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このひめさゆり群生地には、約100万本のひめさゆりが自生しているそうです。入って目の前に広がるその花の多さにビックリしました。聞きしに勝る群落です。 |
当然人工的な繁殖などなされているのだろうと思いましたが、人工的な繁殖や生育は難しいのだそうです。 |
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楚々とした美しさは山と変わりません
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ヒメサユリが一輪の花を付けるまでには6〜7年かかり、
翌年からは球根の成長に伴い、一年に一輪ずつ
花を増やし続けるのだそうです。
こうして咲くまでには10数年もかかっているのですね。
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木道整備も保護活動の一端。 |
同じヒメサユリでも、色の薄いものやら濃いものやら個性があります。前日の会津朝日岳でもそうでした。 |
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百合は球根ですが最初は種。種が落ち、翌年根が生えて小さな球根になり、茎と葉が出て球根が成長。そして6〜7年かけてようやく一つの花が咲くのです。 |
ヒメサユリは山で見て感動していましたから、こんなにも簡単にたくさん咲いているのを見るのがとても不思議でした。
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ピンクのニッコウキスゲみたいです(^^ゞ |
閉園1時間前に入園し、雨だったせいか静かな園内でしたが、ツアーの人たちが次々に入ってきて急に賑やかになりました。 |
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細い木道ですから一応順路があります。中には反対に歩いてくる人もいて、トシちゃん気分を害してました^_^; |
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それでもツアーの人たちは時間制限がありますから一気に潮が引くように去っていき、再び静けさが戻りました。 |
日本固有のヒメサユリがこうして咲いているのを見られて嬉しく思いました。
ここはカヤの採取場所で江戸時代からあったそうです。その採取場の手入れのために行っていた火入れ(山焼き)が土壌殺菌の役割も果たし、副産物としてひめさゆりの生育条件をつくりだしたことから、いまでも数年に一度、群生地内に火を入れて山焼きを行っているのだそうです。
焼かれてもまた咲くのですから植物の生命力はすごいですね。 |
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出口の日影で白いヒメサユリ。 |
開園時間は確か朝8時から午後4時まででした。終わるのが早いのでご注意ください。私達も3時ごろ入れて1時間ほど楽しめましたからなんとかセーフでした。
入場料は300円。ヒメサユリの育成保護に使われますが、なんとその券が「山口温泉きらら289」や「南郷民俗館」の割引券として利用できます。
私たちは温泉で使いましたが700円が500円になり、実質的な入場料はわずか100円。育成保護に貢献できたのはわずかに100円?^_^; |
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温泉で食事も済ませ、お土産も買って帰路につきました。オサバグサやヒメサユリに癒されて元気回復し、そのまま交代で運転して11時半ごろ無事に帰宅しました。
雨と汗で、今回はザックまで洗濯しました(^^ゞ |
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