中央線沿線・高尾山
(たかおさん599.1m)
 久々の足慣らし

 H15年9月27日(土)
  天気;晴
  Member.2人(夫婦)

  【高尾山山頂で】右
 【コ ー ス 】
(〜は歩、休憩時間含む)

高尾山口駅11:30〜稲荷山登山口〜(稲荷山コース)〜見晴台12:10-20〜高尾山頂13:00-14:20〜(3号路ー2号路)〜琵琶滝15:35〜稲荷山登山口15:50
(所要時間約4時間20分・・休憩含む)


 天気が良いと気もそぞろではあったが、一ヶ月半前の私の捻挫と夫の膝痛で、このところ山には遠ざかっていた。ブランクがあくとなぜか気持ちも体もついていかない。この日やっと、気楽に高尾山にでも行ってみようか・・ということになった。こういうとき、いつも最初に足が向くのは高尾山だ。朝ゆっくり出てものんびりと歩けるのが嬉しい。

 朝の家事を済ませ家を出たのは10時。電車の乗り継ぎよく順調にいっても京王線高尾山口駅までは1時間半かかる。どのコースから行こうかと迷いつつ、いつもながら好きな稲荷山コースへと向かった。足の具合は通常の生活に別段差し障りがないが、様子を見ながらゆっくりと登っていく。

 このところ陽気は寒くなっていたが、この日は天気が良く、半袖で気持ちよかった。日の射し込む登山道が心地よい。ハイカーは多く後ろからも次々と私達を抜いていった。続いた雨で滑りやすくなっていたので注意して行く。

 見晴台からは今回も筑波山を望めなかったが早朝ならば見られたのだろうか?山頂からの富士山も同様かなと話しながら10分ほど休んで再び歩き出した。

 この先は平坦または緩やかな登り下りだが、捻挫の足には下りがやや痛い。自然とかばって歩いている。思った以上に長引くものだ。甘くみていた・・

左【山頂に到着、暑かった!】

 最後の階段を登って山頂に到着。やはり富士山は見えなかった。山頂は人が多く賑わっていたが、空いているテーブルに行き、先ずはビールを買ってきて乾杯・・といっても二人でレギュラー一缶!山頂の水道水で煮込みうどんを作り始めた。しかし暑い。冷やしの方が良かったなぁ・・。薬味も無いし、材料も違うから仕方ないか・・

 ビールを飲みながらうどんを作り、たまたま向かいに座っていた若いカップルと話し始めた。カップラーメンを食べていた彼等は、私達がうどんを作っている様子に興味を持ったらしかった。彼女のご両親が山歩きをしているので、その影響で歩き始めたばかりだという。うちの子供達くらいの年齢だったがその素直さがとても清々しい。いろいろなことを話したような、もう少し話していたかったような、そんな楽しいひとときだった。彼等が先に下山した後、「ウチの子はみんな、親のすることしないよな」と夫(^o^)。ウンウンと頷く私(^o^)。

左【ツリフネソウ】

 山頂でものんびりし、下山は静かな3号路から2号路へ進むルートをとった。途中シモバシラの白い花やピンクのツリフネソウ、紅白のミズヒキや黄色のキンミズヒキなど群生していた。数名出会ったが、やはり高尾山にしては人の少ないルートだ。展望が良いわけではないが、ここもお気に入りのコースだ。

左【琵琶滝】

 沢音を耳にしながら琵琶滝に着くと、ここからまた人が多くなる。滝に打たれている人はいなかったが線香の香り漂う中を通過して下りていく。既に3時半を回っていたが登ってくる人は多かった。

 下山し駅へ向かったが、途中で博物館に寄ってみることにした。今朝チラシを配っていたので思い出したのだが、行くのは初めてだった。古代からの地形の成り立ちや高尾山周辺の生物の歴史、食層や昆虫、動物の分布など、わかりやすく展示されていた。小さな子供でも楽しめそうだ。博物館に行ったのは何年ぶりだろう?久しぶりに面白かった。

 足の具合は思ったより良くはなかったが、少しでも歩けて気持ちよかった。夫の膝は大丈夫なようでホッと一安心。さて今度はどうしようか?ひとまずもう少し休養か・・・(;.;)