丹沢・塔ノ岳〜丹沢山 (クリック地図) (とうのだけ1490.9m〜たんざわさん1567.1m) |
H19年5月26日(土) 天気;晴れ一時曇り Member.1人 【コ ー ス】(〜は歩、休憩時間含む) 戸沢登山口6:25〜書策小屋(廃屋)8:10-20〜新大日茶屋8:30〜木ノ又小屋8:45〜塔ノ岳9:10-20〜竜ヶ馬場10:05〜丹沢山10:25-40〜直下散策(1500m位)〜丹沢山11:25-35〜竜ヶ馬場11:50〜(休憩12:45-13:15)〜塔ノ岳13:20-14:05〜花立14:35〜分岐14:53〜戸沢15:45・・・所要時間約9時間20分 ※ シロヤシオをながめながらののんびり歩きです。 |
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今週末トシちゃんはツーリングでいません。頃はシロヤシオシーズンですから昨年同様、またまた一人で出かけることにします。雨予報の土曜、天気が回復するようならば檜洞丸の予定でしたが、日曜も登っちゃえ〜ということで、土曜日は急遽丹沢山の方に変更、檜洞丸は日曜にしました。これにはちょっと訳もありまして・・・^_^; 早朝から歩き始めたかったので、夜の内に家を出ようと思いましたが出がけに雨。車に荷物を載せるのが躊躇われ、翌朝出ることにしました。 4時過ぎに起床、5時前には出発。ツーリングのトシちゃんも同じくらいに起きましたが、車が出てからバイクを出しますので一足お先の出発です。 東名は早くも車が多いですが、渋滞というほどでもなく流れています。 |
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塩水橋から丹沢山、丹沢三峰を考えていたのですが、雨上がりでもあり、そろそろお出ましのヒルが嫌だな〜と思い、戸沢からのピストンに変更しました。実はヒルをまだ実際に見ていないのです、多分・・。ただ気付かないだけなのかどうか? 車を一番奥まで入れます。小屋は開いていませんでしたので支度を済ませ歩き始めます。下山後小屋が開いていましたが、駐車料金は無料でした。下の小屋は有料と書いてありました。トイレは使用可。沢水ですが水道が流れています。手洗い用で飲用不可。 |
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駐車場から階段を上がり、上の小屋まで行ってみます。この小屋も閉まっていましたので、この時もまだ駐車料を気にしつつ裏手へまわります。 | |
裏手に回ると塔ノ岳へは左を指しています。天神尾根、書策新道、政次郎尾根と3コースありますが、政次郎尾根だけまだ歩いていないので、今回はそのまま直進のそちらを行きます。 | |
植林帯のここは整備された登山道。登りも岩や木の根があるものの分かりやすい登山道です。所々に伐採跡がありました。 一時間ほど歩いていくと木の間から三の塔方面が見えてきました。 |
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足元にはタチツボスミレなど。 ミツバツツジの落花を見つけ見上げると |
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咲いていました♪ | |
視界が開けると丹沢表尾根が見えてきました。青空が広がってとても気持ち良いのですが・・・ | |
背後を見るとガスが上がってきています。山頂までに追い越されそうです。 | |
右手には表尾根と奥に大山。秋には紅葉がきれいな山並みに変わります。 | |
稜線を見上げると、青空に鳥が気持ち良さそうに飛んでいました。 | |
植林から自然林に変わり、気持ちのいい新緑に囲まれます。 | |
行き先の塔ノ岳方面への山並み。山小屋も見えてきました。右正面が書策小屋(今は廃屋)です。 | |
コースは手前で巻いていましたが、1209pへの踏み跡を辿りました。側にはミツバツツジが咲き、眺めのいい場所です。ここでのんびりするのも悪くないかもしれません。でもさすがにまだ早い!(^^ゞ 先に行きますが、すぐ側が表尾根コースの通り道。合流です。 |
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表尾根コース(左)と政次郎コース(右)との合流地点。振り返ったところです。ここで初めて表コースをやってきた単独男性(休憩中)と会いました。 | |
書策小屋を目指します。静かで気持ちのいい登りです。 | |
オォ〜!ミツバツツジ、そして足元にシロヤシオの花びら・・・ということは?見上げると早くも咲いていました。感激です。 | |
足元にはジシバリ(写真)や西洋タンポポの黄色が可憐できれいです。 | |
かつて営業していた書策小屋はもう閉鎖されているようでした。屋根は空が見え、雨ざらしになっています。前のベンチで休憩。眺めを楽しみます。 | |
でも歩き出す先は、やっぱりガスがあがってきてしまいました。 | |
書策小屋から新大日までは10分チョット。小屋(新大日茶屋)は閉まっていました。そういえば来る度に開いているのを見たことが無い・・閉鎖中なのかな? ここは札掛への分岐になっており、境沢コース、塩水橋への尾根コースは静かでいいコースです。 それに引き換え表尾根コースは人が多いので登山道はかなり整備されています。 |
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両脇のミツバツツジ、シロヤシオ、そしてこのような素敵な散歩道でもあります。ガスが周りを包み込んでもそれがかえって魅力的だったりします。 | |
増えた鹿の採食から樹木を守る保護柵もありますが・・・ | |
樹林の下にはマルバダケブキやコバイケイソウ、マムシ草の若葉がきれいです♪ | |
きれいな木ノ又小屋が見えてきました。ここまで来ると塔ノ岳山頂まではもうすぐですので寄ったことがありません。いつか中でコーヒーを飲んでみたいのですが・・・いえいえ、けっしてビールだなんて・・・足がふらついちゃいますから〜(^o^) | |
すれ違ったのは3,4名だったでしょうか。混むエリアですから静かな雰囲気は早朝に限ります。 | |
山頂。やはりガスに覆われています。展望のいい山ですが残念。先に着いていた先ほどの単独男性はがっかりの様子です。初めてでは無理もありません。写真を撮ってあげて、一息ついてから丹沢山に向かいます。 静かな山頂も再び戻ってくるころには大勢の人で埋め尽くされていることでしょう。 塔ノ岳を下り始めるとすぐに満開のシロヤシオが見られました。どれも見事です。なかなか足が進みません。 |
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見落としそうになりますが、アセビも咲いています。 | |
走っている人がいました。丹沢山から戻ってくるとき、この辺りでまた抜かれました(笑) なんと蛭ヶ岳まで行ってきたそうです。お花見も楽しまれてましたよ〜。走るには快適な気候で最高だったことでしょう。 | |
黄色いタンポポも目を引きます。 | |
竜ヶ馬場も静かですが、展望も無いので通過します。 | |
丹沢山山頂。 | |
新しくなったみやま山荘。はじめて見ました。2004年11月に建て替えられたそうです。2年半になりますが、まだ新しい木の匂いがしました。 | |
10時半頃でしたがここで早めのお昼休憩。 相変わらずガスっていますがお花見ですので、予定通り宮ヶ瀬方面へ。シロヤシオが見られるところまで行ってみることにします。本間ノ頭まで行く予定でしたが、この時点で却下(^^ゞ 足元に咲いていた白いきれいなお花(下の写真2枚)はツルシロカネソウ(シロカネソウ。キンポウゲ科のシロカネソウ属)というのだそうです。たくさん咲いていましたが、知りませんでした。 1500m位の所でシロヤシオ満開\(^o^)/ |
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神秘的な森 ↓ |
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ワチガイソウ ↓ |
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イロハモミジ?と?ツルアジサイ ↓ |
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コバイケソウ、マルバダケブキも ↓ |
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幻想的な雰囲気を動画で。 | |
マイヅルソウ ↓ |
トリカブト(たぶん) ↓ |
直下で充分楽しんで丹沢山に戻ってきました。久しぶりなので一応記念写真を。 | |
山頂を後にして塔ノ岳に戻りますが相変わらずガスの中です。 | |
竜ヶ馬場まで来ると賑やかでした。全員がオレンジのタオルをしています。通過すると今度はピンクタオルの一団がやってきました。どうやらツアーのようです。団体を見送ってから下ります。 | |
この日は黄砂のせいで遠望が利かなかったようです。西丹沢の山々も霞んでいますが、眼下に見えるのは箒杉沢になるのでしょうか。ユーシンから塔ノ岳への通り道で、途中、尊仏の土平を通過しますがとても良いコースでした。 今は玄倉(くろくら)からユーシンの間のトンネルが崩壊の恐れがあるため通行禁止、ユーシンロッジも管理人さんが亡くなられて以来避難小屋のようになっているようです。 |
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ガスが晴れて見通しよく、気持ち良い登山道になりました。 | |
日高(ひったか)辺りから見える塔ノ岳山頂。 | |
塔ノ岳から右へ目をやれば鍋割山まで一望です。好きな稜線です。 | |
塔ノ岳とシロヤシオ | |
シロヤシオ三昧 | |
振り返れば朝は見えなかった蛭ヶ岳が左奥にみえます。 | |
大室山とシロヤシオの見える場所でゆっくり展望を楽しみました。 “願わくば花のもとにて春死なむ その如月の望月の頃”西行 この花は桜をさしたものなのかな?でも如月って2月じゃない?梅なのかな?でもイメージ的には桜が似合ってる。桜が好き、でも先週のアカヤシオの時もこのシロヤシオを見ても、この句が思い出されました。まだ死ぬわけには行かないけれど(^^ゞ、ちょっとここで寝そべっていたい気がしました。登山道沿いだったので座るにとどめましたが…(^_-)-☆ |
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再び塔ノ岳山頂。賑わっていました。 ここでものんびりと40分以上もいましたが周囲は益々人が増え、常に賑やかでした。大勢の中の一人は孤独感を感じます^_^; あ〜ぁ、やっぱり丹沢三峰の方に足を延ばせばよかった・・・(笑) 富士山はかすかに見えましたが写真で分かりますか?(下左) |
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午後2:05 ↓ |
朝9:10はこんなにガスってました。 ↓ |
下りは花立の方に下ります。 | |
途中小屋のボッカの人がビールを4ケース担ぎ上げていました。33、6キロ!大変ですね〜(@.@; そういえば数年前にここでボッカトレをしたことがありますが、男性は30キロ、女性は20キロでした。それでもこの馬鹿尾根(大倉尾根)の登りはきつかった・・・ 花立からは秦野の市街地を眺めながら下ります。この階段が登りも下りも大変です。特に下りは膝にきますから要注意です。 |
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ナツトウダイ | |
休憩ポイントですが通過。一人は気楽です。 | |
天神尾根分岐。戸沢へは左へ下ります。 | |
植林帯になります。 ここを下る人はいないのかと思ったら、途中で幼稚園児(5歳)と小4の男の子をつれたお父さんが歩いていました。見通しも無く、長く感じるつまらないコースですがおしゃべりしながら楽しそうでした(^^♪ いいですね〜男同士!(^o^) |
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駐車場に到着。車が増えていました。小屋の方にお礼を行って出発します。 途中でいつもの寄り道、アイスを食べます。ここのアイスは美味しいんですよ〜♪種類はたくさんありますが、今回抹茶とピーナツのダブルです♪ 一番近い温泉に行きましたが1800円というのでパス。そのままコンビニだけ寄って西丹沢に向かいました。既に7時、ブナの湯も終了。ということで西丹沢のウェルキャンプのお風呂(520円)にします。 さっぱりしてさて、翌日に備えます(^^♪ |
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