 | |||||||||||
山頂標示の前で。 逆光だがこのおおきな標識のお陰で白馬岳バックに。 |
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6:08 朝日岳を下る。 |
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6:09 まわりはお花畑。三日目ともなるとお花のおさらいといった感じ。 |
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6:16 途中、雪倉岳を望む。白馬岳ピークにはガスがかかっているが、雪倉岳は終始きれいに見えていた。 |
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6:17 前方は稜線でなく、右下の雪渓下部の巻き道を行く。一部雪渓を横切っているのが分かる(雪上に赤い印が見える)。 |
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6:18 右に目をやれば雪渓の先の登山道も見える。 |
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6:31 栂海新道分岐。 ここを左に行けば日本海へ。長い道のりだ。 私たちは蓮華温泉方面、右へ。 |
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チングルマと雪渓 | |||||||||||
6:49 水場を何回も通過する。なかでも湧き水や伏流水のある場所もあり、それは冷たくて最高に美味しかった。 |
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6:50 木道。例年水が多い場所のようだ。 |
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7:18 いつ見ても雪倉岳は凛としている。 |
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7:39 こんな場所もあるが、概ね歩きやすい。ただし雪渓や水場、湿原などあるので、滑っている人もいた。 |
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7:46 ニッコウキスゲ そして他の花々・・・ ↓ (下の写真) |
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8:10-35 五輪の森(五輪尾根)の展望の良いところで休憩。正面には雪倉岳、そして眼下に花園湿原、その彼方に蓮華温泉が見えている。 蓮華温泉・・・思いっきり下って、またあそこまで登り返すのか・・・と愕然とする。思わず笑ってしまう。 出発しようとしたら、同じコースを歩いているTさんがちょうどやってきた。見送って写真を撮りつつゆっくり下りていった。 |
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9:05-50 花園三角点手前に湿原が広がっている。ワタスゲも揺れていた。湧き水の水場があり、冷たくて美味しかった。 丁度良い休憩場所があり、さきほどのTさんがお食事中。前夜テント場で一緒にお茶を飲んだこともあり、今度はここでご馳走になってしまった。 |
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側には雪渓も、咲き残りの小さな水芭蕉もまだあった。木道から少し離れていたのでアップで撮れず残念。 | |||||||||||
「Tさん、ごちそうさまでした。楽しいひと時でした。またどこかでお会いできたらいいですね〜♪」 | |||||||||||
9:53 休憩した場所から木道沿いに少し進むと花園三角点があった。 ここから一気に下る。しかしここからが長い下りだった。下り?いえいえ、そんな生易しいものではなかった! |
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10:45 ぐいぐい下り、白高地沢の橋を渡る。常に作り変えられているような橋だ。沢に出るとやや上流に上って渡るようになっている。水流が少なければそのまま沢を渡れるのではないかとも思えたが、橋を渡った方が早いと思う。 |
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10:46 橋を渡ると河原を歩き、また登山道に入る。 登山道に入ると間もなくベンチがあり休憩。 |
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河原には、シナノナデシコ(ミヤマナデシコ) | |||||||||||
これは?ジャコウソウ。 (テントミータカさん、ありがとうございます)。 |
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12:07 雪倉下ノ沢になるのだろうか?ここの橋はしっかりしたものだった。沢沿いに出たら休憩しようと思っていたのに、この橋が立派過ぎて、河原に出ることなく登山道へ入ってしまった。 しかし、少し行くと小さな沢があり小休止。 |
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12:25-35 休憩。 その小さな沢の側には久しぶりに見るクジャクシダ。 蓮華温泉に戻るにはひたすら登りになる。 |
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13:08 兵馬ノ平。湿原。もうかなり草ぼうぼう状態。かなり暑くなっていたのでもくもくと木道を渡る。 そしてなおも登っていく。かなりしんどい。 |
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13:48 やっと登山口へ到着。蓮華温泉まではあと少し。キャンプ場の側を通り、蓮華温泉まで20分とあった。林道を歩いているとそこでも蓮華温泉の手前で登り(@.@; そして雷鳴が聞こえてきた。怖っ! 疲れたので蓮華温泉に泊まろうかと思っていたが、チェックアウトが8時半というのを見てやめた。泊まるなら翌日はのんびりしたい。日帰り入浴内湯でさっぱりした。 日帰り入浴 800円(内湯10:00〜16:00、野天風呂も入れる。野天風呂のみは500円、ただし混浴のみ) |
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【追記】 入浴だけしてその夜は糸魚川のキトキト寿司を食べに行くことにした。せっかく日本海の近くまで来たのだから美味しい海の幸を堪能。 その後近くの電気店へ。デジカメのメディア(SDカード)がいっぱいになってしまい購入。その頃には雨が降り出していた。ついでに電気店のインターネットで天気予報をチェックして貰い明日の予定を検討。天気は回復しそうなので雨飾山登山口へ向かうことにした。 新潟の不思議?かなり雨が降っていたのにスーパーの駐車場からスーパーに向かう人の殆どが傘をささず、急いで歩く様子でもない。雪なら分かるがどうして?関東の人間なら絶対に傘をさすほどの降り方だったのに・・・不思議だった! |
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北アルプス:白馬岳〜朝日岳(前編へ) | |||||||||||