北海道・摩周岳
 (ましゅうだけ857m)

 起きたら雨。
 ドライブに出たのですが、途中からあがる兆しでしたので摩周岳へ。
 登山者名簿に記帳するころはガスっていましたが、
 私達が下山する頃は摩周湖も摩周岳もきれいにみえて素晴らしかったです。


2003年8月北海道の山旅
(8日:利尻山、9日:礼文岳、11日:斜里岳、12-13日:羅臼岳、14日:雌阿寒岳ー阿寒冨士
 15日:摩周岳、16日:雄阿寒岳、17日:白雲山ー天望山、18日:八剣山
 H15年8月15日(金)
  天気;雨のち曇
  Member.2人(夫婦)

【摩周湖と摩周岳:左奥は斜里岳】右
 【コ ー ス 】
(〜は歩、休憩時間含む)

第一展望台登山口11:40〜西別岳分岐13:23〜摩周岳山頂14:05-25〜西別岳分岐15:00〜第一展望台登山口16:40
(所要時間約5時間・・休憩含む)


 予報ではこの日降るとは言っていなかったような・・・。たしかにオホーツク海側は曇りとは言っていたけれど・・・。なのに起きると朝から雨。なんということ!今日はドライブに切り替えよう。

 納沙布岬の方にでも行って海の幸を物色しようと牧場の間を走っていたら、雨があがってきた。この日は雄阿寒岳にしようと思っていたが、明日の方が天気良さそうだったので、この日は摩周岳を登る予定にしていた。とりあえず摩周湖に行ってみる。

 かすかに見える湖とその中にあるカムイシュ島。摩周岳は見えなかった。売店で摩周湖のミニ放映を見たり、とうもろこしとじゃがバターを食べたりして好転するのを待っていた。しかし変化はなく、雨がやんでいるだけでも良しとしよう・・・と、摩周岳に向かうことにした。時は既に11時を過ぎていた。

 ザックを取りに行くために駐車場へ戻った。その時登山口で登山者名簿に記帳している男性の後ろ姿を見て、「登る人がいるんだぁ・・・」と話ながら。しかし支度して登山口に戻り、登山者名簿に記帳しようとしてびっくり(@.@)。その人は八王子のkさんだった。丁度下山時刻を記入していたようだ。もう十数分早ければ顔を合わせられたのに!それにしてもこんな所でニアミスとは!

左【お花畑が広がる】

 摩周岳へは緩やかなアップダウンがいくつも続く。風景はかすかに湖面が見えるだけ。湖の反対側はのびのびとした様相でチシマザサが広がり、登山道はダケカンバの林。やはり時期的には遅いがお花も多い。途中、西別岳の分岐を通過するが、西別岳は往復共にガスで、やはり見られなかった。どんな山なのだろうかと気になる。

左【摩周岳山頂】

 登りがきつくなると山頂だ。しかし山頂標示もなく、ガスで展望もない。せっかく来たのに味気ない。それでもガスが晴れないかと少し待ってみた。しっとりと咲くキキョウの花のなんと存在感のあること。

 山頂展望を諦めて下山。急坂を注意して下っていく。しばらくはガスっていたが、同ルート片道約7キロを戻る途中、摩周岳が何度も見え隠れし、だんだんとその姿を見せてくれた。その度に写真を写し、二人で大騒ぎ。私達が登り始める頃は登った(歩いた?)人が戻って来ていたが、私達の後から来る人はもう誰もいなかった。登山口に近づいたとき、迂闊にも私が足を捻ってしまった。少し休んで痛みが治まってから歩き出した。

左【第一展望台から】

 駐車場に戻り、展望台からも振り返る。そこからは四日前に登った斜里岳も見えて嬉しかった。そういえば斜里岳山頂からもこの摩周湖を眺めたのだった。その感激さめやらず、第三展望台からもその風景を眺めてきた。摩周岳眺望から駐車場に戻ると、反対側には硫黄岳(知床の方ではない)が間近にあった。

 すっかり満足して次の目的地へ。その途中、容量不足になったデジカメのスマートメディア購入の為電気屋さんを捜した。ベスト電器があったが小さな電気屋さんにしか見えなかった。ポイントカードは持ってきていなかったが、電話番号を入力しただけで、お店の方から夫のフルネームを言われた時には思わず「うわぁ!すごい!」と声を出してしまった。お店の人も「すごいねぇ・・・」と(^o^)。神奈川から来てポイントカードは持ってきていないのに、北海道でもポイントが入るんだぁ・・・!!!\(@o@)/

 摩周駅前の食堂で夕食を済ませ、そこで教えて貰った「泉の湯」という温泉に行った。そこは一人150円。これも格安でびっくり\(^-^)/