箱根・金時山&矢倉岳
(きんときやま1212.5m・やぐらだけ870m)
 足慣らしをしながら、前日の救助訓練のおさらい?

 H13年7月1日(日)当日発
  天気;晴れ 
  Member.3人(娘と親子で)

 【コ ー ス 】
(〜は歩、休憩時間含む)

登山口(北側ゲート近く:足柄峠方面登山口駐車場847m)8:15〜金時山山頂(1212.5m)9:15-10:00〜駐車場10:50

万葉公園駐車場(矢倉岳登山口)11:00〜矢倉岳山頂12:00-35〜途中で救助訓練13:00-14:10〜万葉公園駐車場14:35
(全部の所要時間約6時間20分・・休憩含む)

【夕日の滝分岐点からの富士山】右


 前日の雨模様に比べ、この日はお天気がよさそうな予報だった。どこかに行こうと夫と話していたがなかなか場所が決まらない。とりあえず支度して朝になり、快晴なので展望の良い南八ヶ岳の編笠山にしようか、丹沢の塔ノ岳にしようかと思っていたが、またまた一ヶ月ぶりの足慣らしとなる夫にはちょっと厳しいかも・・・。そこへ娘が来て珍しく、日焼けしたいから一緒に行くという。喜んだ夫は「金時山に行ったことないから行きたい」と言い、そこに決まった。

 今回のコースは’00(H12、1月)矢倉岳〜金時山で歩いたことがある。この時はずっと歩いたが、今回は車なので、それぞれピストンで行くことにした。軽い山なので良い場所があれば、私が昨日してきた救助訓練の復習もしたいと思い、ザイル等も一応詰め込む。

【金時山】

 道は空いていたので登山口には思ったより早くに到着。駐車場はすいていた。この暑い時期に低山に登る人は少ないのだろう。しばらく平坦な道を歩き、登り始めると階段をぐんぐん上るような北斜面だ。さいわいさわやかな風が吹いてきて気持ちがよい。ヤマボウシの花が咲いていたが、山頂近くになると足下に花びらがいっぱい落ちていた。これはどうもエゴノキのようだがはたしてどうだろう?

 最初の内はゆっくりと話しながら一緒に歩いていた娘だが、睡眠不足にも関わらず、そのうちどんどんと登っていってしまった。1時間ほどで山頂だが、10分くらい前には着いたということで、岩の上に横になっていた。富士山もすっきりと見える。この日は富士山の山開き、混んでいることだろう。周囲の山々も綺麗に見渡せる。暑いと思っていたのに涼しい風が吹いてきてとても気持ちがいい。

 時間が早かったので昼食は矢倉岳の方で食べようということにしたが、金時茶屋で夫が氷、娘と私はアイスを買って食べた。アイスには金時豆がのっていた。こういう思いをしてしまうと、またこういう小屋のある山に行きたくなってしまう(^-^)

 山頂は相変わらず人が多かったが、いつもの混雑ぶりではなかった。ゆっくりした後同ルートを下山して、矢倉岳へと向かった。

【矢倉岳】

 万葉公園駐車場まで移動し、そこから矢倉岳へ進む。標高は金時山よりずっと低いが、コースタイムはやや長い。金時山が涼しかったから気をよくしていたのだが、こちらは甘くはなかった。やたら暑い。

 やっと山頂に着いたと思ったときには予定していた焼きそばを作って食べる気がせず、小さな1本の木陰でごろんとしたい感じだった。それほど快適な場所では無かったので持っていた団扇をぱたぱたしながら、少し落ち着いてからゼリーとパンを食べた。

 広い山頂で展望も良かったが、暑かったので、登ってきたときと下山時に周囲を見回しただけだった。ここも展望はむろん良い。

 下山して酒水の滝の方まで行ってみようかと思ったが、遠そうなのでパス。てくてくと同ルートを戻る。

 途中、風が通る場所で、救助訓練をするのに丁度良い場所があった。夫と娘は早く下山したいようだった。特に夫は駐車場で売っていた牛乳を飲みたかったようだが、渋々やることにする。ヨシッ!

 とにかく昨日やったプルアップの1/3システムをしようと準備を始める。これなら自信がある。しかし・・・ん?あれ?え〜っと・・?あれれ・・

 何とも頼りないではないか、我ながらがっかりだ。仕方なく持ってきた昨日のテキストを引っ張り出す。こうだからぁ・・、あぁだからぁ・・・と3人で確認しながらやってみる。出来た!でも制動がきかない。う〜ん、と、あれこれやって、とにかくやはり練習の必要性は3人とも再認識したのであった。ザイルの結び方なども練習。とにかく出来なかったところはまたよく調べることにしよう。ということで1時間ちょっと、時間をかけての練習だった。

 練習を終えて後はどんどん下る。心配していた牛乳屋さんはまだ居て、ほっとして夫は500mlの牛乳、娘は普通のコーヒー牛乳、私はビール(牛乳屋さんなのに?(^-^;))を買って、一息ついた。

 温泉に入りたかったが、帰る道すがら無かったので、そのまま東名に入り、帰路につき、自宅でシャワーを浴びる。