東北の紅葉めぐり・栗駒山山麓
(くりこまやま)(クリック地図)
一番楽しみにしていた栗駒山の紅葉。ところがまたもやダブル台風が発生。それらは熱帯低気圧に変わったものの台風以上に発達し、全国的に大荒れの天気となった。様子を見ながら出かけた東北の紅葉はまさに見ごろだった。
 H18年10月7日(土)
  天気;雨
  Member.2人(夫婦)

【コ ー ス】(〜は歩、休憩時間含む) 
須川温泉12:20〜名残ヶ原〜沢(引き返す)〜名残ヶ原(昼食)〜賽ノ
碩〜須川温泉

一日目(10/7):栗駒山麓散策 & 厳美渓(クリック地図)  
二日目(10/8):磐梯吾妻スカイライン
(クリック地図)
           五色沼
(クリック地図)
           磐梯山(八方台から弘法清水まで)
三日目(10/9):安達太良山

【紅葉】

 東北から北海道にかけて大荒れだという。関東の山に変更しようかと思ったが、もしかしたら天気は回復に向かうのではないか、あるいは早めに移動するのではないか、そんな期待をもって、予定通り東北へ。

 台風が強力な熱帯低気圧に変わり速度は時速20キロくらい。風に煽られ絶え間なく降る雨の中、東北道を制限速度80キロでぶっちぎり前夜北上。おかげで翌日の東北道通行止めになる前に一関インターをおりた。一関インターから須川温泉へ向かう。しかし道路工事のため須川温泉の手前(須川キャンプ場あたり)で道路が20時から5時まで夜間通行止め。買い物したコンビニで聞くと、ゲートには駐車スペースとトイレもあるという。でも手前にきれいな道の駅厳美渓があるというのでそこで車中泊。トイレは新しくきれいだった。

 翌日の栗駒山登山はおそらく無理だろう・・、温泉♪温泉♪と半ば諦めていた。朝はゆっくり起きよう。

 予報は外れるかもという期待は見事にはずれ、一晩で大荒れの天気は追いついてきた。

 8時ごろ起きて、朝食を済ませた後、それでも須川温泉へと向かった。道路工事の場所だけでなく道幅の狭い所もある。晴れていたらすれ違いが大変そうだ。


 秋田と岩手の県境にある須川温泉の駐車場は空いていた。数台停まっている車は多分湯治客だろう。

 周囲の紅葉はさすが目を見張る。

 山頂方向はガス。少しだけ栗駒山頂らしい姿が見えた。 


 せっかくだから様子を見に行ってみる。登山口ですでにきれいな紅葉。

 一面の黄葉!

 名残ヶ原へ

 そして名残ヶ原

 残念ながら山頂はガスで見えない。

 見回せばぐるり紅葉

 大きな庭園、さすがに誰もいない(^-^;

 もう少し行ってみる。

 赤や黄色の〜♪色とりどりに〜♪山の麓の〜♪裾模様〜♪

 須川コースへ行き、もっと行けるかなと思ったら沢の水量が多く流れが早かった。

 靴を脱げば濡らさずに渡れたかもしれない。でもここで引き返す。

 残念だけどこれだけ楽しめれば満足!

 少し戻って産沼コースの方も確かめてみるが・・・

 やはり沢の水量も流れも同様だった。


 これだけ見られれば充分・・・・

 分岐でお昼を済ませ、賽ノ碩へ。

 賽ノ碩

 趣がガラリと違う。

 そして須川温泉へと向かう。

 登山道に流れる雨水はかなり減っていた。今なら沢水も少なくなったのだろうか・・・と、ふと思った。

14:25
 駐車場へ。

 このあと岩手県側の須川高原温泉へ。露天風呂は寒かったのでパス。内湯の千人風呂へ。乳白色の温泉。温泉に入ってる〜という感じだった。1時間500円。

 一日ゆっくりして翌日もう一度栗駒山に登ろうと思っていたが、紅葉は満喫したし、以前一度山頂まで行っているのでこのまま下山。荒天を逃れて南下することにした。


 折角だから、厳美渓へちょっとだけ寄ってみる。でも悪天候なのでその美しさは見られなかった。

 


 こうなれば観光しようと、このあと平泉の中尊寺へ向かった。しかし時間が遅くて終わり。

 夕食を済ませた後、北蔵王の神室山に登るつもりで登山口へ。しかし風雨が強くそこの車中泊では心細かったので更に南下。当初予定していた吾妻山へと向かった。

 二日目へ