中央線沿線・扇山
(おうぎやま1137.8m)
2001年最後の山、目標の50回目の山行!

 H13年12月30日(日)
  天気;晴
  Member.2人(夫婦)

 【コ ー ス 】
(〜は歩、休憩時間含む)

梨の木平12:17〜大久保のコル13:28〜扇山山頂13:35-14:20〜大久保のコル〜梨の木平15:05
(所要時間約2時間48分・・休憩含む)

  【扇山山頂で】右


 この日少し北の坪山を歩いた後、車で移動。今年は節目年で、50回山行を目標にしたものの、まさか達成できるとは思っていなかった。こうして歩けたのも夫と娘のおかげである。そして何より健康であることに感謝!今年を要にこれからも末広がりに歩けたらという願いから 今年最後の山として、この扇山を選んだ。

 扇山はもう何回歩いただろう。4,5回目だろうか。いつだったか、冬に山頂から眺めた富士山がとても素晴らしかったのが、今も忘れられないでいる。遠からず、近からずの位置にあって、その上広々とした山頂に人がいなくて静かだったのも良かったのかもしれない。

 ここは電車で来ることが多く、車で来たのは初めてだった。梨の木平まで車で入り、最短の距離で山頂を目指した。登山口から登り始めたとき、思わず笑みがこぼれた。夫が怪訝な顔をする。目標達成の50回目だと思ったら、やはり嬉しくなってしまったのだ。今まで山歩きで目標など持ったことはなかった。50回というのも今回新記録。いつもなら長期縦走などするはずが、今年は日帰りピストンが多かったことも回数を増やせた原因だ。それでも、登りながらつい、ニコニコしてしまった。

 このコースは植林の中で展望はほとんどないが、登山道は歩きやすい。途中水場がある。上に行っても九十九折りの登山道で、なかなか尾根につかない気がする。途中で背後に開けた場所があり、富士山が見えた。やや雲がかかっていたがきれいだ。何回か振り返りつつ登っていった。

左【大久保のコルから山頂へ】

 やっと尾根に着いたときはホッとした。大久保のコルだ。そこから少し右へ歩けば山頂。広い山頂に千葉からのご夫婦と単独男性だけだった。ご夫婦といろいろ話している間に若い女性が一人やってきた。山頂標示になんと謹賀新年2002年と書かれたものが早々に取り付けられていた。歩き納めで謹賀新年では歩き初めになってしまうなぁと思いつつ記念写真。富士山は上の方が雲に隠れてしまっていた。北を見て地図を確認すると、やはり権現山と麻生山の間に見えるのは午前中に登った坪山のようだ。ちょっと嬉しい気分。左の方に見えるのは奥多摩から奥秩父にかけての山並みだろう。あれこれ山座同定を楽しんだ。

 のんびりと温かいココアなど飲みながら、富士山の雲が晴れるのを待ったが残念ながら無駄だった。しかし気持の良い山頂だった。ゆっくりした後、同ルートを下山した。

 そのまま帰路につき、上り下り共に空いていた中央高速道を通って、暗くなり始めた5時頃には自宅に到着した。