今回のトラック(赤線)
青線は入れていったルート
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冬桜と紅葉目的で西上州へ。鹿岳(かなだけ)と谷急山(やきゅうさん)をリストアップしましたが土曜日は雨予報だったので日程は流動的。直前になって土日共に予報は晴。冬桜も見たいので、初日を谷急山、二日目に鹿岳&冬桜見物ならば都合がよいと思ったのですが、出発が夜中の12時になってしまい体力的に無理・・・(-_-;)
結局初日のコースタイムは短い方が良いということで日程を逆にしたのでした。冬桜見物は下山してから考えることにします。
下仁田ICで下り、国道254号沿いの道の駅しもにたで車中泊。既に2時半でした。6時起床の予定でしたが起きられず、ぐずぐずと40分ほど寝過ごします^_^;
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大久保登山口に移動し、何とか車を停めて歩き出しました。この時7時44分、気温は7度。
すると少し上に、こんな可愛い登山口があり、側には広い駐車スペースがありました。 |
地主さんのご厚意でありがたいことです。 |
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さっそく戻って移動し、先行者の後ろへ。全部で7〜8台くらいは置けそうです。
この後もう一台、単独の女性が駐車。この女性には歩きだして間もなく抜かれます。私達が鹿岳まで行くと聞いて「お楽しみください」という言葉を残し、あっという間に見えなくなりました。 |
7:53
改めて出発。 |
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振り返ると駐車場の向こうに民家が数軒。 |
沢沿いの小さな滝のような流れがいくつかあり、目を引きます。 |
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紅葉は少し残ってました。 |
紅葉と小さな滝が素敵です
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しばらくは杉林が続き、奥多摩を思い出します。 |
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8:05
鹿岳と四ツ又山の分岐。 |
四ツ又山の方へ進むと間もなく水場がありました。 |
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杉林を一時通り抜けると空が開けて開放的。 |
隣の稜線の紅葉がきれいでした。 |
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落ち葉を踏みしめながらの広葉樹林。樹林帯は秋から冬へ移りつつあります。
8:30
標高565m。気温9.1度 |
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冬が来る前に、のんびりと里山歩き。静かな山はホッとします。 |
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いろいろな山に登っていても、知らない山がまだまだいっぱい。当然ですが、こうして初めての山に来れるのもいろいろな情報のお陰です。特にインターネットは最新情報が得られるのでとても有り難いなどと、2人で話しながら歩いていました。
こうして2人で元気に歩けるというのも有り難く思うこの頃。できるだけ元気に歩き続けたいものです。 |
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8:36 天狗峠。
小沢方面、宮室方面の登山道が合流する場所ですが、そのどちらも今は一時的に通行止めだそうです。登山道整備されるようですから、登られる方は最新情報をご確認ください。 |
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天狗峠から四ツ又山に向かう稜線の木の間から右前方に山頂が見えてきました。 |
四ツ又山。木が茂っているころは見えにくいかもしれません。 |
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そして左側には鹿岳。いったいあの山頂にどうやって登るの? 誰も寄せ付けないような、近寄りがたい山容です。 |
ひとまず四ツ又山山頂へ。 |
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9:11 四ツ又山山頂
狭い山頂です。
この山も春(4月中旬、20日前後頃?)にはアカヤシオがたくさん咲くようですね。その頃にもまた来てみたいものです。 |
四ツ又山の守り神様でしょうか。もしかして・・・と隣のピークを見るとやはり像が見えます。下仁田から来る時、この山とすぐ分かる四つのピークがありましたから、それぞれ坐すのかもしれません。 |
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四ツ又山山頂より鹿岳。右奥に浅間山。
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妙義山
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分岐にもどり鹿岳へ。 |
二つ目のピークには烏天狗が手前にあり、 |
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奥に穏やかな表情の石像。お公家さんのようなスタイルですか?先ほどの山頂といい、立派な神宮像です。
石像に気付かなかったらピークを踏まず素通りするところでした^_^; |
三つ目のピークにも石像。奥には小さな祠もありました。 |
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アップダウンを繰り返しながらマメガタ峠までどんどん下ります・・・って、鹿岳に登るんですけど(^_^; |
動画(音量にご注意ください)
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又登って四つ目のピークです。 |
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妙義山。
明日行く予定の谷急山も見えます。
こちらには祠がありましたが石像はありませんでした。
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アップで。
アラ、谷急山がカットされちゃいました^_^;
谷急山はこの左側になります。
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鹿岳。
風情のある松がチョット邪魔です^_^;
見えないようにしてくれているのかな?
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下ろうと下を見ると、足元にきれいな赤♪ |
あれ?左にも道があるけど? |
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ロープがあるからコッチだろう・・・って^_^; |
下って、登って・・・ |
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下って、 |
下って・・・ |
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動画(音量にご注意ください)
どんどん下ります。
落ち葉がいっぱいでその下が見えませんから
木の根や大きな石で躓かないよう気を付けて下りていきます。
急な下りなので落ち葉で滑りやすく、けっこうコワイ^_^; |
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黄葉に癒されます♪ |
そしてリンドウの残り花。 |
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10:13 マメガタ峠
いよいよ鹿岳への登りですが、登れそうも無かったら引き返してここから下りれば良いのですから気が楽です♪ |
前方に鮮やかなイロハモミジ |
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晴れていると紅葉もきれいです。
気温は8度。
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同じ木なのに上からより下から見た方がきれいです^_^; |
杉の植林もありますがよく手入れされて気持ちよく陽が射し込んでいます。 |
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雨や、うっすら雪がついたり凍ったりしたら滑りやすそう。下りは要注意です^_^; |
大分近付いてきました。ますますどうやって登るのだろう?と興味津々(?_?) |
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周囲の紅葉。渋いです。 |
なんと、こうやって行くのですか〜(^^ゞ |
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周りを眺める余裕も。
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一ノ岳を右から回り込んで登っていきます。 |
一ノ岳と二ノ岳の間に到着。そばにはザックがいくつかデポ。どちらに登る人もここに置いているようでした。 |
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私達はデポせずそのまま一ノ岳へ。短い距離ですが細いヤセ尾根でした。
この梯子を登っていきます(下山はこの右、高原方面を下りる予定)。見上げると急なようですが、心配するほどではありませんでした。 |
11:22 鹿岳一ノ岳山頂。
そばの岩には摩利支天とありました。日本の山岳信仰がこの山にもあるのだということが分かります。 |
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分岐へ戻り、そのまま二ノ岳へ。
大変そうだったら無理せず止めようを合言葉に行きます。
梯子は自然木で作られ、素朴で味わいがあります。見た目壊れていそうですがしっかりしていました。もちろん、一人ずつです。 |
続いて鎖場。足を滑らせたら大変ですが、しっかり三点確保で登っていきます。
この日は人が少なくて良かったですが、アカヤシオの時期などは混雑して大変かもしれませんね。 |
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雨の時はもちろんパスです^_^; |
11:58 鹿岳山頂(二ノ岳)
一ノ岳より高いですが、こちらが二ノ岳。
こちらも狭いですが、一ノ岳よりは休憩スペースがあります。展望台の方には先客(2人)がいたので、私達は反対側の、正面に妙義山や浅間山が見える方で大休憩。 |
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今日は野菜と肉とうどんを持ち上げて蒸し鍋です。初めてでしたが手軽で美味しかったですよ♪
野菜とお肉だけなら水はいらないのですが、うどんも入れたので少し足しました。
休憩中に反対側から登ってくる年輩の単独男性がいましたが、下山道が分からなくて引き返してきたということでした。朝会った女性は歩くのが速くて先にどんどん行ってしまったとか!凄いですね〜(^^ゞ
この方が一休みされて下った後、入れ違いに3人の男性が山頂へ。 |
食事を終えてから反対側の展望台の方へ。
歩いてきた山並みを一望です。
四ツ又山と一ノ岳、その奥の山は小沢岳。
奥の山並みは御荷鉾林道のある稜線でしょうか?
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特徴のある平らな荒船山が少し見えています。
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四ツ又山
山頂の丸みを帯びたボコボコが可愛らしいですが
アップダウンと最後にド〜ンと急下りが待っているわけでして、
四ツ又山のピークからマメガタ峠までの標高差は約200m。
そしてこの鹿岳まで今度は約300m登り返しですから
なかなか容赦のないコースです。
侮れません^_^;
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山頂でゆっくり休んだ後、鎖場と梯子を下り、一ノ岳直下から高原へ。
ここも少しだけ鎖場。 |
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後は下るだけですが、落ち葉の下の隠れた石や根っこで躓かないよう気を付けていきます。 |
それでも下の方で滑って尻もちついてしまいました^_^;
大きな岩の脇を通過します。 |
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14:23 登山口へ。
下りで時間がかかってしまいました^_^; |
タンポポ |
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大久保へ戻る途中の山間に見えた小沢岳。展望が良さそうですね。 |
山道を歩いているより、こうして遠目で見る山の錦がきれいでした。 |
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車はこの奥の駐車場。
私はココで待っていることに♪もちろんトシちゃんのザックは置いて、空身で車を取りに行ってもらいました(^^ゞ
待っている間に山頂で会った三人の男性も下山してきました。 |
四ツ又山と鹿岳を組み合わせたコースは
コースタイム4時間といえども歩きごたえありました。
私達はのんびり歩いて休憩もたっぷりとって約7時間。
遠望は霞んでいましたが、展望のいい稜線は
気持ちよかったです。
紅葉は少し遅かったのですが
まだそこそこ楽しめました。
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案内図を見ている間にトシちゃんは駐車場に到着。車に乗ってきました。
予定より時間がかかってしまいましたし、温泉も入れなくなりますけど、このあと予定通り冬桜見物に向かうことにしますヽ(^。^)ノ |
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