H18年12月9日-10日(土ー日) 天気;9日雪、19日曇り時々晴れ Member.2人(夫婦) 【コ ー ス】(〜は歩、休憩時間含む) 9日:天女山入口(八ヶ岳横断道路)9:30〜天女山10:05〜天の河原10:32-37〜前三ツ頭14:22-40〜テント設営14:50・・・所要時間約5時間20分 10日:前三ツ頭テント場8:35〜三ツ頭9:40-10:00〜権現岳12:25-50〜三ツ頭13:50-14:00〜前三ツ頭テント場(テント撤収+写真撮影)14:25-15:30〜天女山入口17:50・・・所要時間約9時間15分 |
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早めに4時半ごろ起きる予定だったが、あまりの心地よさにトシちゃんが起きない^_^; まぁ、いいか! 三ツ頭まで行ってのんびりしてもいいし・・・と、結局起きたのは6時過ぎ。 |
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【二日目:12/10】 外に出ると、予報どおり良い天気だぁ〜♪ やっぱり早く起きれば良かった!と思いつつ、気持ちの良い朝に、あいかわらずのんびりモード。 朝食の雑炊を食べ、出発の用意。 |
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テント場から行き先を見上げる。雲もあるが、青空だ。 | |
稜線に出ると風もなく穏か。富士山が見えている。 | |
【そして雲はかかっているけど富士山の右(西側)には南アルプスと中央アルプス】 |
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「見て、見て〜♪」 北岳もひょっこり頭を出している。 遅い出発だというのに出発地点で大興奮! |
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ようやく富士山を背にして歩き出す。 | |
展望を楽しみ、写真のバッテリーを変えているうちに、またもやトシちゃん快調に登っている。 鹿のトレースにつられてちょっと左に行き過ぎ。少し戻って右へと方向修正。 青空だけど、気になる雲。 |
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夜の内にたくさん降った雪で、もう真っ白白!昨日のストックはピッケルに変えて、軽いザックで私も快調! | |
標高の彫られた石柱。 | |
雪のジャングルのよう。 | |
フカフカ新雪が気持ち良い。誰も歩いていないバージンロード♪ | |
新しいトレースも赤テープなども殆どないが、まだ歩きやすい。 | |
甲斐小泉駅方向への分岐点。以前そちらから登ったことがある。3年前になるけれど、ここからは一度歩いている道だ。 | |
【雪の芸術と戯れる】 |
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分岐から三ツ頭山頂は近い。テント場からは約1時間で到着。写真を撮りながらのんびり登ってきた割には良いペースだ。 残念ながら、正面に大きく見えるはずの権現岳はガスの中。アルプスの山並みも隠れてしまった。 |
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それでもチョットだけ北岳の姿が見えた。 眼下の白い稜線は、甲斐小泉駅に向かっている尾根。 |
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あっという間に北岳もガスの中。 | |
誰にも会わなかったけど、珍しく二人でセルフ撮り。 | |
三ツ頭山頂でストップかなと思ったら、おおおぉぉぉぉ〜〜〜〜トシちゃん、迷うことなく権現に向かっている。 | |
夫唱婦随!もちろん不肖の妻もついて行きます(^_-)-☆ | |
ラッセルだってやりますとも♪ | |
ところが段々と大変に!交代しながら進んでいく。 | |
周りが見えないのが良いのか悪いのか、幽玄の世界に身を置いているような、神秘的な風景。 この先のトラバースする場所ではさすがのトシちゃんもビビッて慎重に。こういうところは写真を撮っていない(笑) |
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途中で引き返すことになるかと思ったら目の前に山頂が見えてきた。 | |
物凄い雪山に来ているような感じ?(^o^) | |
権現岳山頂に到着!展望はなし。何回か来ている山だから、今回は山頂を踏めただけで満足。 ここで初めてアイゼンの跡をみた。今日登ってきた人の足跡だ。編笠の方からか、キレットの方からか、あるいはバリエーションで来た人かどうか?既に姿は無く、山頂もこの後も人に会うことは無かった。予想通りの静かな山行。 |
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山頂の気温はマイナス3度。それほど寒くは無かった。ザックの中のフリースは出番無く、雪山用に買い揃えたウェアは快適そのもの♪ 寒くもならず、蒸れもせず、さすが! 買った甲斐があった。 山頂でメールを打ちながら一休みして下山にかかる。 |
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同じルートを戻る。登りで気を遣ったトラバースの場所。帰りもピッケルをしっかり突きながら。 下りはアイゼンを使った。二人とも12爪。靴は重登山靴。 |
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三ツ頭へ登り返した所で隣りの真教寺尾根?の山並みが見えてきた。今回順調に行けたら赤岳へ抜けて真教寺尾根を下ることもチラリと思ったのだがトンデモナカッタ!^_^; | |
そろそろ三ツ頭山頂。今日はこの三ツ頭まで来た人もいたようだ。やはりアイゼンの踏み跡があった。 | |
三ツ頭山頂に着いたらまた晴れてきた。しかし気温はマイナス9度にまで下がってきた。テルモスの温かい飲み物が何よりだったが、みかんもまた美味しかった。 | |
写真では小さいが、テン場に近づくと雲の上に富士山が朝同様、覗いていた。 | |
テント場に到着。登山道からは金峰山の五丈岩がよくわかる。 | |
テント撤収。 | |
【金峰山方面・・・富士山・・・南アルプス】 |
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下山の時間が遅くなってしまうが、ついついいつまでも展望を楽しんでしまった。下へ行けば割合なだらかな登山道だ。ヘッドライトだけはすぐに出せるようにして行こう。 | |
下る時になって、登ってきた三ツ頭方向もガスが取れてきた。ここ(の少し下=東側)にテントを張ってよかった。この先に張るとなると稜線になるから強風の時はちょっと大変だろう。もっともテントミータカさんのように雪のブロックでガードするという方法もある(^^ゞ テントミータカさんの2月という厳冬期に比べれば、今回は楽な山行だろうが、我らはこれが精一杯!(^o^) | |
標高が下がると木に張り付いた雪が段々と少なくなってきた。やはり低い分、降り方が少なかったのだろう。 | |
下るほどに明るい日差しが柔らかく射し込む。気持ちが良い。 | |
目の前に視界が広がった。甲府盆地とその向こうに秩父の山並みと、富士山方向。すぐ目の前に見えるのは茅ヶ岳か! | |
途中からはヘッドライトを着けて下山。今回は寝坊がいけなかった。やはり山は早起きで、明るい内の下山!^_^; 今回で今年の山行55回目。今年の目標達成!?(^-^; あとは日帰りで少しでも気楽に行けたら・・・(^^ゞ 師走になって、泊まりの山行は無理かと思ったが、思いがけなく行けて、しかも満足の行く充実した山行だった。 |
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