【磐梯吾妻スカイラインの紅葉　8：00-8：30くらい】
　熱帯低気圧は北上し天気は回復すると思いきや、予報は無情にも東北全域が強風で荒れると言う。神室山登山口も吹き荒れる強風。取りやめて更に南下。吾妻山の方が多少は良いのではないかと思ったが甘かった。

　その夜に浄土平へ到着。広い駐車場には数台の車が停まっていただけ。トイレ（トイレットペーパーつきできれい）の近くに車を停め、早速眠りにつく。夜中の風は車が揺れるほど強かった。ゴォ～っという大地が唸るような音に時々起こされる。

　６時ごろ起床。浄土平は雨と強風とガスの中だった。

　車中で朝食を済ませ、しばし様子を見るが、一向に回復の兆しは無い。そんな中、一切経山の方に向かう人も数グループいる。そして単独の人も。あの裸山ではまともに風を受けるだろうに・・・と他人事ながら、無謀に思えてならない（翌日単独者の遭難があり報じられた。幸い発見された時の対応が素早かったため無事だったという）。

　私たちも吾妻小富士くらいなら・・・とも思ったが、耐風姿勢をとりながらの登山では面白くない。吾妻スカイラインの紅葉を楽しみながら磐梯山北側の五色沼に向かった。

【五色沼散策　10：00-12：30くらい】
　磐梯吾妻スカイラインを走りぬけ、五色沼へ。既に傘を差すほどの雨ではなく、気楽に散策を楽しむ。磐梯山山頂はまだガスの中だが五色沼の上はきれいな青空が広がってきた。山の上と、下の平野ではやはり随分と違う。

　歩き始めるとちょうどツアーの人とぶつかったようで、入口の毘沙門沼でいきなり渋滞。私たちのように山歩きを取りやめて来た人も多く、五色沼は混んでいた。

↑毘沙門沼で	↑渋滞
↑毘沙門沼と青空	↑磐梯山は雲で見えない。
↑ノコンギク


	↑豚汁300円か350円？具沢山で美味しい♪（無料休憩所で）
↑紅葉している木も
↑るり沼ともみじ	↑もみじの紅葉はまだこれから

【磐梯山の紅葉　13：25-16：15】
　五色沼の穏やかな陽気に誘発されて磐梯山に行ってみた。磐梯ゴールドラインの八方台登山口へ。山頂までのＣＴは2時間。強風で無理なら戻ればいい。

13：25
　八方台駐車場。広い。

　駐車場から道路を渡って登山口へ。駐車場から磐梯山と反対の西側には猫魔ヶ岳がある。今度天気がいい時に歩いてみたい。

　樹林帯で風は静か。次々に下りてくる人がいた。一組のご夫婦に山頂まで行ったか聞くと、行ってきたと言う。でも風がかなり強かったようだ。

　それ行け！それ行け♪

　歩きやすいハイキングロード。

　ブナ林が気持ちいい。

　急げ！急げ♪

　黄葉がきれい。

13：47
　中ノ湯。硫黄の匂いが漂っている。今は入浴できるのかな？

　リンドウ

　少しずつ紅葉の木々。

14：45-15：10
　弘法清水。空身だったため、コースタイムより少し早く到着。ここから山頂までは30分。まだ行けると思ったが、トシちゃん「ここまでだよ。山頂には行く気ないよ！一人で行けば！」と、サッサと小屋へ　<`～´>

　写真撮っていると外人の若い女性が一人で下りてきた。「UP?　アブナイデス」と片言の日本語で言われた。まぁいいか！小屋の中に続いて入ると、その女性の仲間も中で待っていた。

　小屋でトシちゃんなめこ汁、私はお汁粉を食べ、一休みしてから下山。この間に山頂まで行けたのにな！

　小屋の前にある弘法清水。四合目と書いてある。磐梯富士といわれているが、富士山の半分くらいの高さなので山頂が五合目なのだそうだ。
　

　弘法清水と小屋を後に下山。まだ登ってくる人がいる。

↓　下りは紅葉を楽しみながらのんびりと・・・

16：15
　八方台に下山。

　ずっと樹林帯で危険ではなかったが、やはり上は風が強かった。駐車場に近づくととても静かだった。

　駐車場にはトイレもあり。

　温泉は五色沼の近くの裏磐梯ロイヤルホテル。立派なホテルで敷居が高かったが、従業員の対応が皆感じよかった。浴室もいろいろ完備。露天あり。お値段は1000円。泊まってみたいっす！

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