中信高原;三峰山
(みつみねやま  1887.4m) (
クリック地図

※GW日程全五日(一日目:三峰山⇒八島湿原⇒御柱祭⇒松本城⇒カタクリ群生地)
(1日目三峰山、2日目独鈷山、3日目角間山、4日目稲含山三ツ岩岳、5日目笠丸山

 今回は一カ月以上のブランクと地震の影響、雪崩の多発のため雪山は止め、観光を兼ねて日帰りの山をお花見と展望目的でした。三峰山は雪が残っているかと思いましたが一部に残っているだけで問題無く歩けました。展望はアルプス方面に雲が多く残念。この日北アの天候は良くなかったようです。 
H23年4月29日(金)
天気;曇り
Member.2人(トシちゃん&sanae)

【コ ー ス】(〜は歩、休憩時間含む。=は乗り物) 
三峰展望台P6:40〜三峰山〜三峰展望台P

↑ 歩き始めてすぐ見える山頂への稜線


トラック


  前夜23時過ぎに家を出発。

 三峰展望台の駐車場まで来ましたが入口にロープが張られて中に入れず、先の美ヶ原高原美術館の駐車場まで行きました。トイレは電気がついていて明るく、安心して車中仮眠。

 駐車場からの展望は素晴らしいはずですがアルプス方面雲がかかっています・・・
   展望は駄目かな・・と気落ちしながらも三峰山へ。途中から写した三峰山。念のため軽アイゼンを持ってきましたが雪は無さそうです。 
 展望台駐車場にはまだ入れません。

 側の空いている所に置いて出発します。
 寒いと思ったら足元には霜柱。

三峰山山頂へのルートが目の前に延びて
その上は真っ青な空。

 

 登山道に雪は殆ど残っていませんでしたがここだけほんの少し。
 ある程度登ると向こうの山並みが見えてきますがアルプスは雲の中・・・

 風が強く雲がどんどん流れています。アルプスにかかる雲も消えれば良いのですが・・・

振り返れば蓼科山
 
 
その右には霧ヶ峰方面。
車山が見えます。

 
まだ霧氷が見られました。
8時過ぎで気温は3度。

 


 
目の前に山頂。
その先の北アルプスも雲で隠れていて
テンション下がります・・

 

諏訪湖方面
守屋山などの山並みがかすかに。

 

 
お花は何も咲いていませんが
霜の花がきれいです。

 山頂

 白い山を見に来たのですが白い雲に隠れてました。残念!
 案内図まで白く覆われて^_^;
 
二ツ山、鉢伏山。

その向こうに見えるはずの御嶽山や乗鞍岳も雲の中。

二ツ山まで行ってみる?と聞いてみますが
その気は全然無いトシちゃん^_^;
 
美ヶ原方面
眼下の白い木に目が行きました。
山頂は風が強いので
あそこまで行ってみようとトシちゃん。

 
側までいくとやはり霧氷でした。
とてもきれいです。

   三峰山をバックにしたこの鞍部は風もなく丁度良い休憩場所でした。
  北アルプスの雲がとれるのを期待して、霧氷を眺めながら一休みすることにします。

 結婚する前に一人で美ヶ原から霧ヶ峰を歩いたことを思い出して話していると、「ということは、その時ここを歩いたんだなぁ・・・」とトシちゃん。

 思わず「ん? ・・・! そうだよ、そうだよ、ここ歩いたんだよ私! ここ(この道)しかないもんね♪」と、うろ覚えの過去が俄かに現実味を帯びて、改めて美ヶ原から霧ヶ峰までの道のりを思ったのでした。ここをずっと歩いたなんて、今更に良く歩いたなぁ、ワタシ!というか当時の私山ガール?スカートではなかったけど(^^ゞ


 そんな40年も前の(あ”〜・・・)ことを思い出させてくれて、その足跡を辿るような面持ちで再び三峰山山頂へ。

 山岳部や山岳会に入っていたわけでもないのに、ガイドブック読んで、キスリングのザックを背負って一人でよく歩いたよ、若かりし頃の自分・・・我ながら感心して(かつ呆れて)、こればかり何度もつぶやいてしまいました(笑;

山頂からのアルプス展望は諦めて
同ルートを戻ることにします。
前方には八ヶ岳、手前に霧ヶ峰。


 雲は黒いものに変わってきてしまいました。明後日の予報は良くなかったのですが、天気は早々に下り坂?

 
 以前来た時(2010年1月11日)はビーナスラインが冬季通行止めでしたので、指差す方(ビーナスライン入口付近)からずっと雪道を来ました。あの時は天気が悪く何度か引き返そうと思いつつ進んできたら、途中から展望が開け、素晴らしい山頂展望が得られたのでした。懐かしく思い出します。

 車の所に戻ると展望台駐車場のロープが外され、中に入れるようになっていました。

三峰山の後、八島湿原へ

三峰山はお花が何もなかったので
八島湿原に行ってみました。
 駐車場は空いてました。
   ビーナスラインの下を横切って湿原へ。
 人が少ないです。

 お花は咲いていませんでした。

 すれ違った人からザゼンソウが咲いていたと聞き、行ってみることに。
 ヤドリギ。 

 たけさん?(^^ゞ

 ヒュッテ御射山(みさやま)です。
 そのヒュッテみさやま辺りらしいと曖昧に聞いていたばかりに見つけることができず^_^;

 軽くパンを食べて戻ることにしたのでした。

 思いつきで寄り道したのですが、ここも雪のシーズンに何度か歩いています。雪景色はきれいですが、今の時期は丁度雪とお花の間でした^_^;

八島湿原から松本城への移動途中、
御柱祭に遭遇。



どんなお祭りか見てみたかったのですが
車は早く通過したほうが良かったようで・・・


この辺りは桜が丁度満開!
お祭りに文字通り花を添えてましたヨ(^^ゞ


松本城へ

外からは何度か見ている松本城ですが、
中も見てみたいと思い行ってみることに♪
 

 駐車場はスムーズに入れました。30分いくらという感じだったと思います。3時間前後置いていましたが¥1050でした。場所によって違うかもしれませんのでご確認ください。



松本城の桜は有名なようですがすでに終わり、
少しだけ咲き残っていました。

 
おぉ〜素敵です。
昔こうして見たはずなのに印象が違いました。


 

 宇宙飛行士向井千秋さんと一緒に宇宙を旅したツツジの種から発芽させたもの。ここに植えられたのですね。 平成12年5月1日植樹ということは間もなく9年。
 入城料は600円。側の博物館も入れます。
 

松本城は国宝になっており、
国宝の天守閣は他に
犬山城、彦根城、姫路城の4城だそうです。


 
 

松本城は400年以上前に建てられ、
国宝になったのは昭和11年。
なんと戦前です。

当時は名城がもっとありましたが
第二次世界大戦の戦火に焼けてしまったものが多く、
松本城は貴重な城となっています。

 
見学に長蛇の列で入る気が失せたのですが、
せっかくですから並んで入城、
途中外を見るとさらに長蛇の列でした。

 
上の方から四方に外が眺められます。
山並みは霞んで残念でした。

 
 松本城の中に入るのは初めて。
ここは年をとってからでも来れるから・・
なんて思っていたのですが、
お城に入って気付きました。
年取ったら急な階段で足を持ち上げるのが大変です^_^;

 
思った以上に見学者が多く
中は渋滞で牛歩でした。

城の造りや城主の歴史、
時代による鉄砲の違いなど
展示物や説明書きを読みながら
ようやく開放的な月見櫓へ。

戦国時代のころよりあったお城が
今なお残っているのは凄いです。

山岡荘八の『徳川家康』をまた読みたくなりました(^^ゞ
あまり本を読まないトシちゃんも
この長編を全巻読んでいますから
このお城めぐりも興味深かったことでしょう(^_-)


 
 時間のかかったお城見学ですが、ついでに博物館にも寄ってみました。

 中の写真は撮れません。
 
博物館の外に出るとようやく常念岳が見えてきました。
松本城と一緒に絵になります。


この後長野市に移動しますが、
途中でカタクリ群生地と書かれた標識を見つけて
そちらへGO!

なんせ気ままな旅です^_^;
 
長野県麻績(おみ)村

群生というほど咲いていませんでしたが
今年は見ていなかったので嬉しい♪
夕方なので写りがイマイチですが・・^_^;

カタクリ
 
 


 
キクザキイチゲ

 
ニリンソウ



 ヤマエンゴサク

 
コブシの花も咲いていました。

 
いろいろと寄り道をして
長野市へ。

(二日目に続きます)

(1日目三峰山、2日目独鈷山、3日目角間山、4日目稲含山三ツ岩岳、5日目笠丸山