新潟下越・弥彦山 (クリック地図) (やひこやま634m) |
角田山の雪割草を見てみたいと思ったのはもう10年くらい前からだったと思います。遠いこともあり、トシちゃんには高い交通費を使って行くような山とは思われず、なかなか行く機会がありませんでした。昨年二王子岳に行った時、チャンスとばかり寄る予定にはしていたのですが、天気が悪かったため、またしても却下の憂き目に!それが今年はいろいろな方の情報があったものですから、ようやくトシちゃんもその気になった訳でして^_^; ブログとそのお仲間のお陰ですm(_
_)m お花の角田山と近くの雪山セットも良かったのですが、今回は弥彦山・国上山セットでお花巡りの山旅にしました。輝ジィ〜ジさんからはいろいろと詳細な情報を戴いた上に、初日は一緒に歩いてくださり、ガイドまでしていただいたのでした。輝ジィ〜ジさんとのOFF会、初コラボですが、いつもブログを通じてやりとりしているせいか、気楽に楽しく歩けました。輝ジィ〜ジさんご夫妻の気さくなお人柄ゆえと感謝です(輝ジィ〜ジさんのレポはコチラです)。 |
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昨夜10時頃出発し、西生寺登山口の駐車場には夜半過ぎの3時着、仮眠。8時に輝ジィ〜ジさんが来てくださるということで、7時前に起床。 左写真は西生寺登山口の駐車場入口。田んぼを駐車場にしたそうで、棚田のようになっています。輝ジィ〜ジさんのアドバイスに従って、出し入れしやすいように手前に駐車しました。 |
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トイレは西生寺境内の中にあるので歩いて行ってみました。本殿をはじめ立派な建物がいっぱい建っています。 | |
トイレは西生寺の駐車場にありました。この駐車場は登山者禁止になっています。 トイレの少し先に展望台があるので行ってみました。日本海一望です。佐渡も見えます。 左の方には米山が見え、その向こうには妙高方面の白い山並みが見えました。 |
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展望台、といっても高台というほどではありません。境内の一角ですが、その周辺に早くもカタクリやキクザキイチゲの花がたくさん咲いてます。このあたりではタンポポや雑草が咲くように当たり前に咲いているのだとびっくりしてしまいました。 展望台でのんびりしすぎました。駐車場にもどり急いで着替えと簡単な朝食を済ませます。 |
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8時15分前くらいに輝ジィ〜ジさんの車が入ってきてお互いにこの車かな?といった表情です(笑) 初対面ですし、ちょっと化けねばと思ったsanaeですが間に合いませんでした^_^;。失礼ながら素顔のままです。といっても山では日焼け止めだけで済ますことが多いですが(^^ゞ お互いに下りてご挨拶。ハンサムなジィ〜ジさんとステキな奥様、イメージ通りです。いやいや想像以上です。ジィ〜ジさん、誰かに似ていると思ったのですが、三国連太郎みたいです。 奥様はお友達もこの日来られるということで、お迎えに行き、私たちはしばらく雑談をした後、先に出発することにしました。 |
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【↑ オクチョウジザクラ】 |
オクチョウジザクラ。 関東平野の桜が丁度満開になったのですが、この新潟の弥彦山も桜が咲き始めていました。 そしてお目当ての雪割草(オオミスミソウ)も次々に現れます。思わず歓喜の声を上げ夢中になってカメラを向けますが、輝ジィ〜ジさんは「まだ先に綺麗なのがいっぱいありますよ」と。それでも一つ一つ目を奪われます。 |
雪割草といってもそれぞれ個性的です。なんて魅力溢れるお花たちでしょう! 雪割草のほかにもたくさんの花が咲いています♪ |
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【↑ ナガハシスミレ】 |
【↑ トキワイカリソウ】 |
【↑ カタクリ】 |
【↑ キクバオウレン】 |
【↑ キクバオウレン・・・ちょっと色が違います】 |
【↑ ナニワズ】 |
雪割草や初めて見る花のオンパレードでたびたび足が止まります。 知らない花は輝ジィ〜ジさんに聞きます。 |
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輝ジィ〜ジさんとおしゃべりしながらお花見したり、花になったり?(笑)・・・しっかりカメラ目線です | |
木々の芽吹きはまだまだこれから。豊かな自然林はどんな姿に変わっていくのでしょう。 今は桜(左)やマンサク(左下)、アブラチャン(下)などがきれいに咲いていました。でもどうしても足元ばかりに目がいってしまいます。 |
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能登見平に着きました。また(2回目)スカイラインと合流です。今日3/31までは車が通れません。4/1から開通だそうです。 能登見平というのですから能登半島も見えるのかもしれませんが、はっきり分かりませんでした。能登では先週3/25(日)早朝に大地震がおき、今もまだ一部避難されて大変なようです。 守門岳の白い姿(写真左下)が眺められ感慨深いものがありました。いつか大雪庇も見に行きたいものです。そして眼下に明日行けたら行きたいと思っている国上山(くがみやま)が見えます(写真下)。 |
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国上山が「熊見山」と聞こえてしまって、そういう山もあったのかとどうも話が噛み合わず、輝ジィ〜ジさんも怪訝に思われたことでしょう。その上、海を見ながら登っているせいもあり、角田山と勘違いしたり、どうにも情けないsanaeでした^_^; 思わず「俺より先にボケるなよ」とトシちゃんのツッコミが入ります(「トシちゃん、老後をよろしくお願いします」といつものように三つ指を心の中でついてます(^^ゞ) 展望を楽しんだ後、前方に見える山頂に向かいます。 少し登ると日本海沿岸が見渡せます。雨予報も出ていましたがラッキーでした♪(下写真2枚) |
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山頂が身近に見えてきました。大きな鉄塔が立っています。この頃になると何も持たず長靴でスタスタと登っていく人が多く見られるようになりました。「ここは手ぶらで登る山なんですね」と言ったらジィ〜ジさん爆笑! 山頂の手前で多宝山(たほうさん)が見えてきました(左下)。その左奥が明日行く予定の角田山だと輝ジィ〜ジさんの説明を聞いています(下)。やはり地元の方が一緒だと周りの山のことが良くわかります。輝ジィ〜ジさんは明日会山行の総括で多宝山直下の広場(平らな土の部分)に行かれるそうです。ご多忙中ありがとうございました。 |
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山頂にもこんなに立派な鳥居が建っています。 | |
← 黄砂のせいかぼやけていますが、山頂からの展望です。 解説:鳥居から山頂の様子、そして日本海を隔てて佐渡島、日本海を左に移動すると米山がありその右奥に妙高方面。新潟の山々細かくは分かりませんが、守門岳、粟ヶ岳、画像では木の陰になってしまいますが飯豊連峰、朝日連峰方面も望めました。天気は悪いという予報でしたが素晴らしい展望の山でした。 |
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山頂には立派な山名碑がありました。風が冷たかったので展望を楽しみ、写真を撮った後、少し下った肩の方へ移動、そこで休憩しました。そこは先週テントミータカさんたちが休んだところだそうです。(コチラもどうぞ甘納豆さん・輝ジィ〜ジさん・山いろいろさん) 奥様と常に携帯で連絡を取り合っている輝ジィ〜ジさん、お優しいです。奥様とお友達も近くまでいらしているようですが、私たちは写真を撮りながら何しろのんびり亀なので、一休みの後また先に行くことにしました。 三山縦走路を南下、国上までは行きませんが、八枚沢まで下ります。お目当ての花に会えるでしょうか♪ |
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すれ違いもしにくい細い登山道ですがベンチがありましたのでお昼休憩します。海が見下ろせる展望場です。先ほどの分岐から近い場所だったので、お友達が山頂に向かっている間に奥様がこちらにも来てくれました。「奥様とも会いたいよ〜」と言う我儘トシちゃんのリクエストです。お忙しいのに快くこたえて下さってありがとうございます(^^ゞ (とりあえずぼかしておきますね(^_-)-☆) 下から登ってくる人はツアーを含め多かったのですが、みなさん息せき切っています。 |
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一休みの後奥様はまたお友達の元へ。私たちはまたのんびりと先に下っていきます。でもこの調子で度々立ち止まり、なかなか先に進みません。輝ジィ〜ジさん、くたびれちゃったでしょうね〜(笑) だって、両側びっしりカタクリの群落ですから♪そしてもちろん雪割草、トキワイカリソウなども咲いています。 |
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写真では分かりにくいですが、彼方には守門岳、見ながら下ります。 | |
階段の続くコースです。こちらを登ってくる人は大変だ〜!皆さんの汗が分かったのでした。 この頃、トシちゃんのセンサーが汗ではなく雨にいち早く反応しました。「降ってきた!」 こちら全く感知しないのでそのまま歩き続けます。 そろそろ期待のコシノコバイモが見られるでしょうか、ジィ〜ジさん、先週こちらのコースを通っていないので登ってきた人に聞いてくれています。そしてありました。初めて見る花です。 |
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小さな花で目立ちませんが、気をつけているとぽつりぽつりとあっちこっちに咲いています。初めて出会う花にはいつも感激してしまいます。 雨でザックカバーや傘を出しますが、雨に濡れている草花は生き生きと見えます。カタクリは殆どがうなだれて残念ですが、それでも健気に咲いているのもありました。 |
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【↑ カタクリ】 |
【↑ ミチノクエンゴサク】 |
【↑ キバナノアマナ】 |
小さな花たち、ウッカリすると見落としてしまいますが、見たかった花はお陰で全部見ることができました。 こちらのコースは他にもミヤマエンレイソウ、トウダイグサ、カンアオイ、ナニワズ、トキワイカリソウ、キクザキイチゲ、ネコノメソウなど。上を向けばアブラチャン、終わりかかったマンサクなど 最後にもう一度雪割草をまとめてアップ♪ ↓ |
こうしてみるとピンク系が少ないように思いました。 | |
傘をさして歩きます。右上の方に弥彦山が見えます。能登見平まで登り返しますが、のんびりとお花見気分だった身にはちょっときつかった!(笑) 結構急斜面もあり、雨で泥んこの登りは登山靴でも大変でした。スパイクつき長靴を手に入れなければ・・・(^o^) |
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能登見平までくれば、あとは西生寺まで30分下るだけです。ここで弥彦山頂とはお別れです。 途中、西生寺境内の裏手の方へ出る分岐がありましたが、カタクリや桜を愛でながら同ルートを戻りました。 |
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駐車場に到着し、雑談していると間もなく奥さんとお友達が下りてきました。早いです。 名残惜しいですが、ここで輝ジィ〜ジさんとはお別れです。お忙しい中お付き合い戴きましてありがとうございました。のんびり歩きとおしゃべりにはさぞや疲れたことと思いますが、sanae隊は楽しゅうございました(^^♪ また機会がありましたらよろしくお願いいたします。 |
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この後海岸線を少し南に戻り、寺泊岬温泉“太古の湯”という日帰り湯に寄りました。入口には足湯もありましたが、雨で寒いですし、もちろん中でゆっくり汗を流します。600円。きれいでした。(今HPを見てビックリ!洗浄作業でしばらく休館だったようで、この日から平常営業にもどったようです。ラッキーでした) | |
食事もできるので此処で済ませました。意外と安くて美味しかったです。えっ?多すぎるって?はい、朝も昼も簡単な行動食(パン)で済ませていましたので、やっと食事らしい食事です(笑) これ全部、三人前以上はあります(^^ゞ ビール(運転者以外・・・って、sanaeじゃん!笑)も入れて4000円しませんでした。 食後は海岸線を今度は北上し、角田山へ。角田浜海水浴場の駐車場へ向かいます。トイレもありかなり広いです。7時には就寝、トンと落ちてしまいましたZZZZZZZ・・・・ |
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