小海線沿線 ;  天狗山
 (てんぐやま1882m)
 廻目平のMMLの3周年オフミに夫婦で参加してきました。オフミ山行は金峰山かクライミング。金峰山は登ったことがあり、RCよりは歩きたかったので、私達の山行は1日目御座山と天狗山、2日目小川山にしました。
 男山〜天狗山コースの人と合流するため、御座山下山後、天狗山に向かいました。

 H11年5月29日(土)・快晴 ; Member.2名(夫婦)


【コース】
馬越峠12:15発〜天狗山山頂13:05-10〜昼食13:20-14:05〜馬越峠14:30
 (登り50分、下り1時間35分。所要時間2時間15分)


 車を停められるか心配だったが、運良く一台分空いていた。5台から無理すれば7、8台ほどの駐車スペースだった。メンバー2人の車があった。まだ下山していないようだったのでホッとする。

 エアリアマップには時間が書いてなかったが、それほど時間はかからないだろう。どこかで鉢合わせするかも知れないと思いつつウエストバックにもワッペンをつけて、ゆっくり登り始めた。ここはフデリンドウが沢山咲いている。

 10分くらい登ったところで、上から男性が一人下りてくる。HPを覗いていても案外分からないもので、福島さんという確信がもてないまま、「福島さん?」と聞いてみる。ビンゴ!思ったより背の高い人だった。続いて岸波さんも下りてきた。岸波さんは2回目なのですぐ分かる。挨拶をし、少し話す。残りのメンバーは1時まで天狗山山頂にいるという。間に合うだろうか?所要時間を聞くと「30分くらいでしょう」とのこと。夫のペースがかなり落ちているので1時には間に合わないだろうが、途中で会うだろう。

 天狗山の山頂を前に夫が「ここで待っている」と言う。やはり膝が少し痛むらしい。見通しのよいその場所で休んでいるという夫に荷物を預け、水筒だけ持って空身で山頂に向かった。一旦下ってから急な傾斜を登って行くが、その尾根上で、御座山でも会った夫婦連れに出会った。私達も山頂からすぐ引き返せば楽に登れたのにと思いながら、そこでそのご夫婦と少し話す。山頂直下の急登は夫のいるところから見た印象ほど大変ではなかった。両手も使って登って行くが結構面白い。

 山頂の少し手前で大山さんグループに出会った。まず「大山さん(グループ)ですか?」と尋ねた先頭の人は稲城の鈴木さんだった。続いて伊達さん、最後に大山さん!年代が分からなかった鈴木さんの輪郭がやっとつかめた感じだった。伊達さんと大山さんは、イメージ通りの風貌!ここでも何となく初対面という気がしない。気さくに話が出来る。少し話していたが、そこは中途半端な場所でもあり、とりあえず先に行っていて下さいと挨拶してピークだけ踏みに行った。

 5分とかからずに山頂へ。夫のいるところが見え、水筒を持った手を振ったが山頂の潅木に遮られて見えないようだった(見ていなかった?)。御座山よりやや南西に位置した天狗山頂も展望は良かった。北ア、八ヶ岳、南ア、奥秩父の山々が一望。何より今登ったばかりの山(御座山)を見るというのが又いい。

 5分ほど、ぐるりと見回した後下山。途中夫のいる場所を見ると大山さん達がいて、一緒に話しているようだった。待ってくれているのかなと思い、急いで下りる。空身なのでペースが上がる。待て待て、ここで慌ててみんなの前で転けては恥ずかしいと思い直して冷静に冷静にヒーヒーフー(あっ、これ違った)。

 再び皆さんと少し話す。「先に下った福島さんは重森さんを迎えに行く前に汗を流してから行くと言っていましたよ」と話題が盛り上がったところ?で、「良いな、若い女の子は」とウケを狙ったつもりで言ったのだがシ〜ン・・・。だれか豪快に笑ってくれるかと思ったんだけどな。いつもなら「もう、昔の若い女の子じゃ駄目だよ」とかつっこみそうな夫ですら・・・・・無言。おいおい、だれかこの冷たい空気を何とかして!この場はがらりと話題が変わったのは言うまでもない。

 皆さんには先に行って戴いて、私達はここでやっと昼食。うどんを食べる。そして下山。長く休んだもののやはり夫のペースはイマイチ。ゆっくり下っていく。この天狗山もシャクナゲが少し、そしてオオカメノキ(ムシカリ)も咲いていた。